アリゾナマニアの知ったか発言集

SF戦(2)

・QBスケルトンは1Q途中から出場でパス成功率67.9%、282ヤード、3TD、2INT
・WRフィッツジェラルドが7キャッチ149ヤード1TDの活躍
・WRデュセットとWRロバーツも1TDずつ
・ランはウェルズとLSHで合計30ヤードしか進まなかった
・2ファンブルと2INTで4ターンオーバー


いくつかプレーコールで面白いのがありました。

・FBを入れてるのにTEキングもその位置に下げて、RBと3人で逆三角形のフォーメーション。それでキングをリードブロッカーに使った(でもランは進まなかった)。

・ショットガンで3WR・1TEセット、RBはQBの右隣。WRデュセットがモーションしてQBの左隣へ。スナップ後にデュセットはQBの後ろを回って右へ走りそこへスクリーンパス。3rd and 2yだったけど9ヤードゲインで1st down更新。

・その次のプレー。ボールは敵陣3ヤード地点。WRロバーツがスロットに位置にいたけどスクリメージより少し後ろにセット、そこへショートパスしてロバーツが3ヤード走ってTD。

プレーアクションも効果的。WRデュセットの60ヤードTDのときもRBウェルズへのハンドオフのフェイクを入れてLBやDBの注意を引き付けたし、ショットガンでスナップ受けたQBスケルトンが右へロールアウトするフェイクのあとLSHへショベルパスというのもあった。ランが進まなくてもオフェンスを機能させることができるところを見せてくれた。

□QB
 コッブ   1/1(成功率100%) 2ヤード Rat 79.2 1被サック 1ファンブルロスト

 先発したコッブはオフェンス最初のドライブでサック→ファンブルした直後に相手OLBブルックスに頭を蹴られて、脳震盪のような症状があったのでそのあと出場せず。復帰2試合目での負傷は不運。

 スケルトン  19/28(成功率67.9%) 282ヤード 3TD 2INT Rat 106.5  1被サック ラン6回 25ヤード 1ファンブルロスト

 コッブ負傷のためスケルトンが登場。出場前に画面に顔が映ったけどすごく嬉しそうな表情だったのが印象的。やっぱりプレーしたいんですね。なのに最初の2ドライブはスリーアンドアウト、そのあと3rd downから自ら10ヤード走って1st down更新したのにファンブルロスト。良い動きだったしファンブルはスライディング直前にボールを叩いた相手が良かったから責める気にはなれない。その次のドライブでWRデュセットへの60ヤードTDパス。あれで一気に試合の流れを変えてしまった。

 2INTしたけど1つ目はWRロバーツがボールを大きく弾いたもの、2つ目はWRフィッツジェラルドへのパスがほんのちょっと高くて捕れず弾いたのが相手DBのところへ行ってしまった。数センチの世界。だから不運のほうが大きいかな。ほかにもパスが悪かったものもあるしレシーバーのキャッチミスもあった。それでもパス成功率67%は立派。パサーレイティングは自己ベストだそうです。来シーズンの開幕前はコッブと孝平にスターターを争わせてみたい。まだミスも多いけどそれだけのことを感じさせる内容だった。

□RB
 ウェルズ  15回 27ヤード(平均1.8ヤード) 最長8ヤード 1キャッチ 3ヤード
 スティーブンス=ハウリング  2回 3ヤード 2キャッチ 22ヤード
 テイラー  2キャッチ 13ヤード
 A.スミス  0

 ランはしっかり止められてほとんど進まなかった。壁にぶつかってる感じで走路がなかった。でも後半は少し進んでた。とはいっても相手がランを封じることに注力してたからこそプレーアクションが効いてパスプレーで得点することができたんだと思う。LSHとテイラーはパスキャッチで貢献。

 FBシャーマン  0

 シャーマンがいてもSF相手ではかわらなかったみたいです。

□WR
 フィッツジェラルド  7回 149ヤード 1TD(46ヤード) 最長53ヤード
 ロバーツ  2回 8ヤード 1TD(3ヤード)
 デュセット  3回 73ヤード 1TD(60ヤード)
 サンプソン  0
 スタッキー  インアクティブ
 S.ウィリアムズ  インアクティブ
 J.ジョンソン  インアクティブ

 フィッツジェラルドは今シーズン4回目の100ヤード超え。シーズン1,000ヤードも突破(5年連続6回目)。46ヤードTDはキャッチと同時に相手FSをショルダーチャージで倒して悠々とエンドゾーンへ。53ヤードは15ヤードくらいのパスを受けた(これもスケルトンのパスかなり良かった)あと見事な走りで40ヤードくらい稼いだ(そのドライブでTDして逆転)。デュセットのTDのときはナイスブロックしてたし、文句のつけどころのない成績。

 デュセットは60ヤードTDで今シーズン5TD目。フィッツジェラルドの7TDに次いでチーム2位。ロバーツはゴール前でスクリーンパス受けてエンドゾーンに飛び込んだ。フィッツジェラルドを狙ったパスなのにロバーツが手を出してパス不成功になるという不思議なプレーもあった(スケルトン笑ってた)。今シーズン初TDキャッチだったんですね。今回は3人をインアクティブにしてWRは4人でした。4WRセットが少なかったからサンプソンはオフェンスでの出番はあんまりなかった。

 TEヒープ  0 反則1回罰退5ヤード(フォルススタート)
 TEキング  3回 16ヤード 反則1回罰退10ヤード(ホールディング)
 TEハウズラー  0
 TEドレイ  0

 ついにTEを4人とも出場登録しました。開幕からずっと4人体制だったけど初めて揃った。でもキングが中心で2TEのときにヒープも出て、たまにハウズラーがパスターゲットで使われるという感じでそれほどTEの起用にこだわってなかった。ヒープはパスターゲット0回でヒープコール聞けず。ハウズラーはキャッチミスがあった。相手2人に挟まれていたとはいえ両手で捕りにいったんだから確保して欲しかった。


 OLは被サックが2回、被QBヒットが4回。ランはRB2人でわずか30ヤードで平均1ヤード台とほとんど進まなかった。サックは1つ目は珍しくLGカレッジが1対1で相手DEに抜かれた。2つ目はRTキースが相手OLBに抜かれたものだけどQBがパスターゲットを探すのに時間がかかってた。パス成功率が7割近いのでプロテクションは良かったと思う。

 RTキースはまたしても負傷退場。今回は足首捻挫だそうです(以前は膝と脳震盪)。3Q途中からブリッジスが出てました。


 Kフィーリー  FG機会なし

 キックオフは4回蹴って全てエンドゾーン到達、タッチバックなし。相手KRは4回平均25.0ヤード。KRがスピードのあるギンだったことを考えれば悪くない。

 Pザスタディル  パント7回平均46.6ヤード inside20y 1回 最長66ヤード

 相手PRが4回平均23.2ヤードだったのでネット平均は30.4ヤードという低い成績。52ヤードのロングリターンのときは明らかに飛ばし過ぎ。自陣エンドゾーン内からのパントだからできるだけ飛ばしたいという気持ちはわかるけどガンナーが全然追い付けずPRをスピードに乗せてしまった。53ヤード飛ばしても52ヤード戻されたら意味ない。66ヤードは10ヤード地点ぐらいでボールが弾んだあとエンドゾーンに転がってタッチバック。もうちょっとでゴール前で押さえられたから惜しかったけどあれはナイスパントだった。

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