アリゾナマニアの知ったか発言集

AFMイヤーブック

AFMのイヤーブック2004の感想。アリゾナは去年の成績悪かったし人気もそんなにないから注目度低くて当然優勝争いとかの記事には名前が出ないしパワーランキング(ポジションごと上位5チーム)も一切載らず。

やっとアリゾナが出てくるのは50Pで[指揮官特集・ヘッドコーチ群像]の2番目でデニス・グリーンを取り上げてます(記事:村田斉潔)。事あるごとにアリゾナを小馬鹿にした言動をするから気にくわない村田は今回グリーンのシステムを「正統派ウェストコースト」とか書いてて驚き。グリーン本人は自分のオフェンススタイルをWCOとリズムパッシングのハイブリッドと言ってるからWCOにかなりアレンジを加えてあるんだから正統派というのはおかしい。大型レシーバーにランアフターキャッチを期待するというのは同じだけどロングパスをあんなに投げないはず。単に”ウォルシュ直伝”でいいのでは。村田は最後に「グリーンは大いなる決意を持って、リーグで笑いものとなってきたフランチャイズの復興を図る。」と締めくくってるけどお荷物とか言うありふれた表現でとどめるならまだいいけど笑いものとはひどいんじゃないかと。しかも復興ってカーディナルスには強かった頃はあるけどアリゾナに移転してから(セントルイス時代も)はないんだからフランチャイズという単語を使うのもおかしい。

次に出てくるのは79P。その前に63Pから[最強のWRトリオを探せ]という企画があるけどライオンズ、ベンガルズ、スティーラーズの3チームでアリゾナのトリオは出てこず。これは今年フィッツとBJが実績作って否応なく入れさせるしかない。79Pは[新人オールスターズ](記事:鈴木栄一)。1巡WRフィッツジェラルドと2巡OLBダンスビーに混ざって4巡Cステパノビッチも入りました。開幕スターターというのが決めてのようです。それでなくてもCでは2番目に指名されてるんだからそんなに意外ではないかもしれないけど。

82Pではニューストラッカー(記事:生沢浩)で例のオフシーズンにトレーニングさせすぎで選手がNFLPAに訴えたやつ。

そんでもって91Pでは「インジャリー マニアックス」(記事:吉永孝徳)というケガの解説コーナーの第1回でWRボルディンの負傷箇所が取り上げられました。ひざのcartilageがどうのこうのということでひざの軟骨の損傷としか分かってなかったけど正式には右膝外側半月板損傷だそうです。半月板は軟骨なわけですね。ボルディンは早ければ10月中旬に復帰するとチームは発表してるけどここでは早期復帰に警鐘を鳴らしてます。難しい問題だけどこの人も専門家だけどチームのトレーナーも専門家だし、NFL選手は怪物だから医療の常識が全部当てはまるわけじゃないし、でもボルディンの将来を考えたら無理はして欲しくない。早く復帰して欲しいけど。

最近の「アリゾナ」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事