ベルローズひとりごと

波動バラショップ「ベルローズ」のオカノユキが育児・仕事・生活について自然体で書かせてもらいます

自然療法への感謝

2008-02-11 10:52:40 | diary
先週から5日間、風邪で学校を休んでいた長男と入れ替わり、この金曜日から寝込んでいた長女の熱がやっと今朝下がりました。二人とも検査をしインフルエンザではなかったのですが、3日間も高熱が続くパターンは同じで、何かウィルス性の風邪ではないかと思っています。

高熱の時は頓服を使うと、せっかく身体が出そうとしている熱を無理矢理下げる事になるので、だいたい豆腐湿布をするのですが、あまりにも熱が続き眠れなかったり、何も口に入らないような時には、やむおえず頓服を使います。
今回も、長女が2日目の夜に39.5度になった時に使いました。夜9時に飲ませて、夜中1時に寝汗をかき37度台に落ちたのですが、また朝には39度台に逆戻り。かえって体力を使わせてしまって失敗でした。

やはり自然療法の方がやさしいですね。20~30分毎に豆腐湿布を替えながら様子を見ていると、3時間たったころにすっと顔色がよくなりました。熱をはかると39度で、0.2度下がっただけなのですが、本人も気分が随分よくなったみたいです。
今朝も熱が下がった後の気持ちのよさが、お薬で下がった熱とは違い、身体が楽なようです。

他にも、熱がある時には、庭の雑草や青菜を枕にしくといいそうです。私は今回は、びわの葉っぱを氷枕の上に載せてタオルでまいて頭にしいてやっていました。
豆腐湿布は、水きりした豆腐に対して1/10くらいのおろし生姜をまぜ、ボウルでつぶし、小麦粉(同量くらいでしょうか)をまぜながら耳たぶの固さにまでします。ガーゼやさらし布に薄くのばして患部に当てます。
氷で冷やしたり、市販の額にあてる冷やすシートなどと違う点は、自然の力で熱以外にも、無理なく悪い物を吸い取ってくれる点です。不思議な事に、内出血の時にこの湿布をすると、豆腐に血が滲んでいる時もあります。脳いっ血などの応急処置にも効果大です。

また、今回は熱が高くて身体の節々が痛かったり、肩凝りをうったえるので、びわの葉温灸も何度かしてやったのですが、冷たい足先が温もっていつのまにかウトウト眠ってくれたり、身体の内側からは、梅しょう番茶を飲ませあたためたり、自然療法大活躍でした。
普段時間に追われている私も、自然療法を子供にしてやると、自分の気持ちまでゆったりしてきて、時々発見する自然の力の偉大さに感謝でいっぱいです。こんなに子供達にべったりなのに、風邪がうつらないのは、毎日玄米をよく噛んでたべているからかなあ...などと、更に自然の力のすばらしさを見つけては、ワクワク楽しいの繰り返しです。

子供達の病気のおかげで、充電できた数日間でした。(こうしてブログも更新できてホッ)

愛媛の雪だより

2008-02-10 09:35:21 | diary
今年は愛媛でもよく雪が降ります。どかっと降ったり、うっすら積もったり、量はさまざまですが、毎週のように雪が降り、こんな冬は珍しくて驚いています。雪に慣れていない県民なので、前対策ができておらず、車のタイヤはもちろんつるつるすべって道路は混乱、歩道ですべって骨折者も多く出たり、小さなビニールハウスでは屋根がつぶれたとの被害も聞きます。
私達のハウスは太い鉄骨で大丈夫でしたが、周りに植えていて見上げるくらい大きくなって喜んでいたレモンユーカリ、ミモザアカシア、そして夏に向けて花のつぼみをたくさんつけていたびわの木も、雪の重みでかなりボキボキ折れ、多くの枝を失ってしまいました。一度目の雪で、折れそうになっていた太い幹の裂け目の部分をタオルで包み支えもして、せっかく手当をしたものも、二度目の雪でぼっきり折れたりして、フラワーアレンジで大活躍でお気に入りのミモザちゃん。小さくなってしまい残念です。
ユーカリとミモザの折れた枝は、使えそうな部分を3つくらいのバケツに挿し、それ以外は「ごめんね、ありがとう」といいながら処分しました。びわは、葉を「びわの葉エキス」にすることにし、昨日半日がかりでびわの葉の裏の毛をたわしで一枚一枚落としながら洗ったので、今日は天日干しにする予定です。天日に干したものをはさみで刻んで焼酎につけるのですが、このエキスは万能で、虫刺されやじんましん、火傷などちょっとぬるだけで、非常に効果があります。殺菌作用があるので、冬にはうがい薬として毎日使いますし、ちょっと子供が皮膚に違和感があることを訴えると「びわの葉エキス、塗っとき」ですみます。お風呂に入れると入浴剤になるし、薄めて飲んでも身体にいいのです。びわの葉温灸といって、エキスを使った温灸もあるのですが、うちの家族は随分それで身体が助けられており、大活躍のエキスです。地震があったら、梅干しとこのエキスは持って逃げるリストに入っています。
去年たくさん漬けていたので、今年はもういいかなあ~と思っていたのですが、きっと「今年も漬けなさい」ということだったのでしょうね。

さて、そんな雪の被害が最もひどかった日に、お隣の新居浜市で中村文昭さんの講演会があり、主人と長男3人で聞きにいってきました。家から普段なら45分くらいで行ける距離の場所で、行きはスイスイ普通に行けたのですが、講演会の間に雪が降り積もり、帰りは道路が大混乱で、5時間もかかってしまい忘れられない日となりました。
(少しの坂でもタイヤがつるっとすべるので、皆ノロノロ運転で、坂の前では一台ずつ、前の車が坂をのぼりきったことを確認してから進みます。下りも非常に怖く、車の中では『車さん、がんばれ~』と声をかけ、力の入る、あっという間の恐怖の5時間でした。ほんと雪を知らない県民...無謀ですよね。)
中村さんは、全国で講演会回数が年間2位の人気のある若い方で、人としての生き方をわかりやすく、話されます。とても具体的なので、自分がすぐに取り組めて楽しく生きるコツを見つけやすく、中学一年の息子にとっても面白い講演だったみたいです。お話ぶりも大変謙虚で、多くの経験から得てきた彼の生き方論も素直に心に入ってきます。誰とでもはなかなかおつきあいができるタイプではない主人もすっかりファンになり、中村さんの本を数冊、読破しました。
多くの若い方中心に、ニートやひきこもりの人達にも強く支持されており、実際にひきこもりの方々と農業にとりくむ活動をされていたりもします。エネルギーをたくさんもらえて、本当によかったです。