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欧州気まま旅+トキドキ国内旅行 The Travel of Europe

2点の作品 ボッティチェリ パラティーナ美術 ピッティー宮

2020年1月訪問 イタリアからコロナがなくなるまで書き続けます。

 

★2点の作品 ボッティチェリ パラティーナ美術 ピッティー宮

 

『プロメティウス』の間にある『サンドロ・ボッティチェリ』の2点の絵を紹介します。

まず1点目は『聖母子と幼い洗礼者ヨハネ』

この作品は一般的には1495年頃の作品とされていますが、

パラティーナ美術館のカタログには1505年頃と表示されています。

作品を見てみましょう。

 

 

撮影の角度が悪かったために作品が大変見ずらいことをご容赦ください。

ブログのすべての写真を自分がとったものを使いたいという思いです。

この作品の『聖母マリア』は珍しく立っていますね。

その分顔が下向きになり、ちょうど『イエス』の顔と平行になっています。

そして遠近法を使うためか『イエス』の顔のほうが、大きく描かれています。

やはり、『マリア』と同じく目を閉ています、表情もシンクロしています。

そして、『幼き洗礼者ヨハネ』ですが、『イエス』を抱擁しています。

これはあまりない構図ではないのでしょうか?

私の勝手な想像ですが、作者があえて『マリア』に立位をとらせたのは、

この『イエス』と『ヨハネ』の抱擁を描きたかったからではないでしょうか。

もしそうだとしても、どうしてかは素人の私にはわかりません。

こんなことを勝手に考えることはとても楽しみでワクワクします。

 


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