PTAという存在は有名だけど、目的や意義はあまり理解されていませんよね?PTAは第2次大戦後のアメリカで、親(Parent)と先生(Teacher)の協同組織を作り、貧しい学校と親たちが互いに助けあうために誕生しました。当時は教材や学校設備を買うための資金をベルマークで集めたり、自分を磨くための時間も資金もない母親たちを向上させるための講座を受けられる場所と機会を提供したりという目的が主だったみたいです。ナルホド・・・ですよね!
今PTAの役員のなり手がすんなり決まらないのには、原因がいくつかあると思います。中でも大きな原因としては、時代の変化に対応した活動内容でないことと、個人主義の時代なので助け合い活動に積極的でない人が増えたこと、の二つのような気がします。(生意気言って、すみませ~ん!)
とびいりさんには及びませんが、私も幼稚園、子供会、小学校の委員4回(うち1回は三役)を受けました。長くなってきて色々な立場の人たちと接し、自分なりにずい分色々考えました。ついには昨年組織改革にのぞみ、少しだけ今風の組織になったような状況です。
私が思うに、PTAという組織の必要性は非常~に微妙です。
というのも、内容と参加者の意識によりけりだと思うんです。役員のなり手がいない学校は、内容も意識も少々改善の余地ありなのかもしれません。(おぅ!これまた生意気言ってますが~。)
じゃあ、一体どんな活動をどんな意識でやったらいいの??ってことですが・・・、とっても個人的な意見を言わせていただきますね!すばり!今最も求められているものは二~つ!一つは、地域と学校と保護者を結ぶパイプ役の存在になること。3者がお互いを知る機会、助け合う機会、みんなで何らかの活動を一緒にすることで、お互い理解しあえるし、共存意識が高まりますっ。運動会だってお餅つきだって何でもいいんです。大人が立場を超えて仲良く助けあう姿、これを子どもが見て育てたら・・・。今起きている子ども社会での問題のかなり多くが改善していくんじゃないかな~とさえ思ってしまいます。そしてもう一つは、防犯活動!地域の人、先生、保護者がこれまた3者で一緒に活動できたら最高っ!パトロールはもちろん、子どもが地域の人と仲良くなって、通学路に住んでいる人たちに声を掛けてもらえるだけでも大いに安全度は高まります。しかも、子どもだって気持ちもあったか安心ですよね・・・?
少し前まで、“子どもは知らない人から声をかけられても返事をしないほうがいい・・・”という、真逆(まぎゃく)の防犯方法が唱えられた時期がありました。がっ!今は変わってきていると思います。母親は働く人が増え、核家族が当たり前になっている昨今、親だけで子どもを守りきることなど不可能に近い時代です。地域や学校の力を借りるのは、子どもを守る上でも、子どもをまっすぐで元気で優しい人間に育てる上でも、大事なことだと思います
なかなかすぐに最善の策をとれるわけでもないし、効果がビシッとでるわけでもないし、気の長い話なんですが・・・、とりあえず私は、親がもっともっと地域の人や先生たちと、そして親同士ももちろん、仲良しになったらいいな~と思っています。そしてそれは、子どもをもっとも大切に思っている人間、つまり、親である私から歩み寄ったらいいんじゃないかな~と・・・。
いかがですか?イイコちゃんぶってるわけでもなく、マジメにそう思っているんです。
まぁ、PTAという組織がやらなくてもねっ、社会全体として共存意識、助け合いの意識をもてたらいいな!その意味で、親って地域にも属し、学校にも子どもを通して属しているので、いろんな関係間のパイプ役にはうってつけだと・・・思いませんか?
ふぅ~、以上です!最後まで読んで下さった方、もうそれだけで感謝ですっっっ!ありがとうございました