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楽園滞在記『セブ島+α』・・・5日目(移動編)

2006年06月30日 | アップルスタッフの日記



6月8日(木)

     ~ ドゥマゲッティへ ~



ついにモアルボアルを離れる日がきた。
短期間の滞在で大袈裟な言い回しだけど、
本当に離れがたく、まだまだゆっくりと滞在したい・・・
2人とも本当にそう感じていたのです。

それだけのんびりとしていていいところでした!


8時には起きて(遅い?早い?)朝食をとりにいつものレストランへ!
今日もミックスフルーツシェイクを注文♪そして、ハム、ベーコン、チーズ入りのオムレツを注文。
友人はアメリカンBF!どんなオムレツが出てくるのかと思っていたら、
単純なオムレツだったけど、すごく美味しくて驚いた★

いつも通り、海をのんびりと眺めながら食事をとり、僕らはお土産用のTシャツを買いに
カツさんすすめの店へ買い物に行った。
食後に、日本人女性Nさんにばったり会ったので、
一緒に店へ行きTシャツの品定めをした。

僕らは自分たち用も含め、お土産のTシャツを5枚購入した。
1枚100ペソで約200円。
売り子の子供が、

「これカワイイね~。」

とTシャツを出してくるので、

「君の方がカワイイよ♪」

と言うと照れだしたので、カメラを向けたら柱の影に隠れてしまった。
とっても可愛らしい子だった。


     
    (Tシャツ屋にて。手前の子がかわいらしくて、照れて顔を隠す)


宿へ戻り、荷造りをしたらダイビングショップへ立ち寄りお礼の挨拶をしに行った。
カツさんにはダイブショップの紹介や割引、現地までの交通の詳細説明など
本当にお世話になってしまった。
日本人女性Nさんとの待ち合わせ場所へ向かう途中に仲良くなった人達と交わす
挨拶がつらい。


Nさんと合流して、トライシクルを捕まえて村を離れた。
モアルボアルへ来たときに降りた市場前のバス停の前で、
クソ暑い炎天下の下でいつ来るのかも分らない長距離バスを待っていると、
見知らぬ現地の女の子がNさんに話しかけていて、なにやらお願いをしているようだった。

事情を聞くと、Nさんのチェックアウト時の支払い額が間違えていたらしくて
1泊分しか貰っていなかったとのことで、残りの宿泊代を支払いにきてほしいとの事だ。

Nさんが宿へ支払いに戻っている間、僕らは来たときにも寄ったカフェで待つことにした。
メニューを見ていると小さくhalo haloの文字が!
ずっと食べたいと思いつつもなかなか見つからなかったメニューにようやく出会うことが出来た。

2人ともハロハロを注文し、大きめサイズのパフェのようなものに期待は膨らんだ!
紫芋アイスやフルーツが氷の上に乗っている。これは良かった!
思わずハロハロを持って記念撮影をしたくらいだ!

しかし、食べ進んで半分より下の方へいくと、ちょーーーーー甘い砂糖菓子が
たくさん詰まったエリアに突入した。
これには甘党の私も舌を巻くほどの強烈な甘さで、
結局食べきる事ができずに、少々残してしまった。

そうこう苦戦しているとNさんが戻ってきた。
そして、Nさんが席に着いてまもなく僕らが乗るべきバスが目の前を
通り過ぎていく・・・
僕は店の中から、バスの車内にいるスタッフへ熱いアイコンタクトを送り、
大袈裟な身振り手振りでバスを停めようと試みた!

すると結構離れた場所から送った僕の視線に気が付いたバスの女性スタッフは
こちらを向いて笑顔で手を振り替えしてきた。でもバスは停まらない・・・
どうやらイチ観光客が手を振っているだけだと勘違いされたようだ。

ちょっとショックを受けた瞬間だった。
だって次のバスはいつ来るのか分らないから・・・
最低でも一時間に一本は出ているというの知っていたから、
まぁ気長に一時間くらい待つか~!と投げやりになって暫らく休んでいたら、
スピードを落とした黄色い車体のバスが、乗客を探しながら走っているではないか!

僕らは店を飛び出して、バスを停めた。


思っていたよりバスの中は空いていて、余裕をもって座る事ができた。
今回もエアコンバスではないが、充分快適であった。
乗車後にスタッフが目的地を訪ねにきて、暫らくすると支払いを求めにまたやってくるのだが、
多分僅かながらの金ではあるが、ボッタくられてたであろう。
それも10ペソくらい。日本円で約20円!怒る気にもならない・・・。

2時間弱バスに乗り続けて、終点の「バト」で下車して、
船に乗り換える。30分間隔で運行しているようで、まずは乗船名簿に名前を記入して
チケットを購入する。

出航時刻間は14:00でちょっと時間があるのでぶらぶらしながら写真を撮ったり
していた。すると友人が波止場から海を覗いていて、「蟹がいる!」と波打ち際まで
降りていくと、突然足を滑らせ、まるで蟻地獄へはまったように海へ滑り落ちていった。


     
         (左端が友人が滑り落ちた現場。対岸がタンピ)


どうやら斜面になっていたその道はぬるぬるで、かなり滑りやすくなっていたようだ。
友人は膝の下あたりまで海水に浸かってしまったが、
カメラや貴重品などは無事で、最悪の事態は免れていた。

Nさんは必死に助けようとしていたが、僕はその光景が面白くて笑ってしまい
動く事が出来なかった!

そんなこんなでも出航時刻まで時間はまだあり、暑いのでビールを飲むことにしたのだが、
屋台で買ったビールは殆ど冷えていなくて、
瓶が錆びているほど年季の入ったものであった。


     
       (友人とNさん。顔が分りにくいから載せてしまう)  


屋台の食事をとりたかったが、小銭がなくて食べる事ができない。
銀色の大きめサイズの鍋に入った色々な料理の蓋を開けて
覗いていると、とても美味しそうであった。

ようやく乗船開始となり、事前にカツさんから話を聞いていた通り、
すぐに下船しやすい席を確保した。


     
              (バトからタンピへ向かう船)


約25分の船旅。船は約50人くらいは乗れるだろうか。
ゆっくりと進みながら対岸の「タンピ」という街(小さな港村)を目指す!

タンピの港では、船の到着にあわせてドッマゲッティ行きのジムニーが
客待ちをしているので、小さいバスに乗り漏れないように下船しやすい
席を確保して、いちやはくジムニーに乗り込むのであった。

ここから約20分でドッマゲッティの市街地へと到着した。
モアルボアルと比べると物凄い都会である。
何しろここはセブ島の左側にあるネグロス島の東側の州都なのだ。


つづく



     


楽園滞在記『セブ島+α』・・・4日目(午後)

2006年06月29日 | アップルスタッフの日記


6月7日(水)

    ~ モアルボアル最後の夜 ~



本日二本目のダイビング!!
予定では亀が多いポイントとのことだったのだが、
小さな飛行機が沈んでいる「AIRPLANE」というポイントに変更になったようだ。

 
     
         (正面のビーチを更に過ぎてポイントへ向かう)


昨日潜った「ホワイトビーチ」を通り越して、ボートは更に遠くへ進んでいた。
ポイントに到着すると、ジョンが海中での遊び方を説明し始めた。

小さなプロペラ機が沈んでいて、目の前にはドロップオフがあるから
そこへ船を落とそう!と言う。

で、ジョンは左翼を!友人は後方を!僕は右翼を!そして、もう1人の日本人女性Nさんが
操縦室に入る!と決めた。
潜行して、暫らくすると機体があり、皆が予定通りの配置についた。
指で、

3、2、1・・・GO!!


と合図を送って一生懸命に機体を押した・・・が動くわけが無い。
数回試したが、どんどんエアーを消費していくだけ・・・。

最後には自分も操縦室に入って大きなハンドルを握った。というか首に掛けてみた。
特に写真を撮ったりするわけでもないのだが、皆楽しんでいた♪

途中、ハタタテハゼも見れたし、大きな笠のような貝を頭にかぶってステッキを借りて
魔法使いのようにして遊んだりもした。
僕は海の中で、日本人女性Kさんにむけて魔法をかけようとしてみた。
軽い窒素酔いにでも侵されていたのだろう。
かかるわけがない・・・。耳抜きも良好だったので、とても楽しむことができた!


最後に安全停止をしている時に、カツさんはタンクのバルブを閉められていた(笑)
あれを自分にやられたらと思うと、非常に怖い。
ライセンスを取得する時に、一度経験だと言われて海中で閉められたが、
とても苦しくて怖かったからだ。

その後カツさんはフィンまで脱がされそうになり、皆に弄ばれていた。
モアルボアル最後のダイビングは気持ちよく楽しく潜れたのでした。

結局3本しか潜っていないけど・・・

ダイビングショップへ戻ると、スタッフがボードに潜る予定のポイントを記入していた。
その娘に「三本目はJAPANにして!」とお願いをしたら書いてくれた。
悪乗りして色々と書こうとしたけど、これだけにした。


     
       (このように1日の予定が書いてある。JAPANはジョーク♪)


相変わらず夕方はのんびりと過ごして、早めの時間に夕食へ向かう。
店を悩みつつも、結局は昨晩と同じ店にした。
そしたら今晩もカツさんはいた!
僕らは昨晩と同じラプラプ(魚)と海老のガーリックバター炒め、ガーリックライスを注文♪
魚が美味しいのは分っていたのだけど、海老が想像以上に美味しくて、
殻をむかずに頭ごとバクバクと食べていました♪
これがまたビールがすすんでしまう料理でしてね~。


     
       (モアルボアル最後の晩餐。ライスの後ろの海老が美味)


美味しい料理を満喫してモアルボアル最後の夜を満喫していたのでした。

そう、思えばモアルボアルに到着したあの夜の激しい飲みの時に、
モアルボアル滞在後の予定が酒の勢いと、カツさんの熱い語りで変わった。
僕らはドゥマゲッティへ行く事にしていた!!


話の流れはざっとこんな感じであった。
既に泥酔状態で交わしていた会話であった事を先に申しておこう。
(注:記憶が怪しいので、正確な会話内容ではない)

「セブの他のエリアの海ってどうですか?どこがおすすめですか?」

「アポ島にはぜひ行くべきだよ!
ギンガメアジの大きな群れがまるで映画のスクリーンいっぱいに
映し出されているような感じで、感動すること間違いなし!」


「実は僕らは、当初ドゥマゲッティへ行き、
アポ島やスミロン島へ潜りに行こうとしていたんです。」


「俺は土曜日にアポ島へ友人に会いに行って潜るつもりだから、一緒に行く?」

「自分ら滞在が短いから、その日程だといけません!」

「じゃあ、1日早く行って前日に潜ったら?友人のインストラクター紹介するから!で、
潜った日(6/9)の夜は皆で牡蠣が美味しい店で牡蠣パーティーしよう!」


「それ最高っす♪宜しくお願いします!」

ってな流れになり、その翌日の夜には日本人女性のNさんもその熱い語りと僕らの
後押しもあって、後半の予定をキャンセルしてまで、僕らと行動を供にして
ドゥマゲッティへ行く事にしたのでした!

結局、モアルボアルで潜っていた日本人4名は皆ドゥマゲッティへ行く事になった。


ということで、モアルボアル最後の夜を満喫しようと僕らは近くのBARへ飲みに出かけた。
友人とビリヤード勝負をしようとしたのだが、空いていなかったので、
カウンターで飲んでいた。

すると従姉妹で働いているというスタッフと意気投合して、
話をしていると、店のスイス人オーナーがサッカーチームに所属しているらしく、
僕らもサッカーをしている事を告げると、練習に参加しに来ないか?
と誘ってくれたので、是非!!と鼻息を荒くしていたが、練習日は月曜と金曜の夜のみ。
僕らの滞在期間中には行われない・・・。残念だった!
異国の地でのサッカーはとても楽しいからだ。
バリ島やオーストラリアでも様々な人種の人々とサッカーをしたのだけど、
それぞれ特徴があって、リズムやイメージの違いなどが感じられて面白い!

スタッフのジェーンと話をしていると、僕らにビリヤードの順番が回ってきた。
どうやら勝ち残りらしくて、僕は超上手なベルギー人と勝負をする事になった。
僕と友人の頭に一昨日の悪夢が蘇る。


     
            (ビリヤードが上手なベルギー人)


まだ、酒がそこまで回っていないので、集中して勝負に挑むと途中までは
なんと優勢な状況であった・・・・が、やはり最後は惜しくも負けてしまった。
次に友人が勝負を挑んだが、かなり優勢だ。しかし結局は負けた。
ベルギー人の彼(名前は忘れた)とドイツワールドカップの予想話をしたり、
ジェーンと結婚話をしたり、オリジナル「ピナコラーダ」を作ってもらい、
彼女らと楽しい時間を過ごした!

最後の夜を満喫した僕らはモアルボアルでの短い滞在を振り返り、
楽しかった時間を思い起こして、ちょこっと感傷に浸っていました。

さて、明日はドゥマゲッティまで移動だ♪



   


楽園滞在記『セブ島+α』・・・4日目(午前中)

2006年06月28日 | アップルスタッフの日記


6月7日(水)

    ~ 元気な状態で潜ると・・・ ~



昨日の反省をしっかりと生かして、深酒せずに早めに寝たので、
朝は7時には起きてしっかりと朝食を食べにいった。
昨日のランチで食事がなかなか出てこなかった「シーサイドレストラン」が
まだ開いていなかったので、隣にあるレストランへ行った!

毎日飲んでいるミックスフルーツシェイクを注文してフィリピン風朝食を注文すると、
すごくニガイ魚の揚げ物が二匹ついていて、食べるのに非常に苦労した。
昨日のダイビングでは、レギュレーターから空気を吸うたびに自分の酒臭さを
感じていた(それで頭痛がきたのか?)から、今日のダイビングは魚の内臓臭さか??
と軽くショックを受けていたが、やはり予想通りの結果となった。


     
       (ダイビングショップの前から乗船。正面がジョン)


昨日のジョンの話によると、一本目のダイビングではペスカドール島の
シャークポイントへ行き、二本目は亀の多いポイントへ行くとのことだった。

予定通りに一本目はペスカドール島のシャークポイントへ!
昨日とはボートの中での気分が全く違って、爽快である。
でも、心の中では耳抜きが出来るかどうか不安だった。
相変わらず左耳の調子が悪くて、陸で耳抜きをしようとすると耳の中で
グジュグジュとした音がするので気持ち悪いので。

そう思い込んでいると本当にそうなってくるから、
自分に大丈夫だと言い聞かせていた。


    
           (珊瑚礁がみえる。シャークポイント)


いざ潜ると、調子よく耳抜きが出来て、気持ちよく水中の中を観察する事ができ、
ゆったりと潜る事が出来た・・・が、水深25M付近で今度は右の耳が抜きにくくなってしまった。

「なんて事だ!!」

潜水前のブリーフィングでは、シャークポイントへ辿り着き、
サメがいたら更に潜行すると言っていた。
その水深は約30M・・・という事は、現時点の25Mで耳抜きが出来ていないという事は、
サメをみに行く事が出来ないといコト。

少しずつ浮上しながら耳抜きを試みていたら、なんとか復活♪
サメのいるケーブへ辿り着き、上からサメがいるか確認をすると、

「サメがいない・・・」

残念だったが、潮の流れに逆らってボートへと戻っていった。
皆疲れていたようだ。

無事に一本目を終えて宿で休み、昨日の反省を生かして今日は12:00には
ランチへと向かった。朝と同じ店でコーラを一気に飲み干した後、
更にミックスフルーツシェイクを飲む!本当においしいし、体に良さそうで
ついつい飲んでしまう♪食事はミックスフルーツパンケーキ。
これに「チョコレートソースかけてもらえる?」と注文すると、
なんなくOKしてくれた。


     
        (ミックスフルーツケーキのチョコレートソース掛け)


バリ島で食べていたホットケーキのようなものを想像していたが、
クレープ風のものが出てきた。これはこれで美味しいのだが、
調理中にフルーツの缶詰を捨てている現場を目撃してしまい、
ちょこっとショック。

友人は、プレーンパンケーキとヌードルスープを頼んでいたのだが、
ヌードルスープとは、インスタントラーメンの上に卵が乗っているのみ。


     
      (プレーンパンケーキと大好物のミックスフルーツシェイク)


さすがに早めに食事に出たので、食後は部屋でのんびりとした時間を持つ事が
出来た。勿論寝た!!



   


楽園滞在記『セブ島+α』・・・3日目の午後

2006年06月27日 | アップルスタッフの日記


6月6日(火)

    ~ 体調不良で潜った後は・・・ ~



皆、ダイビングの準備をしている中、自分とフランス人女性だけが
シュノーケリングの準備をしている。

ダイビングポイントまでボートで向かったのだが、
想像以上に遠い。昨日無謀にも歩いてホワイトビーチへ行こうとした際に、
立ち寄ったレストランからは、かなーーーーり離れていた!!
歩いたら二時間くらいかかりそう。。。

ボートから見るホワイトビーチはとてもきれいで、のどかな雰囲気を醸し出していた。
でも、そんなに白いビーチではなかった。


     
        (ホワイトビーチ 雲がかかっていたのでキレイに撮れず)


ビーチからちょこっと離れた浅瀬にボートを停めると、皆が潜る準備をしている際に
僕はジョンに海へ突き落とされた!
水に浮くという事が少々苦手な僕は少しだけ焦った。
何しろ、緩やかながらも潮の流れがあるために、油断すると流されてしまうからだ。

でも、シュノーケリング中は潮の流れに乗って、ただぷかぷかと浮かんでいれば
いいだけなので、非常に楽である。
海の中を覗くと、視界は全て珊瑚礁で埋め尽くされていて、色とりどりの魚達が
サンゴのまわりで気持ち良さそうに泳いでいた。
太陽の光が水中に差し込む度に、珊瑚の色が変わり、なんともいえぬ幻想的な
景色が目の前に広がっていたのでした。

約40分くらいぷかぷかとシュノーケリングをしていたが、
次第に疲れてきたので、早めにボートへ戻って寝ていた。
珊瑚や魚に見惚れて、自分が体調不良であった事をすっかりと忘れていたのだ。


     
       (こんなボートに乗っていく。ダイブショップの前で撮影)


ショップへの帰路のことだ、ボートが沖へ向かって進みだしたので、
何かと思ったら野生のイルカの大群が遊んでいるではないか!!
これにはすっかり感動して、皆が立ち上がってイルカを眺めていた。

「一緒に泳ぎたい!」

と思ったけど、至近距離へと近づくとイルカたちは姿を消してしまった。
残念だったが、感無量でもあった。

ショップへ戻ってログ付けをした後にランチのリベンジとばかりに
昼にちゃんと食べれなかったレストランを訪れて、

「俺らのランチはまだ終わっていない!」

と冗談で言うと、スタッフ一同笑い転げていた。
ランチなんて食べる気は更々なくて、ただミックスフルーツシェイクを
飲みたかっただけなのである。


     
                 (突然のスコール)


とてものんびりとした時間だ。
夕方18時半に、ダイビングショップの前に集合して、
日本人一同で食事をする事にしていた。

カツさん行きつけの店「ディープウォーターバー&レストラン」で
お薦め料理のラザニアとラプラプ(魚)のカレーソース掛けみたいなもの、
ガーリックライスとチキン、サラダ、焼きソバみたいなものを注文して
お約束のサンミゲルビールを頂く♪

日中の体調不良も二日酔いも関係なくなっていて、
美味しい料理とビールを堪能しました。
食後に軽く飲みに出かけたのだが、その店では途中から日本の曲が流れ出し、
しかも結構最新の客が流れていた。
絶対僕らを意識して流したに違いない。

昨晩の例もあるし、明日こそはしっかり潜りたいので、この日の夜は
酒を控えめにしていた(計ビール5本)のだが、最後に地元のフィリピン人から
昨晩と同じラム酒を一気飲みしろと言われたので、
ついついやってしまう俺。
だってうまいんだもん♪
勢いがつきそうになったが、押さえて早めに宿へ帰った。

明日の為に、本当に早めに就寝した。



   


楽園滞在記『セブ島+α』・・・3日目

2006年06月26日 | アップルスタッフの日記



6月6日(火)

   ~ 二日酔いのまま潜るとどうなるか!? ~



確実に二日酔いになるだろうと確信した夜。
目覚めた瞬間に自分の体調の感覚をとらえるのが怖い・・・。

目覚ましは正確に7時に鳴り響く。
一応目は覚ました。が、とても起きる気力はなくて、
遠くに置いた目覚まし時計のアラームを止めようと懸命に体を動かした。
体が重い・・・。

僕はどこまで体調が悪いのか、頭と体にしっかりと話し合いをさせてみた。
頭痛有、吐き気なし、意のもたれあり、食欲無し、眠気有・・・
その他、体がだるくて間接の節々が痛む。

もう、普通ならダイビングどころではないだろう。
目覚まし時計をとめて、再び目を覚まして気が付くと集合時刻の8時半!!

急いで荷物をまとめて着替え、隣のダイビングショップへ顔色と体調が悪いまま走っていった。
入り口にはカツさんがいて、さわやかにダイビングの準備をしている。
カツさんは0時をまわったあたりで、うまく部屋に帰っていたのだ。

気力を振り絞り、睡魔や気持ち悪さと格闘しながらダイビングの準備をして、
一本目のダイビングへ向かった。


     
         (離岸の様子。ビーチも透明度はそれなりに◎)


せっかくの最初のダイビングが散々な体調でのスタートとなってしまった。
普段なら心躍らせながら向かうのだが、それどころではない。
少しでも自分の体調を整えるのと、二日酔いを刺激して船酔いなどの二次災害を
起こさないように努めるのに必死だったから、初めてモアルボアルの海に足を
踏み入れた時に感じた「生ぬるい海水」もウワーっと思っただけで、
海の青さや、海風の心地よさなど感じている余裕はとてもなかった。


     
           (正面に見えるのがペスカドール島)


「自分はこんな体調で潜ってもよいのだろうか??」


そんな疑念を抱いてはいたが、カツさんが何も言わないから大丈夫であろう!
と勝手に思い込み、自分に大丈夫だと言い聞かせていた。

さすがに1年ぶりに潜るので一本目は不安だ。
友人はなんと三年ぶりだってさ。驚いた!!以前、沖縄へ一緒に潜りにいった以来らしい。

一本目のポイントは「ペスカドール島」である。
バンカーボートを停泊させたあたりの海を見回すと、
エメラルドグリーン色で、海底まで見えるほど海は澄んでいた。

しかし、それでも気持ちは盛り上がらずにいた。
潜行を開始し始めると、なかなか耳抜きが出来ない。
とくに左側の耳がおかしくて、苦労した。

海の中は、色とりどりの珊瑚礁やカラフルな魚達で溢れていて、
この時ばかりはさすがに感動した!
透明度は約18Mかな。
異常な透明度ではないが、これはあくまでも平均である。
浅瀬ではかなりの透明度でとてもキレイであった。

でも、潜水時間が長くなって深度が増す毎に頭痛がひどくなり、
耳抜きもしにくくなってきた。
途中からは、まだ終わらないのかな~なんて考えていたし。
それ程大変な状況に陥っていたのだ。


     
            (一本目のダイビングポイント)


後々に聞いたのだが、二日酔いのまま深い場所まで潜ると減圧症にかかる恐れが
あるとのことであった。
今回僕はそこまでひどくはならなかったが、帰りのボートでは無言で頭痛と戦っていた。
左側の耳の調子もおかしくて、いつもと音の聞こえ方が違って非常に気持ちが悪かった。

さて、二本目のダイビングはどうしよう??
「オーシャングローブ」でのダイビングの良さは、低料金だけではなくて、
その日潜るかどうかを、直前に決めてもいいということだ!
これは素晴らしいシステムですよね♪
当日決めればいいということは取消料もない。

潜りたい時に潜る!!ただそれだけ


午後の二本目を潜るかどうかは、直前に決める事にして、
とにかく宿へ戻り、倒れこむようにして寝てしまった。
本当に必死だった。でも、顔は冷静を保つように心がけていた自分がいた。

一眠りすると、少しは楽になり頭痛が消えてきたので、
とりあえず午後のダイビングの為にランチを取りに「シーサイドレストラン」へ行った。
(この時点で二本目を潜る気は無し!)

しかし、13:20に料理の注文をして、ドリンクが届いたのが13:48くらい。
大好きなミックスフルーツシェイクが出てくるまで約30分を要している。。。

一緒に潜っていた日本人女性がレストランの前を通った、時計を持っていない僕らは
彼女に現在時刻を尋ねた。その直後に僕が注文した料理が運ばれてきた。


     
              (シーサイドレストラン!!)


しかし、まだ友人の分はこない・・・。
集合時間は14:00である。
もう間に合わないのは目に見えていた。14:00を過ぎたところで
ガイドのジョンジョンが探しに来た。早く来るように促がしにきたのだ。

先に食事を終わらせた僕は、部屋へ荷物をとりにいって着替えてショップへ駆け込んだ。
結局二本目は潜らない事にして、シュノーケリングだけすることにした。

すると、焼き飯を注文した友人が食事を無理やり喉に詰め込んで、
急ぎ足で向かってきた!

二本目のダイビングポイントは、昨日無謀にも歩いて行こうとしたホワイトビーチである!
ということで、ボートにも乗らずに宿で休んでいようかと思っていた私も、

「ビーチならシュノーケリングでもキレイなはず!」

と勝手な思い込みで参加する事にしたのだった!