グリーン会見

グリーンはミニキャンプのときからずっと"playing smart, playing physical, and playing hard"という言葉を言い続けてきたけどジャイアンツ戦では３つともできてたとのこと。ＤＥベリーは４サックしたんだけどグリーンはそれよりも４Ｑ最初のプレーでティキ・バーバーを止めて３ヤードロスさせたタックルが試合の流れを変えたと褒めてます。「（ベリーは）ブロッカーを押し込んでボールキャリアーを捕まえて３ヤードロスさせた。あれは唖然とするようなプレーだった。それ以降は相手はランが進むと思えなかったはずだ。信じられないしおそらく今日のベストプレーだろう」。

コーチ陣のプレーコールも４Ｑはアグレッシブで、１７－１４でリードしててジャイアンツがパントフェイクに失敗（Ｐフィーグルスのパス不成功）して敵陣３５ヤード地点で攻撃権を獲得、4th and 1になったところでギャンブルしました。結果はエミットがファーストダウンを取れないどころかファンブルロスト。それについてグリーンは「正直あれは良くない。もしＦＧを蹴って成功してれば（２６ヤード地点だから４３か４ヤード）相手はＴＤしないと勝てない状況になっていた。我々は自分たち自身にプレッシャーをかけてしまったしディフェンスにすごい負担をかけた。ギャンブルしてファーストダウン取ってればそれでグレートだったんだけど。常に陰と陽（yin-yang）だよね」と結局のところ反省材料にしてるのかどうかよくわからない。

ＯＬを４Ｑにリザーブのクレメントとスパイクスを投入してローテーションしたことについてはちょっと普通やらないこともしてるよ～てな感じ。スパイクスとシェルトンのコメントが載ってるけど、出たり入ったりするのは簡単なことじゃないけどいつケガとかで誰が欠けるかわからないし先週も今週も試合に勝ったんだからいいんじゃない～ということでどっちかというと好意的なようです。

ケガ人は先発ＣＢヒルが肩を打撲して次週パンサーズ戦の出場は五分五分だそうです。それからＲＢエミットが足首をひねってＱＢマカウンは首と肩を痛めてグリーンも気にかけてるけど練習を休むかどうかは言及しなかったようです。マカウンはスクランブルしたとき相手２人にサンドイッチされて強烈にヒットされて試合翌日も「首は本当に痛い。頭痛もするけどそれは部分的。大丈夫だよ」。ＯＴシェルトンが「死んだと思った」というくらいのヒットされたのにものすごく速く立ち上がってファーストダウンのシグナルをしたそうです。いい根性してます。

アリゾナはシーズン中盤なのにケガ人がすごく少ないんだけど「どこのチームもできるだけ本来のメンバーでやりたいんだけど控えに頼ったり選手を失ったりしてる。うちも本来ならフレッド・ウェイクフィールド、マーセル・シップ、ジェームズ・ホッジンス、ケニー・キングがいないしボルディンも開幕時はいなかった。トップ２５か２６のうちの５選手がいないんだ。いついなくなったかってのにもよるけど。うちの場合はみんな早い時期にいなくなったから対応できた。シーズン中だったら順応するのはもうちょっと大変だったろうね」。開幕してから大ケガが出ないのは運が良いからと、ストレングス＆コンディショニング・プログラムが堅実だからなのと、トレーニングスタッフのリハビリが素晴らしいからとのこと。

ＲＢシップ（腓骨骨折と足首脱臼）は火曜に足首に入れたボルトを除去するそうです。来年の３月か４月に練習に復帰するだろうと言ってます。
セインツ戦で膝の靱帯を痛めて欠場していたスコビーがジャイアンツ戦で復帰したんですがＫＲだけでなく3rd downのパスシチュエーションでも起用されてたようです。おかげでエミットを休ませることができたとグリーンもスコビーの出来に喜んでます。入団時は直線スピードとパワーはいいけどブロックとパスキャッチは下手という評価だったけどグリーンのコメントを見る限りではかなり上達してるようです。

勝つとついつい長々書いてしまう。悪い癖です（笑）