昨日、絶好のマラソン日和の中、ブエノスアイレス
マラソン(ハーフ)が開催された。
日本でマラソンにはまっていた時にも、各レースの
完走記を記していた。中には物好きな日本の方が
ブエノスアイレスマラソンに参加することもある
かもしれないので、今回も記しておくことにした。
いつもこの完走記は長文となるので、マラソンに
興味の無い方はご注意を。
レースの2ヶ月ほど前に参加を決めて何度か順調に
トレーニングを積めたので、目標の1:45を上方
修正していた。しかし、その後3週間ほど体調を
崩し、完治したのが1週間前。結局一度も10㎞を
走ることもできず、不参加も検討したが、折角
なので、ゆっくりでも走ることにした。
そんな感じだったので、気合も入らず専用サイトの
チェックもしていなかった。日本と同じように
ハーフだから当日にゼッケンの受け渡しが
あるのだろうと高を括っていた。しかし、前日の
夕方にサイトを見ると、東京マラソンのように
レースの3日前からエキスポが開催され、キットが
配られていると。その事実に締め切り2時間前に
気づき慌てたが、会場が徒歩圏だったので無事
間に合った。会場に着くと東京マラソンほどでは
ないが、それなりのブースが出展していて、来場者は
想像よりもかなり多くて驚いた。
スタートのブロック分けは、自己申告で5ブロック
ぐらいに分けられるようで、日本のように記録証
などで証明する必要はなかった。
日本ではマラソン用に自作したサンダルで走って
いたが、今回は準備期間が短かったので、はだし系の
アディダスのシューズではしることにした。
レース当日
スタートは7:30。家内が子供と応援に来てくれる
ということもあり、車で会場に向かう。日本のように
公共交通機関を勧められることはないようで、パンフ
にはお勧めの駐車スペースが記載されていた。
いつもなら少なくともスタートの1時間前には
会場入りするが、今回は家から近いこともあって
30分前に到着。スタートラインに向かっていると
こちらで家内が知り合った方とばったり遭遇。
どうやら日本人学校の方も参加されるとのこと。
スタート15分前にスタート地点に。でもまだまだ
多くの人がスタート地点に向かっている状況。
ここも日本とは大きく違うなと感じた。という自分も
東京マラソンでは1時間前ぐらいに整列していい
ポジションを確保したものだが…
後で知って驚いたが、参加者数は1万9千人超。
記録を狙っていく際は、早めの整列がお勧め。
DJもいて盛り上げていたようだが、音響が悪く
後方には聞こえず。スタートの号砲も全くわから
なかった。スタート地点を通過時点でタイマーを
確認すると2分弱が経過していた。後で家内から
聞くと、自分が通過してから10分ほどランナーが
続いていたとのこと。アメリカなどでもフルより
ハーフの方が人気があると何かで見たが、この
国もそうなのかもしれない。
取り敢えず無理の無いキロ5分ほどで走る。しかし、
1週間前に少し頑張りすぎたからか、ふくらはぎに
筋肉痛のような痛みが。さすがにハーフでもスタート
直後からこれでは厳しいかと、リタイヤも頭をよぎった。
記録へのこだわりがあまりなかったので、キロ表示は
6キロ地点ほどで気づく。一応1キロ毎の表示のようだ
が、あまり正確ではないようだった。
今回はガチではないので、初めて携帯を持って走った。
9㎞ほどの地点でオベリスコを通過。ここで写真でも
撮ろうと思っていたが、周りのランナーが真剣に走って
いる姿を見て、自分も最後まで立ち止まることなく
走り続けることにした。そこで、携帯を取り出し家内に
状況報告。ふくらはぎに痛みはあるものの、キロ5分ほど
のペースなので1時間45分ぐらいがゴール予想と報告。
ガチレースならばハーフは最初から心臓が飛び出そうな
状態なので、とてもこんな芸当はできない。
カサ・ロサダのあたりで中間点を通過。しばらく走ると
高速道路の高架を走る。ここは両サイドにスラム街の
建物が間近にせまっている。万が一に備えてか、ここだけ
警察車両が控えていた。そして16㎞地点の表示がなぜか
落下していた。この辺りになると「あと何㎞か」と表示を
見たりするので、見落としてしまった人は気になった
だろう。しかし、次の17㎞地点でさすがアルゼンチンと
いう事件が。17と表示されるべき地点に16。
それまで黙々と走っていたランナーが「17だ」と何人も
叫んでいた。思わずその光景には笑ってしまった。
それが気分転換となったこともあり、余力を感じたので
ペースアップ。かなりのランナーを抜いた。しかし、
ラストスパートにしては早すぎたようで、ゴール前では少し失速。
家内の前を通過する際はかなりグロッキーな姿だったようだ。
それでも目標の1:45は切れ、万歳をしながらゴールラインを
通過した。
正式なタイムをオフィシャルサイトで確認すると
ネット 1:42:19
グロス 1:44:09
自身初のハーフマラソンのタイムを確認したら
ネット 1:42:31
グロス 1:43:31
ネットでは上回ったのでまあ良しとしましょう。
アップダウンはそれほど厳しくは無かったものの
フルの後半の高速道路でのそれは少し厳しいかと。
給水はペットボトルとゲータレードだったが、ペット
ボトルは道路に多数落ちていて少し気になった。
沿道の応援はスタート、ゴール地点以外はほぼなし。
それでも想定よりも遥かに多くの参加者がいて、
まずまずお勧めの大会と感じた。
走っている最中はハーフでこんなにきついなら
フルなんてと思っていた。
終わって家内と話していて、家内はハーフか10㎞。
自分は来年はしっかり準備してフルに参加してみよう
かなということになった。
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マラソン(ハーフ)が開催された。
日本でマラソンにはまっていた時にも、各レースの
完走記を記していた。中には物好きな日本の方が
ブエノスアイレスマラソンに参加することもある
かもしれないので、今回も記しておくことにした。
いつもこの完走記は長文となるので、マラソンに
興味の無い方はご注意を。
レースの2ヶ月ほど前に参加を決めて何度か順調に
トレーニングを積めたので、目標の1:45を上方
修正していた。しかし、その後3週間ほど体調を
崩し、完治したのが1週間前。結局一度も10㎞を
走ることもできず、不参加も検討したが、折角
なので、ゆっくりでも走ることにした。
そんな感じだったので、気合も入らず専用サイトの
チェックもしていなかった。日本と同じように
ハーフだから当日にゼッケンの受け渡しが
あるのだろうと高を括っていた。しかし、前日の
夕方にサイトを見ると、東京マラソンのように
レースの3日前からエキスポが開催され、キットが
配られていると。その事実に締め切り2時間前に
気づき慌てたが、会場が徒歩圏だったので無事
間に合った。会場に着くと東京マラソンほどでは
ないが、それなりのブースが出展していて、来場者は
想像よりもかなり多くて驚いた。
スタートのブロック分けは、自己申告で5ブロック
ぐらいに分けられるようで、日本のように記録証
などで証明する必要はなかった。
日本ではマラソン用に自作したサンダルで走って
いたが、今回は準備期間が短かったので、はだし系の
アディダスのシューズではしることにした。
レース当日
スタートは7:30。家内が子供と応援に来てくれる
ということもあり、車で会場に向かう。日本のように
公共交通機関を勧められることはないようで、パンフ
にはお勧めの駐車スペースが記載されていた。
いつもなら少なくともスタートの1時間前には
会場入りするが、今回は家から近いこともあって
30分前に到着。スタートラインに向かっていると
こちらで家内が知り合った方とばったり遭遇。
どうやら日本人学校の方も参加されるとのこと。
スタート15分前にスタート地点に。でもまだまだ
多くの人がスタート地点に向かっている状況。
ここも日本とは大きく違うなと感じた。という自分も
東京マラソンでは1時間前ぐらいに整列していい
ポジションを確保したものだが…
後で知って驚いたが、参加者数は1万9千人超。
記録を狙っていく際は、早めの整列がお勧め。
DJもいて盛り上げていたようだが、音響が悪く
後方には聞こえず。スタートの号砲も全くわから
なかった。スタート地点を通過時点でタイマーを
確認すると2分弱が経過していた。後で家内から
聞くと、自分が通過してから10分ほどランナーが
続いていたとのこと。アメリカなどでもフルより
ハーフの方が人気があると何かで見たが、この
国もそうなのかもしれない。
取り敢えず無理の無いキロ5分ほどで走る。しかし、
1週間前に少し頑張りすぎたからか、ふくらはぎに
筋肉痛のような痛みが。さすがにハーフでもスタート
直後からこれでは厳しいかと、リタイヤも頭をよぎった。
記録へのこだわりがあまりなかったので、キロ表示は
6キロ地点ほどで気づく。一応1キロ毎の表示のようだ
が、あまり正確ではないようだった。
今回はガチではないので、初めて携帯を持って走った。
9㎞ほどの地点でオベリスコを通過。ここで写真でも
撮ろうと思っていたが、周りのランナーが真剣に走って
いる姿を見て、自分も最後まで立ち止まることなく
走り続けることにした。そこで、携帯を取り出し家内に
状況報告。ふくらはぎに痛みはあるものの、キロ5分ほど
のペースなので1時間45分ぐらいがゴール予想と報告。
ガチレースならばハーフは最初から心臓が飛び出そうな
状態なので、とてもこんな芸当はできない。
カサ・ロサダのあたりで中間点を通過。しばらく走ると
高速道路の高架を走る。ここは両サイドにスラム街の
建物が間近にせまっている。万が一に備えてか、ここだけ
警察車両が控えていた。そして16㎞地点の表示がなぜか
落下していた。この辺りになると「あと何㎞か」と表示を
見たりするので、見落としてしまった人は気になった
だろう。しかし、次の17㎞地点でさすがアルゼンチンと
いう事件が。17と表示されるべき地点に16。
それまで黙々と走っていたランナーが「17だ」と何人も
叫んでいた。思わずその光景には笑ってしまった。
それが気分転換となったこともあり、余力を感じたので
ペースアップ。かなりのランナーを抜いた。しかし、
ラストスパートにしては早すぎたようで、ゴール前では少し失速。
家内の前を通過する際はかなりグロッキーな姿だったようだ。
それでも目標の1:45は切れ、万歳をしながらゴールラインを
通過した。
正式なタイムをオフィシャルサイトで確認すると
ネット 1:42:19
グロス 1:44:09
自身初のハーフマラソンのタイムを確認したら
ネット 1:42:31
グロス 1:43:31
ネットでは上回ったのでまあ良しとしましょう。
アップダウンはそれほど厳しくは無かったものの
フルの後半の高速道路でのそれは少し厳しいかと。
給水はペットボトルとゲータレードだったが、ペット
ボトルは道路に多数落ちていて少し気になった。
沿道の応援はスタート、ゴール地点以外はほぼなし。
それでも想定よりも遥かに多くの参加者がいて、
まずまずお勧めの大会と感じた。
走っている最中はハーフでこんなにきついなら
フルなんてと思っていた。
終わって家内と話していて、家内はハーフか10㎞。
自分は来年はしっかり準備してフルに参加してみよう
かなということになった。
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