有印日記

思い出はいつも29とともに。

先生の話

2013年07月20日 00時08分03秒 | Weblog
昨年、手話講座に通ってました。
全12回くらいで、毎回先生は変わっていて、
最後らへんに面白い手話の先生と出会いました。

先生は登山が趣味の50代くらいのおじさん(ろう者)で、奥さんを大事にしていた方でした。声を出すことはできないけど、分かりやすく、ニコニコしながら教えてくれた。

わたしは「先生」というより、もっと近い友達(かなり上の方ですが…)として付き合っていきたいな、と思っていました。

たぶん、私の友達が、たまたまその方と飲んだこともあり、手話でオトナな言葉(笑)を教えてもらって面白かった、というエピソードを聞いていたからです。

最近、その方が急に亡くなったと聞いて、なんだかものすごくショックでした。

いろいろ教わりたかったな、と思っていました。

今日1人で残業していたら、自分の仕事で、その方の名前をみつけました。


業務として、事務処理をしていたけど、
なんだか泣きそうになりました。

こんな、わたしみたいな若い未熟な人間が、尊敬に近い気持ちでいた方の事務処理をするなんてなぁ…。

悲しい。

気持ちをおさえて、冷静に仕事を終えました。

あの先生に出会えたのは、とても幸せであり、先生の存在は、わたしの価値観にちょっとした影響をうけました。

本当に、ありがとうございました。

ご冥福をお祈りいたします。

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1 コメント

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Unknown (あん)
2013-07-20 00:14:59
日本語 一部おかしいですが見逃してね。
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