‘手塚治虫組’【ときわ荘】出身で、人気シリーズ[おそ松くん][モーレツあ太郎][天才バカボン]などでナンセンスギャグ漫画で一世を風靡し、東京の中落合で漫画家のみならず『タモリ』や『所ジョージ』のナンセンスタレント性を育て世に出した逸材だった、天才にして奇才『赤塚不二夫』さんが世を去られました。
水商売の子供だったのに、あまり漫画が好きではない『あんこや』が、好んで読んでいた時期のある数少ない漫画が、
１.【サーキットの狼】『池沢さとし』著。２.【天才バカボン】(一時期は【天才うまボン】)『赤塚不二夫』著。３.【こちら葛飾区亀有公園前派出所】『山止たつひこ』後の『秋本治』著。だけは気に入っていて読み続けていました。
こんな思い出があります・・・
【天才バカボン】の、ある回で『バカボン』が朝から晩まで座布団に座って『バカボンのパパ』の、あの手この手の誘いに全く応ぜず、その夜『バカボン』は夏休みの日記に「今日は１日なにもしませんでした。」と書いて面倒くさい日記を簡潔にするための行為だったオチを真似て、
『あんこや』も「何もしませんでした」と書ける日を実践して１日で懲りたことがありました!?
不思議な一致ですが、好きなタイプの方々＝
【拝啓、天皇陛下様】＆【男はつらいよ】の名優『渥美清』さん、
飄々とした名脇役の『有島武郎』さん、
【よしもと新喜劇】で『ルーキー新一』が去った後に『花紀京』さんと２大主人公を長年に渡り張っていた‘奥目の八ちゃん’こと『岡八郎』さん(大阪シナリオ学校に入っていた頃に難波花月近くの朝鮮学校前にある【重亭】で食事をご一緒したことがある位)、
そして、最高レベルのナンセンスギャグ漫画家『赤塚不二夫』さんと、
クリスチャン・クリスチャン家族に囲まれて神様に召されてゆかれたことです。
ナンセンスギャグ万歳！！！
『赤塚』さん、お疲れさまでした。
【ＮＨＫ・ＢＳ＆総合】で一年前～先日と放映された‘赤塚不二夫特集’は『みうらじゅん』氏を始め、良い[赤塚分析]でした。
この放映に触れただけでも、ひとつの青春時代の整理として感謝でした。
‘三木鶏郎組’は『左とん平』氏しか残っていませんが、‘赤塚組’は、まだまだ『タモリ』も『所ジョージ』も健在だから、彼の魂は引き継がれているので引き続き楽しみです。
