翌日、10日は、脇祖さま報恩会式典でした。
本来ならば、インターネット配信で本部大聖堂での式典を生放送で参加させていただく予定でした。しかし、停電のため、教会でさせていただきました。
教会長さん導師による読経供養、教会長さん挨拶。
参拝されたのは20名ほどでした。
私は、式典後、飲料水や非常食をお届けにお年寄り世帯の会員さん宅を訪問&安否確認させていただきました。
瓦が飛び、雨漏りがしている家。屋根が飛ばされ隣家に刺さっている。倉庫やビニールハウスが破壊されていたり被害が大きい。
相手が台風なので、怒りや悲しみのはけ口がなく、不安な生活を送られている。
私は、少しでもお役に立ちたいと思い、不安や悲しみをひたすらに聞かせていただきました。
その後も毎日、飲料水や非常食をお届けに会員さん宅を訪問させていただきました。瓦などの片づけや掃除を手伝わせていただきました。
富士教会で傾聴ボランティアをされている方よりアドバイスをいただき、訪問先で様々なお話を聴かせていただきました。
飲料水や非常食の他に、瓦などを運ぶために土嚢袋を届けたりして会員さん宅訪問が続きました。帰宅してから自宅の冷蔵庫掃除などをして、夕方から、ソーラーランタンを使い、食卓に明かりを灯し、夕食は非常食を食べました。非常用のビスケットなど美味しくいただきました。
日ごろ、何気なく使っている電気に感謝が足りなかった。水や食糧にも感謝しなければと思いました。
私ども夫婦は、海外ボランティアで電気も水道もガスもない村でテント生活で活動した経験が多く、水浴びにも順応することができました。
また、「oriさんの震災日記」のおかげさまで、震災日記を読むことで、災害時に信仰者としての生き方バイブルになりました。
9日から20日まで毎日、会員さん宅訪問を続けました。
ガソリンスタンドには長蛇の列です。
東日本大震災から、ガソリンタンク半分になると満タンに給油する習慣が身についていたため、9日は3分2残ってました。残り半分に減るとガソリンスタンドに約1時間並んで20リットルの給油。この繰り返しで、災害の中でも毎日100km以上走ることができました。