ＱＢ

シーズンレビュー。QBはとにかくワーナー。4,000ヤード以上投げてチーム新記録の30TDをマークした。

シーズンが終わるのがいつもより1ヶ月遅かったしコーチ陣の異動もあってそのあとすぐFA解禁だったからシーズンレビューをいつやろうかと思ってたんですが、ここんとこニュースがほとんどないのでちょこちょこやっていきます。このあともFA続報とかドラフトとかスケジュール発表とかあるのでの終了目標は5月下旬。


□カート・ワーナー
　　加入4年目（1994年パッカーズのルーキーFA）　37歳　ノーザンアイオワ大
　　出場16　先発16　（プレイオフ出場4　先発4）
　　レ　401/598（成功率67.1％）　4,583ヤード　30TD　14INT　26被サック　Rat 96.9
　　プ　 92/135（成功率68.1％）　1,147ヤード　11TD　3INT　5被サック　Rat 112.2

　開幕前にスターターを奪取してケガなく全試合出場しチームを10年ぶりのプレイオフ出場に導いた。自身は8年ぶり3度目のプロボウル出場。プレイオフではチームの快進撃の中心だった。シーズン30TDパスはチーム新記録、前年からの22試合連続TDパスもチーム新記録。パス成功率と獲得ヤード大台突破も見事。素晴らしいシーズンだったけど第4週ジェッツ戦や第13週イーグルス戦では3INTしてるしほかにも開始早々のINTで試合を壊したこともるし、そもそもレギュラーシーズンでチームは9勝しかできなかったので手放しでは褒められない。3年契約満了でUFAになったけど新に2年契約を締結して残留。今度の使命はチームの二ケタ勝利とスーパーボウル制覇、それとケガしないこと。


□マット・ライナート
　　加入3年目（2006年ドラフト1巡）　25歳　ＵＳＣ
　　出場4　先発なし　（プレイオフ出場なし）
　　レ　15/29（成功率51.7％）　1TD　1INT　2被サック　Rat 80.2

　前年はシーズン中に鎖骨骨折によるIR入りだったため去年のオフはずっと暫定スターター扱いだった。プレシーズンゲームで最初の2試合はパス成功率73.7%、1TD、0INTと良かったけど3試合目のレイダース戦で12パス中3本がINTという大乱調、コーチ陣にワーナーを先発に指名しやすい状況を与えてしまった。ワーナーに負傷がなかったので出場は試合の大勢が決まったあとに起用された4試合だけ。でも雪中の第16週ペイトリオッツ戦でTDパスを投げた。次シーズンもリザーブになりそうだけどワーナーはケガの多い選手なので精神的に切れずにしっかり準備しておいて欲しい。6年契約があと3年残ってます。


□ブライアン・セントピエール
　　加入1年目（2003年スティーラーズのドラフト5巡）　29歳　ボストンカレッジ
　　出場なし

　ウィゼンハントHCつながりでスティーラーズから加入。上2人がシーズン通してケガがなかったからレギュラーシーズンは全試合インアクティブ（エマージェンシーQB登録）だったけど、プレシーズンゲーム1～3週の3試合で合計23/30（成功率76.7％）、2TD、0INTという好成績だったので公式戦に出てもけっこうやれるかもしれない。QBコーチ補佐のような感じも。1年契約で残留。


3人揃っているので補強の必要まったくなし。