★バチカン市国 バチカン美術館 ピオクラメンテ美術館 地図のギャラリー
次の部屋は『地図のギャラリー』です、ここに展示されている地図は1580年にグレゴリウス3世が天文学者『イニヤーツ ダンティ』の下絵を基にして作らせたもので完成には3年がかかりました。

題字から推測すると、『カラブリア』地方なのでしょうか?そうだとすると長靴のつま先ですね。
当時地図を作成することは大変な事業だったようです、ただ、このころの教皇は先頭に立って戦争に出かけていた人もいて、戦争には地図は欠かせなかったのだと思います。

これはどこの地図かは分かりませんでした。
このギャラリーの見どころは天井にもあります、素晴らしい装飾が施された天井です。見てください。

これをスタッコ装飾といいます。スタッコ装飾というのは、石灰に大理石の粉などを混ぜ合わせて大理石のように仕上げる工法のようです。それにしても煌びやかですね。

とくとご覧あれ。