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アルテリッカしんゆり アート講座ブログ

川崎・しんゆり芸術祭の「アート講座」最新情報をお知らせします。

アート講座第2回「映画監督李相日xキャメラマン笠松則通の世界」

2014年02月13日 | アート講座II
第2回アート講座「映画監督李相日xキャメラマン笠松則通の世界」(2013/10/26、会場:日本映画大学新百合ケ丘キャンパス4F大教室)が開催されました。





最初に、日本アカデミー賞で13部門を受賞した映画「悪人」を独特の質感と雰囲気のあるフィルム上映でじっくり鑑賞。その後、李相日映画監督と笠松則通撮影監督の対談ということで、大教室は超満員でした。





お二人の初仕事は、以外にも短編CM作りだそうです。鑑賞した「悪人」とは一転、抜けるような青空の中、女の子が楽しそうにスニーカーで歩く楽しい作品。大変貴重なその出会いのCM作品を特別に上映していただきました。その中で、李監督は、スニーカーの足元のワンカット!これだ!このワンカット!その時、笠松さんと一緒に映画を是非撮りたいと決心して、ず~っとそのチャンスを待っていたそうです。





以前は、映画監督が全てについて細かな指示を出して映像が決められていくものと思っていましたが、実際は、映画監督のイメージを、実際に映像に具現化して、理想のシーンを作り出すという大変重要な役割を撮影監督が担っているということを知りました。





どちらかというと無口な笠松さんが、こだわりのワンカットについて、プロキャメラマンとして、熱っぽく語るその瞬間、映画監督の李相日監督が、監督としての視点で応酬。各シーンについての話はつきることがありません。





力強い、すごい作品はこうやってできるんだということを知りました。本当に贅沢な3時間でした。超多忙の中、アート講座にご出演ありがとうございました。
次回作を、大変楽しみにしております。(スタッフ S)写真提供:ERさん



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