ご訪問いただきありがとうございます。
ちょっと分かりにくいですが、職場から海が見えます。
最近、気がつきました。
昨日の続きです。
私のやるべきことは、目の前のお子さんを受け入れ、
彼らの良さを見つけてあげること…かなと思います。
昨年度までは違いました。
社会性を身につけさせることが第1だ、と信じて疑いませんでした
子供たちはこれから社会に出て行くんだよ。
高校受験もあるよ。
発達障がいだからと甘やかさずに、厳しくすべきところは厳しくしなきゃ。
子供たちのことを思って、毎日、指導していました。
他の支援学級の担任の方々も、同じでした。
でも……
転勤して来た新しい学校の子供たちは、
指導しようとしたら
逃げ出したり、暴言を吐いたり、泣きわめいたり…
あらゆる方法で私に抗うのです。
他の支援学級の担任の方々も、同じように苦労していました。
「こちらの敷いたレールに乗せようと思うと、自分が苦しくなるからやめました」
ある時、隣の学校の先生が言った一言に、衝撃を受けました。
そのクラスは、先生がささやくように話し、ゆったりした雰囲気の中で
子供たちが自分の課題を頑張っていました。
そっか。
私のやり方に従わせるのではなく、私が彼らに寄り添うようにすればいいのかな。
それからは、やり方をガラリと変えました。
決して声を荒げないこと。
笑顔を絶やさないこと。
逃げ出しても追いかけないこと。
子供の「好き」を見つけること。
そうしたら、少しずつ変化が見え始めました。
子供たちの様子は、また今度書きますね。
教師26年目にして、大きな意識改革です。
それでは、またね。
※2017年8月より、ティーダブログ『週末ガーデナー』に1本化して記事を書いてます。
よろしければご覧下さい。