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熊本から気ままに山と自転車のブログ

本妙寺

本妙寺仁王門
2023/5/31(水) 曇

今日は最高気温27°午前中雨模様だったが午後から薄曇りながら太陽が垣間見える天気になってきたので、午後15時から傘を片手にウォーキングに出る。
目的地は、熊本地震被災から復旧した国登録有形文化財「本妙寺仁王門」とする。

本妙寺仁王門(写真1参照)は、「本妙寺山麓に位置する。鉄筋コンクリート造の三間三戸八脚門。切妻造で、前後に軒唐破風を付設。総円柱で、大斗組とし、妻は虹梁上に束をたてる。一軒繁垂木。両脇後間の上部に仁王像、中央間境にライオンの阿吽像を飾る。時代を反映した自由な発想が見られる。」(文化遺産オンラインより)


右側に阿形の仁王像とライオン像(写真2・3参照)


左側に吽形の仁王像とライオン像(写真4・5参照)


仁王門から延びる参道(写真6参照)を見る。


参道を少し進んで仁王門(写真7参照)を振り返る。


大本堂(写真8参照)は、明治10年の西南戦争で焼失し、明治17年から27年かけて再建された。


本堂奥の墓域に「堀平太左衛門の墓」(写真9参照)の案内標柱を見る。次の機会に訪ねてみたい。


コマツナギの花(写真10参照)の咲く土手を見ながら帰途に就く。


汗が滴る暑さになったと思ったら、空は曇天になっていた。湿度が上がったのか。
総所要時間2(実2)時間(ウォーキングの記事は1万歩以上)


本妙寺
2023/1/11(水) 晴

今日は、最高気温17°早朝の気温1°皮膚感覚としては、春の植木市を思わせる暖かい日になった。自転車ではなく歩く事にする。目的地を本妙寺として10時半出発する。

三百段を登った本妙寺公園から見る熊本城に興味があって行って来た。
塔中が並ぶ本妙寺参道を詰めると石段(写真1参照)になる。ここの右側が本妙寺本堂。


本妙寺本堂(写真2・3参照)


山門右脇に説明板が二種類(写真4・5参照)ある。一つ目には、「この建造物は、本妙寺一山の大本堂であり西南の役で焼失し、明治17年起工・同27年落慶した。
本妙寺は、日蓮宗旧六条門流九州総本寺であり、天正11年加藤清正公が父君清忠公菩提のため大阪に建立されたのに始まる。天正16年清正公が肥後の太守になられたのに伴い熊本城内に移された。慶長16年清正公が薨去され、ご遺言によってこの中尾山中に御廟所が造営された。慶長19年いまだ場内にあった本妙寺が焼亡したことを機会にこの御廟所の地に移転再建されることになり、元和2年、清正公第七回忌に際し落慶遷仏会が行われた。
この間、慶長10年後陽成天皇の勅願の綸旨を賜り、翌11年永代紫衣を勅許された。大本堂の門に『勅願道場』と東郷元帥書の掲額があるのは、これに由来する。」とある。

その右側にある説明板には、「天正13年(1585)加藤清正公が父清忠公の菩提寺として大阪に建立したものを、同16年肥後入国の後、熊本城内に移し、さらに慶長18年(1611)清正公逝去のあと、現在地に移建されたものです。石段を登りつめた所に清正公がまつられている浄池廟(じょうちびょう)があり、裏山には高さ9mの清正公の銅像が建っています。年中行事である「頓写会(とんしゃえ)」(7月23日夜)は終夜参詣人で賑わいます。」とある。
二つの説明板に多少年次の違いがある。


石段を登り、浄池廟(写真6参照)に参詣する。


左側の駐車場を通り、300段の石段(写真7参照)を登る。


登り切った広場の正面に、右手に槍を持った甲冑姿の清正公の銅像(写真8・9参照)が建っている。
説明板には、「中尾山(本妙寺山)の八合目、清正を葬る浄池廟の上手に屹立する。昭和十年(1935)は清正没後三二五年忌に当たったので、本妙寺ではその記念事業として清正の銅像を製作、安置することとし、その製作を長崎出身の彫刻家北村西望に依嘱した。
同年四月、高さ八・二メートルに及ぶ銅像は上熊本駅に到着し、現地まで僧達の読経に併せて信者達が紅白の綱を曳いて登り、台座に据付けられた。浄池廟裏手から銅像までの石段も二五段区切りで三○○段につくられた。十九年四月戦争末期の金属供出で撤去されたが、三十五年四月に再建され今日に至っている。」とある。


広場からの眺望(写真10参照)は、ここ一週間ほどは黄砂の影響もあってか霞がかかり良くなかった。熊本城は写真中央、その先に大江のタワーマンションが見え、遠景に飯田山がかすかに見える。その先は九州山地が霞んでいる。写真右側の市役所庁舎の右のクレーンは、飯田丸の復旧現場だろうか。


総所要時間2.5(実2.5)時間(ウォーキングの記事は1万歩以上とする)


自転車で探訪した史跡・文化財等の記録です。一部山行の記録もあります。

コメント一覧

asotakadakedake1592
Re:romajin-daさんへ お早うございます、コメント有難うございます。
昨年の5月は867km/12回、今年は686km/16回と、1回当りの距離は2/3程になりました。私も疲れを残さない距離にして、回数を増やしています。最近は、埋もれてしまった近場の記事の所を再訪しています。
romajin-daさんには不測の事態を考えて単独行を控えていらっしゃるようにお見受けしますが、短距離でもお付合い頂ける方がいるといると良いですね。自転車くま
romajin-da
お早うございます
今月の走行距離が686kmとは凄いですね。
もう以前の状態に戻られたようで、何よりです。
私は年のせいか走った翌日に疲れが出てしまいます。それで何となく走るのがおっくうになりつつあります。
一番の楽しみが自転車で田舎道を走る事だったのが嘘のようです。年は取りたくないものです。
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