主催はNPO法人かぞ市民ネット「男女共同参画の10年」記念講演会ということで、上野千鶴子氏をお招きしたようです。
1ヶ月前に整理券が配布されたのですが、自分の分の1枚だけしか手に入りませんでした。
会場はわずか70人ほどしか入れない場所でした。有料にしてももっと大きな会場で多くの人に上野千鶴子さんの講演を聴いて欲しかったです。
前から3番目の真ん中の席をゲット。
待つ事30分。上野千鶴子さん登場。
なんと、かわいらしい方!
本からのイメージとは全く違って、優しいお声と話し方が、素敵な方でした。
第一印象で好きになっちゃいました。
赤いマフラーと赤いイヤリング・ネックレス。そして、赤い髪。
赤は闘う女の色。が、物腰の柔らかさが、闘争心を感じさせずに暖かさを醸し出しているようです。
高齢化社会の抱えている問題を具体的に示し、私たちがどのように社会と関わり、豊かな老後を送って行けるか。
高齢者の社会との関わり方、具体的なモデルコミュニティーの紹介。
2時間近い講演があっという間でした。それだけ、無駄の無い構成と人を引きつける人間性の技。
講演の前に本を読んでおこうと思ったのですが、たいてい講演後に本の販売とサイン会がありますよね。
で、
じゃ~ん。

この2冊を購入し、サインを頂いてきました。
で、
○○さんへ。
と皆さんが書いて頂いていましたが、私は、先生のお名前だけサインして頂きましたの。
なぜか。
もしももしも、私が居なくなって誰かが私の物を処分する時、古本屋に売りに出した時、サイン本でしたらオッケーですが、○○さんへと個人の名前が入っていたら、値段がつかないのです。
そうそう。今回上野先生は、老後について講演されましたが、最後の質疑応答の時に、自宅で死ぬ方法のお話があることをされました。そのお話をまたの時にして頂きたいと、満場一致の大拍手がありました。
ぜひ、また上野千鶴子先生をおよびして頂きたいものです。
上野千鶴子先生は恐い方ではなく、とても素敵な女性でした。