とりまににっき

大好きな鳥さんを日々探し、写真を撮るのが幸せ、登山も大好き。カメラを持っての登山、お写んぽ投稿が主になります。

コシアカツバメ

2021年07月17日 16時48分00秒 | 
ついに梅雨明け
とたんにこの暑さ…

ここのところ、近所のアオバヅク詣でに忙しく…
ブログおさぼりしておりました
アオバズクはまた後日…

久しぶりにたまった蔵出しを…
7月のはじめ頃、梅雨の晴れ間をぬって コシアカツバメ を見に行ってきました。
なかなか近所では見れる場所がないと思っていましたが、意外にも車で30分ほどの近くに…
大きな川がすぐ横にあり、裏は山、そんな自然に囲まれた、とある小学校。
コシアカツバメ は、こういう所に集団で営巣します。

空を飛び回るツバメが…
コシアカツバメ です!
パッと見、燕尾、普通のツバメと見分けがつきませんが…



腰が赤い



そしておなかに模様が…
間違いありません



体育館の軒下にいくつかの巣が…
雛もいるようです
徳利型の巣は、広いコンクリートの天井に作りやすいため、小学校などに多く営巣するのだそうです。



小学校なので、敷地に入るわけにもいかず
カメラも怪しまれるといけないので、手持ちで遠くからの撮影
かなりトリミングしています。



普通のツバメの巣とは違い
極端に入り口が狭く、中の雛がほとんど見えません
まさに徳利型



親も雛が小さいうちは?奥まで入り込んで…



あ、雛が顔を出しています
普通のツバメなら、ずらっと並んで、我先にと口を開けてねだるのに…
いったい中には何羽の雛がいるのでしょう?



頭上で囀り
しまった😱 逆光です
露出補正でなんとか…




大きな口を開けて囀っています



この逆行ポジション、逃げられないうちに何とか変えたい




ちょっと曇るときれいな姿が



ささっと移動、何とか逃げずにいてくれました



ちょっとアップ目に…
キレイな鳥さんですね



こんな風にじっくり近くで見れたのは初めて、感激です🙌



あ、飛んだ



電線が…



もう一羽、来てくれて、違う電線に…
こっちの方がいい感じ



巣はこちらの面だけで、5つほどありましたが、
想像していたより少なく
そして実際に子育てしている巣は二つだけのようでした。
他はもう巣立ったのでしょうか…?

この巣はもう一つの巣、二つの巣が合体した造りになっているようです。
反対側にも出入口があります。
中はつながっているのか、もしくは全く別の家庭の集合住宅



白いものをくわえています。
これは雛の糞💩



ここに雛がいることがばれないように💩遠くに捨てに行くんです。
これは襲われるリスクの高い小鳥に多い行動です



再びもう一つの巣
親の給餌が待ちきれず、入り口で口を開けて待っています



大きなお口をあーん(^○^)



ベロまでよく見える



ほかの兄弟は中で順番待ちなのでしょうか…



真正面すぎて給餌は見えない
あっという間に済ませて…



親はまた



餌を捕りに



飛んでいきました
えらいな〜



おや?
空っぽの巣を、スズメ が覗いています



子育てが済んで空き家になった巣は、スズメなどが再利用、
ちゃっかりここで子育てを考えている…🤔



こちらの物件はいかがでしょうか?



巣材を取りに行ったのか、気に入らなくてやめたのか…?
気に入ったかどうかは



スズメに聞かなきゃわかりませーん





田んぼの鳥たち

2021年07月09日 14時32分00秒 | 
田んぼシリーズ?(笑)…の続きです
ちょっと前の、代搔きの終わった田んぼに アマサギ の群れが…
ざっと 30羽 ほどいるでしょうか


皆、思い思いにのんびりまったり
この時期、白っぽい子が多いのは、若い子かな…🤔



珍しく警戒心がないみたい
近くへ寄ってきてくれました



何かを



ぱくっ



あっちの子も



こっちの子も

すごい顔



この子は見事なまでの婚姻色
目、嘴、脚 まで真っ赤です



後ろ姿が、馬みたい🐴
鬣、なびかせ〜🐎



アオサギ につられて ジャンプ



車の中からとはいえ
アオサギ も警戒心 うすっ



わ、どんどん近づいて



まだまだ近づいて
顔、面白すぎ



すごい迫力 にらまれた



近すぎてこれ以上はムリ…

こちらはちょっと遠くて判別不能  
ダイサギチュウダイサギ
まるで腕のようですね



ダイサギ の飛翔
近すぎて、ほぼはみ出る  
…の中の、奇跡の一枚



田んぼの中の道を車で走っていると🚙
隅っこで砂(土)浴びしてる ヒバリ があちこちに…



乾いた土が少ない田んぼ
だからってこんな所で…
それにしても、水浴びする鳥と、砂浴びする鳥、スズメ なんかは両方するし…違いは何だろう?🤔

お楽しみのところスミマセンが、通りますよ〜
逃げないんだな〜これが…



かたや、キジ 君はとっとと逃げる〜
逃げ足はやっ



賑やかな スズメ たち



婚姻色の チュウサギ
チュウサギ も目が赤くなります。



美しいですね



こちらは、コサギ トリオ🎶
冠羽がオシャレです



おっと、小競り合い…
足が黄色いのが特徴、飾り羽もキレイ



アマサギ のぶるぶる〜
こんな瞬間が見れちゃうなんて、カメラってすごい…📸




またまた近寄ってきた、アマサギ



ロックオン👀


何を見つけたの?



大きな ヤゴ? すごいの捕まえたねぇ…



得意げな顔



せっかくのお食事風景、またもやこの先は近すぎて…


あらら、ど真ん中は危ないよ
砂浴び好きだね〜



田んぼは鳥さんたちのパラダイス
変わった鳥さんには会えなかったけど、楽しませてもらいました
田んぼ、サイコー



田んぼにて セッカ 続報

2021年07月06日 16時02分00秒 | 
前回 セッカ の巣を見つけた田んぼへ…
その後、どうなっているか、再度出かけてみました。

まずは、タマシギ
ショック… 
もう一つの巣も放棄されていました…
これで二か所、放棄です
どこの田んぼも稲が成長し、もう探すのが困難…
あきらめるしかないのでしょうか…

あきらめて セッカの巣の場所へ移動中、ハクセキレイ の雛に遭遇



4羽ほどが飛び回っていましたが、この1羽が末っ子みたい…まだまだ幼く、親の給餌を待っているようでした。

すると鳴きながら セッカ が…



小さくて、すばしっこくて、撮るのが超ムズ〜



よしよし、今日もちゃんといるな



まずは前回見つけた巣をチェック👀
前回より、少し葉が枯れているようです。
ということは、前回見つけた時は作り立てだったのでしょうか…
しばらく観察するも、やはりこの巣には出入りなし、使用されていないようです。



するとその巣のすぐ近くの枯れ枝に…



白いものをくわえたセッカが!
獲物? 巣の雛に給餌?



よく見ると、獲物ではなく、巣材のようです。
枝にくっつけています、蜘蛛の巣のようです。



と、この時はあまり詳しい事を知らず、蜘蛛の巣で葉っぱをくっつけたりするんだ、程度の認識しかなく…



調べてみたら、これは 蜘蛛の卵嚢 といって、蜘蛛の卵が入っている袋だそうです。



中の卵を出しているようです



そして、引っ張ったり、こねたり



枝にくっつけながら



こねこね
びよーんと引っ張ってみたり



え?気付いた?



あらら、足にくっついてる



そうこうしているうちに、飛んで行ってしまいました。
すぐにまたくわえてきて、隣の枝に…
先ほどの枝に、卵嚢 が残ってますね…



今度はこねることなく、すぐに



前の巣の横当たり、今度は下の茂みに降りて行ってしまいました。
どうやら茂みの中に営巣するようです。
ここでもう一つ、調べて知ったのですが、セッカ の名の由来…
雪加」と書くのですが、この白い蜘蛛の卵嚢を雪に見立てて、雪を加える、「雪加」なんだそうです。
なかなか、粋な名前〜   おしゃれですね

ん?急に大きな鳥が
オオヨシキリ が飛んできました。



ギョギョシ ギョギョシ ゲゲゲゲゲ 🎶



急にうるさく… いえ、にぎやかに…



気持ちよさそうに鳴きますね〜



結局 セッカ の営巣は見えない所で始まったようです。
残念…
雛が孵った頃に、また来てみたら、巣立った雛に会えるかな〜

帰り道、え? 今頃抱卵ですか? な ケリ を見かけました。
田んぼの持ち主さん、優しい方なんですね
巣をよけて田植えしてくれています。ありがとう…
こうゆう光景を見ると、心がほっこり、うれしくなります
きっと最初の営巣失敗、ヒナが育たなかったんでしょう、もう一度はじめから、子孫を残す為に頑張るんですね
今度はうまくいきますように🙏



田んぼシリーズ?続きま〜す


田んぼにて

2021年07月02日 20時40分00秒 | 
久しぶりの更新…
いろいろ忙しくておさぼり気味でしたが、鳥見は相変わらず行っていたので…
だいぶたまっております

6月の終わり頃、田んぼへお出かけ…
いきなりこんなものを発見



タマシギ の巣です!
あら?主が見当たらない…
卵の数も二つ
どうやら放棄した巣のようです  残念…

他にもいるはず…
と探すと、いました
こちらは抱卵中



先程の放棄した♂も、きっとまた違う所へ営巣すると思うんだけどな〜🤔
また、ゆっくり探しに来るとして…

またまたこんなものを見つけてしまいました
これは セッカ の巣!?
よし!張り込み開始です



鳴き声はすれどもなかなか姿が…
しばらくして、やっと見える所へ出てきてくれました



かわいい〜
ちょこちょこ飛んでは



ヒッ ヒッ ヒッ ヒッ ヒッ



チャチャッ チャチャッ チャチャッ



お口の中が真っ黒け~



お口の中の色が黒いって、イカ墨パスタ食べた後みたい(笑)

飛び出し



小さくて遠いからイマイチ



いつも思うけど、鳥って美しい



出ました!
セッカ の大股開き〜



強風に



踏ん張る



またまた飛び出し



よいしょっと



尾羽がきれい



しつこいけど、やっぱり美しいな〜



実はここにはもう一つ…見つけちゃいました👀



そういえばこの巣には全く出入りする気配なし
どういうことかな〜🤔
これはしばらく通いだな…

帰りにもう一度、タマシギ 父さんのところへ
あら、お食事休憩中



ならば巣をのぞいちゃお
やっぱり卵は4つ🥚🥚🥚🥚



心配してさっさと巣へ戻る父さん
ごめんよ、もうのぞかないから心配しないでね



今日はひとまず退散…
セッカの様子も気なるのでまた来ようっと…で、続きまーす




ハプニング!〇〇が降ってきた!

2021年06月14日 18時36分00秒 | 
6月11日(金) 続きです。
あっちこっちで子育て真っ盛り
私はとんだ邪魔者ですね
営巣中の所では、できるだけ長居しないように心がけています。
ただし、気付いてあげられない時も…
そしてあとで、反省

川の方向から聞きなれた声が🎶
きれいな黄色いおなかの キセキレイ です



流れの中の岩の上にも…
明らかに複数の声がする♫



途中にあったテーブルのような台の上にも…
この子は若い、もしかして巣立ち雛?



この子も間違いなく巣立ち雛です
おなかの黄色が薄いし、雨覆いの羽縁に淡色斑があります。
嘴もまだ黄色い
キセキレイも子育て真っ最中なんですね



もう少し上流へ…
すると黒っぽい影が横切りました
カワガラス です
何かくわえています。
茂みの中からの撮影、ちょっと紗がかかってますけど…



尾羽をピコピコ



白目ではありませんよ〜(笑)
瞼が白いんです

お!飛ぶのか?



ジャンプ



ひょいと高い所へ…
くわえているのはトンボのヤゴ?🤔
ほかにもいくつか…?なんだろ?たくさんくわえています



カワガラス も子育て中なんですね
そこからさらに上流の方へ…



砂防壁の上を歩いて



さらに先の、見えない河原へ降りていきました。
ヒナが待っているんでしょう
普通 カワガラス の子育ては、もっと早いはずなんですが…
二番子なのかな🙄



砂防ダムの上流、30分ほど登ると、とうとう行き止まりに…
目的の赤い鳥さんの鳴き声、そして気配はみじんもなく…

仕方なく引き返すことに、残念

戻る途中、いい声が…
ちょっと待てよ、この声は…
先日違うお山で経験済みの警戒音
やっぱり… オオルリ でした!



しかもサクランボをくわえています🍒



今日は大当たり🎯
またここにも巣があるってこと?



パッと見た感じ巣は見当たらないし、実は食べちゃった?落とした?
はいはい、ここも撤収しますよ…



と、歩き出して間もなく…
何かが降ってきた😱
え?なに??

なんと、降ってきたのは…



ありゃりゃ、雛っ子だ〜
降ってきたのは…オオルリ の雛です



かわいい~😍
抱っこしたい、連れて帰りたい…
いやいや、どうする?
こんな時どうすれば?
雛は拾っちゃいけない、たとえ巣立ちではなく誤って落ちた子だとしても、親がちゃんと見守って餌を運んで育てるのだと、もちろん知っていますが…
目の前で実際見たらもうパニック
しかもカラスの声がする〜

ひとまず少し離れて様子見…
しゃがんで小さくなって(笑)こっそり見ていると👀✨



すぐにビービー鳴きだして
「ママ~、パパ~、どこにいるの〜?早く助けに来てよ~」
って…たぶん
よく見ると青い羽が…
男の子ですね



ところが、大きな声で鳴いても、助けに来る気配なし…

しばらくしてようやく親が鳴きだしました。
さっきの♂がやはり、パパのようです



すると、雛はぴたっと鳴きやんで、じっとその声の方を見つめていました。

さあ、どうするの?
迎えに来るの? 親のところへ飛んでいくの?

私、このままじゃ、帰れないじゃないの~

しびれを切らして私が動くことに…
横をこっそり通り過ぎようと…
するとやっと動きが…



飛んだ
といっても低空飛行、7~8メートルくらいで落ちて


こんなごつごつした石の中に

でも少しは飛べるこの状態なら大丈夫そうですね
木の上には戻れなくても、何とか安全そうな所へは移動できるかな…
何より親がついてますから大丈夫 
と言い聞かせて、後ろ髪を引かれる思いでしたが、その場を後にしたのでした

結局お目当ての赤い鳥さんには会えなかったけど、思わぬ出来事、まさにハプニングに大興奮の探鳥となりました
これだから鳥撮りは、やめられない〜