私は12歳で初めてバイクに乗って、そこからバイクに魅了され今なおバイクが好きなんです。
私自身バイク好きという事もあって、翌日バイクをレンタルして一人で行ってきました。
私は帰国しますが、良く言えば後々そのお客さんと川上の間で話しのネタになれば…という思いもあっての事です。
川上をシバき回すために来たチェンマイで、唯一私自身が、楽しい!と思う事をしたのもこのツーリングです。
その夜、私が翌日帰国するという事で川上が気を使ってくれたのか、チェンマイに来て初めて飲みに連れて行ってくれました。
場所は定かではありませんが、女の子がいっぱいのチルアウトという店で楽しい最後の夜を過ごしたのです。
約3週間、川上の頑張ってる生活を見たり、人間関係も見たりで、この調子でいけばきっとよくなる!と、少しは安心できたのと、これからも出来る範囲で応援しよう!と思ったのでした。
帰国の際、川上は忙しい時間をさいてくれチェンマイ空港まで送ってくれました。
空港の中に入る前、タバコを吸いながら川上は、今から絶対良くなる!ガマンの3年も終わり観光客も増えて良くなる要素しかない。借りてるお金も3月から返していくわ!と言ってくれました。
私はその言葉を信じて、チェンマイに降り立った気持ちと真逆の気持ちで搭乗ロビーを歩いていったのです。
シンクパークの中心にはガジュマルらしき木があります。ガジュマルは、日本の沖縄ではキジムナーという精霊が住みつき、人々に幸せを与える!と伝えてられてます。
そんな話しを川上にしてから、川上と2人でそのガジュマルらしき木を1日1回触ったりしてました。
ガジュマルじゃないかも知れませんが、信じてガンバれば必ず報われる日がくる!と帰国したのでした。
第20章に続く
唯一楽しいと思えたソロツーリング
3週間で1回だけ行った飲み屋さん
信じて頑張れば…と、毎日触った木
2023年2月下旬のストーリー
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