さて中に入ってみましょう、この教会の内部はとても素晴らしいです。
教会に一歩足を踏みいれて最初に目に飛び込んでくるのは黄金の主祭壇さらにその奥に見える聖母子像です。
(2021年11月撮影i-phone11pro)
そして、その上ドームの下段には1672年に作られたステンドグラスが今でも燦然とした輝きを放っています。聖母子像は主祭壇の奥にある内陣聖マリア礼拝堂に置かれています。
(2021年11月撮影i-phone11pro)
主祭壇の手前の聖歌隊席そしてそれを取り囲むようにして居並ぶ聖人たちの彫刻、そのすべてが見事に調和して控え目でありながらも極めて落ち着いた雰囲気を醸し出しています。
(2019年11月撮影i-phone11pro)
私は宗教者ではありませんが、その荘厳さ、そして何百年もの間ここでたくさんの人たちが祈りをささげたその思いが、幾層にもなってここにあることを感じます。
教会、神社、お寺などで等しく感じることですが、たくさんの人がそこに集い様々なことを祈り念じていくその思いは決してなくなることはなく、ここに時を超えて積み重なっていると感じるのは私だけでしょうか。