70歳になる私、以下 略 でも
若いころがあったんです
なぜ若いころを思い出したのかというと、
今の季節、田んぼ道を走っていて、植田が広がっていたから
若いころの以下略君は、俳句に夢中でした、
正岡子規、飯田蛇笏にあこがれ、星野立子、山口誓子と、自分に合う俳句の師を探してた
たどり着いたのは、中村草田男主催する、俳誌「万緑」
このころが、私略が俳句に対して、一番うぬぼれていた時代だったと思う
植田で思い出したのが、次の二句
夏草よ 世間知らずが 嫁もらう
植田整然 七日の幼命に 何の意味
50年後の今、作ってみた
意味ありや 植田に風の 渡りゆく
今思う、自分は俳句が好きで上手いと思ってしまった自分がいる
今思う、中村草田男の難解さには、所詮挫折
今思う、地元で教えてくれた先生についていけばよかった
今思う、地元の先生が、世間に名の通った、大先生だったと、あとから知った無知
俳句の思い出には、うぬぼれと後悔しかない
以下 略
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