膀胱癌闘病記(予後と再発)

TUR-BT経尿道的膀胱腫瘍切除術→坑癌剤投与2クール→放射線治療('13年4月~)【TNM等は下段プロフ参照】

77,放射線治療(膀胱照射・準備)

2013年03月28日 07時19分02秒 | 日記
初診【治療計画】2013/03/27

この、vol.77より放射線治療編となりました。
前日の泌尿器科の呼び出しにて告げられた(vol.76)膀胱全摘手術の中止に対し代替えとして行う治療。
初診の今日は、担当医(放射線科教授)と面談し、泌尿器科での治療経緯を確認の上で治療計画を説明された。

1. 全33回の放射線治療とする
2. 前20回は膀胱全体に照射する
3. 後13回は患部に絞り照射する、また、教授独自の研究(治療)として泌尿器科との共同にて
“画像誘導放射線治療”を試みる。膀胱鏡を入れ幹部周辺にマーキングを行い正確で、且つ、小範囲の照射を行える。
マーキングに利用する膀胱鏡はハードタイプとなる。注射等の道具を通す為であるが、ハードタイプについては教授に断った。
是非、行いたいがハードタイプの苦痛には耐えられない。
4. 治療のリスク(副作用)等の説明
5. 実際の治療は岩手医大に隣接した「岩手医科大学付属PET・リニアテック先端医療センター」で行う。

上記に同意し、早速岩手医科大学付属PET・リニアテック先端医療センターに移動し前準備をしてきました。
1. 問診…治療は3月29日~5月17日
2. CT撮影と照射部マーカー付け
3. 会計にて精算方法について相談(医大本体とは別の医療法人となる為)
最近開設された施設で、私の担当医(教授)はココを担当する為に異動して来た様で、
話した印象は理路整然とアグレッシブに活動するタイプの医者の様である。
また、施設は岩手医大とは信じがたく、超近代的で豪華な、まるで欧米の病院みたい。。。ここなら入院してもいいかも!



医大の帰りに職場へ寄り【復職相談】
総務系と統括系の責任者と面談し、治療計画の大幅変更と伴う放射線治療が“毎日短時間”である事を説明した上で復職を申請。
すぐさま、担当役員に連絡を取り、専務取締役から「一週間程度、放射線治療に通い、生活リズムを捉え出勤せよ」との指示。
ありがたい指示である。4月5日より出勤する事になった。

短期に急激な変化ではありますが・・・
○大手術と障害者化を回避
○職場復帰
となった事は素直に喜びたい。

但し、腎臓と云う爆弾を再認識した。将来の腎不全による人工透析の可能性が強まった事は事実である。
“完治”と云う単語とは疎遠と認識しなければ。

取り敢えず明日(29日)より放射線治療を始めます。