イタリア北部の標高2050mのチェルビニアに咲く花
黄色い大き目の花はキンポウゲ科、小さい花はスミレの仲間と思います。
チェルビニアに咲く花たちは
日の出前
寒さから身を守るため
花びらを小さく丸めて
じっと蕾のようにしている
周りは高い山
陽が当たる時間が短い
明るくなりはじめると
花びらは「開いても大丈夫かしら・・・」
と明るさに合わせて恐る恐る広げはじめる
雨が降ると
また閉じなければならない
毎日こんな暮らしで
疲れきっているだろうと思いきや
わずかの光で明るく元気に輝いていた
陽のぬくもりを大切に
寒さに耐えて