遺伝

昨日会社に着くと見慣れないカバンが一つ。
何の事かと思いよくよく見ると、わが親父のもの。
何で会社の私のデスクに親父のカバン？

私をよく知る人で有ればご存知だが、
今勤めるめるこの会社、親父が２代目の社長であった。
現在は３代目の私の叔父が勤める。
だから親父が会社に縁が無い訳では全く無いが、
今は会社には全く来ていないので
カバンが会社に存在するのは不可解。

よくよく聞くと、昨日父親と社長、
要は兄弟で会食をしたらしいのだ。
その際どうやら父親が社長の車に
このカバンを忘れたらしい。
それを朝一番で社長が私に届けてくれたという事。
なんともそそっかしい親父。

・・・とは実はいえない事件が。。

一昨日、ほんのワンメータータクシーに乗った。
やたら話し掛ける運転手に閉口しながら、
早く目的地に着かないかとイライラ。
変な運転手め！と思っていたので、
タクシー会社と運転手の名前が記憶にしっかり。

降りる際もなにやらいろいろ話し掛けてきたが
完全無視して降車。その無視した罰があたっのか
見事にカバンを車に置き忘れた！
もっとも気が付いたのが一時間後・・・。
私もそろそろ老化現象が激しくなったようだ。

記憶に残っていたタクシー会社に電話。
みごとに預けられていて助かったが、
なんとも他人の事が笑えないカバン騒動である。

ところで息子。いってきまーすと
水筒や体操袋、給食袋を忘れさり、挙句には
ランドセルを背負わずに出て行く！！

そのたび家内が「全く誰に似たのかね！」とつぶやくが、
明らかにそれは遺伝です・・・・。