シンドラ~集合住宅の恐怖~
『第一話 自我とエス』
今回は金曜深夜に放送されました第一話のあらすじ、感想です(^^)
以下ネタバレ。これから観る方は動画をみてから読んでくださいね。
物語の主人公は高校生の男の子。
野球部だと思われます。団地の公園の前で素振り練習をしています。
そんな男の子を数メートル先から見つめる女。男の子は女の視線を感じ、練習に集中できません。
それもそのはず。
女はブランコの柱の後ろからじっと見つめているのです。
こんなん( ‥) ↓

けっこう怖いのでボヤけた画像にしときました(笑)
ただ、ブランコの柱の後ろから見ているのではありません。柱に合わせて顔を斜めにしているのです。
不気味ですよね。顔がちょっと斜めなだけで気味の悪さが際立ちます。
この女、二日目もいます。
ただただ男の子をじっと見つめる女。
男の子が声をかけても全くその場を離れようとしない。笑もしない。
そして三日目、女はいません。
ホッとする男の子。
素振りをしていると着信が。
彼女からのメールです。
この彼女さんのメールが可愛いんです。
起きてる?試合近いのにごめんね‥
私まで緊張してきちゃった(>_<)笑
当日は会場にいってエール送りたいと
思ってます!
ファイト、栄治(^-^)/
かわゆいのう。
きっとこの男の子もこのメールにほっこりしてるはずですが‥
何か視線を感じるんです。
まさか‥
そう、そのまさか。
ほんの数分前までいなかったはずの女がいつもの定位置に。
さすがに男の子もびっくり。
ついに痺れを切らし、女に近づくが‥
*続きはぜひ、動画をみてください!
感想です。
なかなか怖かったです。
第一話というだけあって一発目から強めの攻撃を喰らいました(笑)
割と短めなお話だったのですがなかなかの迫力でした(観た方は分かると思います)。
なんといってもビビリな私はあのシーンでビクッとなりました(笑)
序章と違うのはやっぱりビジュアル的な怖さですね。精神的に冷や汗というよりは見ていて普通に怖かったです。
良くも悪くも普通でした。
黒髪ロングヘア、ロングコート、なぜか斜めに傾く顔‥そりゃ怖いでしょ!笑
そしてタイトルについて。
今回は自我とエスというタイトルでしたが一体どういう意味なのでしょうか。
フロイトの心的装置理論をご存知でしょうか。有名な心理のお話です。
簡単に言えば自我とは自分の意識的なものです。反対にエスとは無意識的なものを指します。
もう少し細かく説明すると自我とは、自己中心的に快楽を追い求めるエスを現実状況や対人関係といった条件に合わせてコントロールする機能で、欲求を制御する役割があります。
つまり、エスとは、反対に最終的には[~が欲しい]といった本能的欲望を充足させる事を目的にしているのです。
この物語でいうと主人公の男の子というよりはあの女につけたタイトルといって良いと思います。
顔を隠すためならどんな手段を使ってでもバットを奪う。
最初からあの女はそれしか考えていなかったのです。本能つまりエスとしてあのバットが欲しかったのです。そのための自我はありません。
その証拠に女は“バット”の事を“棒”と言っていました。
ブランコの柱もそうです。女はありとあらゆる“棒”を求めて探し歩いているのでしょう。
そう思うと精神的にもゾッとします。
それにしても、あの女はどうしてあんな傷を顔におってしまう事になったのでしょうか。気になります。
余談ですが、あの女役の女優さんはイチキ游子さんといいましてトリハダにも出演されていました。
私の好きな女優さんの一人です(^^)
これからも頑張ってほしいです!!
眠たくなってきたので
今日はこの辺で(_ _).。o○
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