少し前になりますが、旦那さんが本屋さんへ誘ってくれました。
タイミングよく入り口で見つけた『RO』の字。
片木太郎先生のサイン。
ワクワクしてくる、胸が踊るような、心ときめくものに出逢うことが
今までの人生の中でいくつかありましたが
10代の頃の濁りのない眼で、純粋な気持ちで心惹かれた片木太郎先生の作品たち。
幸運なことに高校時代に美術を習い、卒業後に少しの期間油絵を習う機会がありました。
亡くなった後、一般にも画集をお分けいただけると新聞で見て
ご自宅まで「片木太郎画集」をいただきに伺ったことを思い出します。
アルアロマの玄関に飾っている油絵を描いた伯父とのつながりや
中学時代の美術の先生も片木先生の息子さんだったりご縁はあるようです。
片木先生の版画は、お帰りに見える階段の上にもオープン当初から飾っています。
高校の版画の授業で、先生が持参された作品を見て魅了されました。
この作品が販売されるといくらするかなど考えもしない、世間知らずな子供だったため
先生にお願いして刷っていただいた版画。
しかもその場で、先生の味のある字でえんぴつで「ロンダ 1987 2 25」と入れて下さった。
今となっては記念も記念。貴重な宝物。
ケアルームにもずっと飾られていました。
上のふたつは高校生にして、先生の個展に行った際に今度はきちんと購入したもの。
太郎先生の味わい深い世界をお越しになった際はご覧いただきたいなと思います。
片木先生の本よりお借りしました、上の写真の白衣の方が片木先生、一番左がわたしの伯父です。
伯父も油絵を描いていて、玄関に飾っているのは伯父のものです。
この写真は父のアルバムにあったもので、白衣の方が片木先生にそっくりだと思い
油絵を習っていた時に、先生にお見せしたら行方不明の「黒い太陽」の前で撮ったものと判明。
まさか、先生の本に載る運命とは、この時予想だにできませんでした。
文面にある「ある方」はわたしです。
わたしにとってはとてもうれしい出来事でした。
わたしは子供のころから絵を描くことが好きですが、ヘタクソです。
平面的な絵なのが悩みでした。
それを立体感で吹き飛ばしてくれたのが、アロマストーン作りかと感じてます。
好きなもののことだと長くなりました。
ここまで読んでくださった方、ありがとうございましたm(__)m
Aru_aroma~巡りのいい体と軽やかな心へ~