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子宮体がん~32歳の闘病記~

31歳で子宮体がんと診断を受けた
私の闘病日記です。

子宮体がんの検査全て終了

2015-06-27 16:37:44 | 子宮体がんの診断を受けるまで

6月10日


CT検査の結果を聞きに行きました。

「今のところ本当に初期のガンで、他の部位には転移もしてなかったよ。顔付きも悪くないから、この前ちらっと話をしたホルモン療法という方法もあるけど、、、。ただ、それがうまくいく確率は50%。結局ガンがなくならなくて子宮を摘出する人もいる。でも薬で50%治るなら確率は高いほうだと思う。」

と話をしてくれました。


子宮体がんの治療方法は色々調べていたので、主治医の先生がホルモン療法ができるかもという話を出した時にはすでにホルモン療法しか考えていませんでした。


子宮を摘出した方が治る可能性は高い。結婚しているわけでもないので、すぐに子どもを産む予定もない。
でもやっぱり少しでも子宮を残せる可能性があるなら残したい。

子どもと関わる仕事をしているだけに
やっぱり将来的には自分の子どもも欲しい。


その思いだけで、迷わずホルモン療法を選択しました。



ホルモン療法に使われるヒスロンには
血栓症、体重増加、足のだるさなどの副作用があり、その説明を受けて、


「ホルモン療法をするなら、1度内膜を全部剥がしてからの方がいいから」

とのことで、子宮内膜全面掻爬をしてからホルモン療法に入ることにしました。

組織診結果

2015-06-27 15:11:29 | 子宮体がんの診断を受けるまで

6月2日

先日の組織診の結果を聞きに行きました。


自動発券機で予約票を出すと
産婦人科、CT検査
と書かれていました。

この前はCT検査なんて言ってなかったのに、やっぱり悪かったんだな、と。


診察室に入り、主治医から

「やっぱりね~、悪かった」 と。

こんなにあっさりと告知されるんだなぁという気持ちもありながら、やっぱりな。という気持ちがあり、予想以上に平然としていました。


「今日はガンの広がりを見るために
CT検査を受けてほしいの。で、その結果でどう治療を進めていくか決めましょう。その時には家族の人も一緒に来てほしいんだけど、、、」


と言われました。


前にも書きましたが、実家から離れて暮らしているので、そのためにこっちに来てもらうのも無理だし、何となく家族には言いにくいというのがあり、1人で来ますと、返事をしCT検査を受けて帰りました。


本当だったらすぐに家族に話をするのが当たり前なのでしょう。
ただ、わたしの性格もあり、言わないとという気持ちはあるものの、自分が悪いわけではないけど申し訳ない気持ちもあり、、、。

高校卒業と共に家を出て、この歳になっても結婚もせず、しまいにはガンになって、子どもも産めないかもしれないなんて、なかなかすぐには話す気になれませんでした。

電話で話をするのもあまり、、、と
思ったのでわたしの中ではお盆に帰省した時に話をしようとこの頃から決めていました。

主治医は何度も家族には話した?と聞くのですが、自分のタイミングで話しますといつも答えています。



CT検査の結果はまた1週間後です。

手術当日

2015-06-27 14:18:46 | 子宮体がんの診断を受けるまで

入院2日目。
いよいよ検査手術の日です。

朝から絶食なので、朝ごはんはありません。
昨日のことに書き忘れてましたが、
初の病院食はエビフライでした!
もっと質素なのかと思っていたのでちょっとびっくり(笑)


手術は11時半頃の予定だったので
10時半頃に静脈麻酔をするための点滴が始まりました。
看護婦さんが来て、血管を探すものの
なかなかいいところに血管が見つからず、、、
腕太くてごめんなさい

何度か針を刺してみるものの、

「血管が逃げるわ~

と2回失敗。

「次入らなかったら人、替えます(笑)」

と言って刺すものの、やっぱり失敗、、


別の看護婦さんが来て1発で刺してくれました


そして約1時間後、

「行きましょうか~」
と呼ばれ、処置室へ。

主治医の先生、薬剤師さん、看護婦さん、計5人くらいいたかな。

「麻酔入れたら痛みないからね」
「私たちも側にいますからね」

と、優しく声を掛けられ、なんだか子ども扱いみたいだなぁと思っているうちに、麻酔が入り

「深呼吸して~」

と言われ、ふ~っと一息。

時計の針が11時41分だったのを確認したところまでの記憶で、次に目が覚めた時はベットの上でした(笑)


「◯◯さ~ん、今、14時半ですよ」

の呼びかけで目が覚めました。
約3時間も爆睡してたみたいです(笑)


「術後3時間経つから水分とってみましょうか」

と、コップに入ったお茶を飲む。
普通に飲める。

「大丈夫ですね。じゃあ歩いてみましょうか」

点滴棒を支えに歩いてみる。寝起きみたいな感じでフラフラはするが歩ける。

「大丈夫やね。じゃあお昼ご飯温めてくるから部屋で待っててください」

部屋に戻りしばらくすると、遅めのお昼ご飯。野菜炒めカレー風味ってとこかな。

ペロリと食べました


その後しばらくゆっくりして、
術後の内診でガーゼを外し、夕方には退院!


帰る頃には特に何も変わりなく1人で電車に乗り、自転車をこいで帰りました(笑)



2週間後にはいよいよ結果が出ます。

いよいよ入院

2015-06-27 13:41:30 | 子宮体がんの診断を受けるまで

5月17日、入院の日


実家から離れて一人暮らしをしているので、入院に関しては全て一人。
1泊とは言え、初の入院。あれもあった方がいいのか、これもいるかなぁと何だか大荷物になってしまいました、、、笑

案内された部屋は病棟の一番奥の4人部屋でしたが、他には誰もおらず実質1人部屋でした


看護婦さんと検査までの体調の事や
入院中のことについて、話をしました。


その日の夕方に手術の前処置で子宮の入り口を広げる処置をするから、お風呂はそれまでに済ませといてね、との事で14時にお風呂の予約をとりました。
早すぎ(笑)


夕方18時ころに看護婦さんが呼びに来て、処置室へ。

前処置は主治医ではない先生でした。


入院までに内膜掻爬術の事を色々調べ
この前処置が麻酔なしで痛いという意見もたくさん記事で見ていたので、大緊張!!

そして、いよいよ処置が始まったのですが、記事の通り痛い!!!!!

力抜いてと言われるものの、そんなの無理!!笑

痛くてお尻は浮くわ、足は閉じようとするわで看護婦さんに抑えられ、途中、先生も器具のサイズを変えてくれたり、休憩をしながらなんとか処置が終わりました、、、

「ガーゼ入れるのも痛そうだから、そのままにしとくね。もし、トイレに行った時に細い木の枝みたいなのが出てきたら教えてね」

と言われたので、排泄もそーっと出しました(笑)
またあの処置をするのは嫌なので、、、



途中で木の枝が出ることもなく、記事で子宮口が広がるときに痛みを感じる人がいると載っていたので、それで寝れなくなっては困ると思い、あらかじめ鎮痛剤を処方してもらったので、その日は何ともなくぐっすり眠れました。


次の日はいよいよ手術の日です。

細胞診の結果

2015-06-27 13:28:39 | 子宮体がんの診断を受けるまで

5月10日、仕事の昼休みに先日の細胞診の結果を聞きに行きました。

結果は「良性」

ほっとしたのも束の間で、先生からは

「細胞診の結果は良性だけど、これは子宮の入り口の部分の細胞しか検査できてないから、1泊2日の入院をして組織の検査をしましょう」と、、、

良性なのに何で???
という疑問はありましたが、先生の話によると、

「もやもやが子宮の全体にかかっているから、もしかしたら奥の方に腫瘍があるかもしれない。それが良性のものか悪性のものか、ちゃんと検査した方がいいと思う」

とのことでした。


「これが50代の人だったら、即、ガンですね。子宮を摘出しましょうとなるけど、あなたはまだ若いから可能性は低い。ただ可能性がないこともない。早くにガンが見つかったら子宮を摘出しなくてもホルモン療法ができるかもしれない。だからこのまま放っておくわけにはいかないの」

と言われ、この頃からわたしはきっと子宮体がんなんだなぁと思うようになりました。


土日での入院、手術は無理とのことで
仕事の調整をして、日月で入院することになり、手術前の検査の日もギリギリでしたがなんとか大丈夫とのことで、入院の2日前に受けることになりました。