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リンホフ・マスターテヒニカ 3000 が囁く

究極の銀塩カメラ、Linhof MT3000との生活

4/19 第5回日本リンホフクラブ写真展

2015-04-19 16:12:02 | その他
第5回 日本リンホフクラブ写真展 「日本の輝ける風景」京都展に行ってきました。













京都会場は中京区西ノ京御前通り御池上ル エイエムエス A’BOX GALLERY 1・2





流石はリンホフ使いの方々、構図云々というより画面の切り取り方が素晴らしい




皆さんテクニックよりも感性を大事にされているのではないでしょうか?




会場に受付で詰めておられたおふた方に露出について2~3質問しました。




黒白フィルムの露出の基準や露出計の使い方について。




色々お話を聞かせて頂き迷いが吹っ飛んだ気がしました。




ありがとうございました。




私もいつかはこのような作品を撮りたいですな。




いつになるやら…
























マミヤプレスがやって来た♪

2015-02-14 11:02:04 | その他
マミヤプレス スーパー23



とうとう買ってしまいました。


絶対に手を出さないつもりでいたのですが、以前見た事のあるマミヤプレスファンクラブというサイトをまた見てしまったのと、その時には分からなかったマミヤプレスの魅力に気づいてしまったのです。


35㎜と4×5に加えて中判カメラ(マミヤ RB プロ SD+KLレンズなど)では選択肢があり過ぎて荷が重いので、中判カメラを全部手放す予定ですが、リンホフ以外にブローニーフィルムを使える、しかも気軽に、カメラの必要性を感じていました。


カメラ本体はかなり程度の良い物で、おまけに付属していたオリジナルのキャリングケースが素晴らしく綺麗で古臭い臭いすらありませんでした。


ロールフィルムホルダーのモルトが傷んでいるので交換した方が良いでしょう。


セットされてたレンズはセコールの90㎜でした。


スーパー23からは標準レンズが100㎜/F3.5に変更されているのでどうして90㎜なのかよく分かりません。


そうかと言って使えない訳でなく、その際ファインダーから見える視界全てが写る範囲となります。



100㎜を選択


ファインダーの中

外側は6×9、内側は6×7。枠の外側が要するに90㎜レンズの視野。



ちなみにファインダーは100㎜の他に





残念な事にこの90㎜レンズは1秒の
シャッタースピードが長くて使えませんので、90㎜か100㎜/F3.5を探しています。




1/30秒は何度も切っている内にそれらしいスピードになってましたきましたが、1秒は何度やっても1.5秒位にしかなりません。



まあその分絞りで調整すれば良いだけですが。



100㎜レンズには他にF2.8タイプもありますが、あおり撮影には対応しません(近距離撮影?では可能か?)。



あおり撮影と言いましたが、スーパー23は初期型マミヤプレス同様バックあおり機構が設けられています。


あおり撮影には90㎜と100㎜/F3.5のみが対応します。


この2つのレンズは沈胴式になっていて
、沈胴させる事によって無限遠が出るようになっています。



沈胴させない時は近距離のみのあおり撮影に対応するという事です。



あおり使用時(当然マクロ撮影時も)はファインダーではなくピントグラスを用いるからです。



バックあおりは蛇腹を約30㎜まで引き出せます。



全部引き出すだけで90㎜レンズで最大0.47倍(ワーキングディスタンス26.6㎝、露出倍数2.1)の近接撮影が出来ます。



更に専用接写チューブを使えば最大1.59倍(ワーキングディスタンス13㎝、露出倍数6.7)の近接撮影が可能との事です。



接写チューブに蛇腹を全部引き出した数字だそうです。



あおりを使った近接撮影では当然蛇腹を引き出さないので倍率はこれより低いでしょう。



また最大15°まで傾ける事が出来るあおりは、ピントの合っている範囲を調節してパンフォーカスから狙った部分のみ強調まで色々使えます。



更にすぼまりなどの形を調整する事も出来ます。



当然ながらあおり量も多くないので自ずから限度はありますし、バックあおりのみなのでパンフォーカス写真を撮る時は形が変わってしまう欠点があります。


それがまた逆に遠近感を強調するとして時には効果的となると言われております。



マミヤプレスはレンジファインダー式のカメラなので、あおり撮影(または近接撮影)を行う時はロールフィルムホルダーとピントグラスを付け替えて構図やピント合わせしたりします。



撮影する時はピントグラスと再び付け替えます。



ファインダーを覗いて構図やピント合わせをする通常の撮影では、レンズキャップの外し忘れに注意しなくてはなりません。



本体サイドに大きな手持ちグリップがスクリュー留めにて装着されています。



グリップ下部からレリーズケーブルが出ていてレンズのシャッターレリーズホールにネジ込まれています。



そしてグリップ上部のボタンを親指で押し込むとシャッターが切れます。



マミヤプレスはレンズシャッター式のカメラです。






















ヨコギ69

2015-01-19 01:05:28 | その他





ライズ



フォール



ティルト




スイング



左右シフト





上部




ピントグラスを外して




底部





名作ヨコギ69フィールドカメラです。





この機種はバック部が固定されたタイプですので本体を折り畳んだりバックあおりが使えません。






小振りなのでレンズを装着してそのまま持ち歩いてもそんなに困らないと思います。






このカメラについてネットで調べてみたら、ハンザフィールドを初め横木氏の製作したと思われる6×9フィールドカメラが何種類も有って驚きました。






このカメラは要するに横木ブランドのカメラという事になりますね。






レンズボードが特殊なサイズで、しかも穴のセンターとボードのセンターとが合ってないのでどの位置で合わせたら良いのか分かりません、困りました。





このボードは幾機種にもわたっているので穴の位置、大きさ、厚さ等サイズを解明された方がブログに設計図を公開されてます。






ボードはアルミの無垢の色ですが、片面には黒い何かを貼り付けてあります。





つまり内面反射対策ですね。





ライズの装置にネジが余計に切られています。





付け替えによってライズの距離を稼いだり、フォールの距離を稼いだりするのではないでしょうか?





レンズ部と蛇腹の間に小さい袋蛇腹が挟まれていますが、蛇腹があおりを邪魔しない工夫だと思います。






えっ知らないの?

2015-01-16 21:09:25 | その他
Camera Restore


えっ知らないの?という題、何事かと思われたかも知れませんが、

上のサイトを見て少々不思議に感じたので取り上げて見ました。

批判という事ではなく、人の振り見て我が振り直せ的な意味で述べさせてもらいます。

ホースマンの69カメラについて書かれてありますが、関連的に述べられています。

記事からトップページに行けないのでどのようなサイトかどなたが書かれたかは全く分かりません。

カメラや撮影には詳しい方と思われる。

それでは私が少々引っ掛かった箇所を挙げたいと思います。

先ずはサイトをご覧下さい。

「…スイング以外は一応出来る」とありますが、

まさか中判カメラではあるが、立派なテクニカルカメラ、

スイングが出来ないとは考え難い。

仕様を調べてみたら案の定出来るじゃないですか?

恐らくロック装置みたいなものを見落としたのでしょうか??

次に「後部のアオリはマミヤプレスと同様、4本の柱で一通りは使えるが、極めて使い難い」

これは全く私の想像での話になりますが、、、

何故使い難い?

全体を読んでいると大判カメラの経験も十分あるように感じます。

(寧ろ4本ロッドで制御するバッグアオリ機構の方が使い易いと思うのだが…)

そこで思い浮かんだのは、もしかしてロッド4本共に伸ばしたまま、

つまりそのまま後部全体を引き出したままの位置でバッグアオリを行うつもりだったのか?

レンズ部のように上下左右動かす時の軸が無いので動かし難いのは分かります。

というか当たり前です。

びっくりしたのはバッグアオリの事、意外に知られていないのではないかと思いついた事です。

私みたいな素人でもワイズクリエイトの木戸さんに習っていたので知っていました。

門前の小僧習わぬお經などと言いますが、限界があるというか、習わぬ事は出来ないと深く思い至りました。

撮った写真だけの評価じゃなく、

撮る動機、撮る姿勢、撮るプロセス、マナーなどなど撮影に関する全体を導いてくれる先生を見つける事がとても大切だと気づきました。