youthful days

My youth is this one time,
so let's ENJOY MY YOUTH!!!

音には生命(いのち)がある

2006年04月20日 23時59分59秒 | Weblog
私は中高でほんっとに部活ばっかやってたなぁ。。。
この「音には生命がある」ってのはうちの高校のブラスのテーマ。
音楽室の前の壁の真ん中にこの旗(?)を常に掲げて練習してた。
本番の前とかには部長が「音には~」って言ってみんなで「生命があるぅ~!」って声そろえて言ったりして。

音楽ってのはただ楽譜どおりに演奏したらいいんじゃなくて、うちらにはうちらにしか奏でられない音楽がある。いのちの込められてない音楽なんて、ただの音でしかない。熱いキモチで最強で最響の音楽を聴きに来てくれた人みんなに届けよう!って。

いや~。ホント楽しかったわ。
激アツ。

顧問の先生がまたステキでからさ。
先生として、指導者として上に立つんじゃなくて、うちら生徒と同じ高さに立って、「指揮者」ていうプレーヤーの一人として、誰よりも音に生命を込めることを楽しんでた。んで、上手く吹けなくて落ち込んでるときとか、悩んでるときは必ずタイミングよく話しかけてきてくれるんよね。100人以上部員がいたけど、そのひとりひとりをしっかり見ててくれた。
今、私は一応教職の授業もとってるけど、もしも教師っていう職業につけるなら、わたしは先生みたいになりたい。そう思わせてくれる恩師やな。

私の高校生活最後の夏、最後の夏の大会。
うちの高校は毎年九州大会に出場してて、私が中学校のときには先輩達は全国大会にも出場してて。ホント伝統ある高校やったんよね。先輩達にあこがれて、私も無理やり校区を無視して1時間以上バスに揺られて通ってたっけな。けど、うちらの年にその憧れの先輩たちが作ってきた伝統を受け継ぐことが出来なくて。演奏自体はホントに生命の込もった最高の演奏やった。けど、結果はついてこなかった。
演奏に悔いはないし、むしろ誇れるくらい。
けど、やっぱまだ未だに引きずってるトコあるんよね。
最後の大会の最後の演奏のMDとか聞いたら未だに泣きそうになる。

「稜線の風ー北アルプスの印象」って曲。大好きな高校時代最後の曲。
大学4年間の間に一度、北アルプスに行ってみたいな。