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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

第89回選抜高校野球大会 戦力分析

2017年03月08日 | 高校野球

第89回選抜高校野球大会。
戦力の分析をしたいと思います。

今年は東京と大阪の2大都市から2校ずつ代表が選ばれ、
その4校が話題を独占する形となりそうです。
しかしそれだけで終わらないのが高校野球。
大会に入ると、
どんなチームが飛び出してくるのか、
まったくわかりません。

他の競技よりも波乱が多く、
実力通りにはいかないのが野球という競技の特性。

さて、どうなることやら。



≪第89回選抜高校野球大会≫

【出場校戦力診断】

北海道・東北(3校)        投   攻   守  総合 ランク 
札幌第一 (北海道)  (2)   75  85  80  80  C 
2年連続の春。昨夏の北海の活躍に刺激され、選抜初勝利から一気に上位を狙う。    

仙台育英(宮城)  (12)  85    85  85   85  B 
エース長谷川と西巻で投は万全。発展途上の打の底上げができていれば、V争いに参戦も。 

盛岡大付(岩手)   (4)  85  85  80   80   B-  
昨夏甲子園2勝で一皮むけた。まだまだチームが出来上がった印象ではないが、経験豊富な投で勝ち上がる。

関東・東京(6校)         投   攻   守   総合 ランク  
作新学院(栃木)  (10)    85  80  85  85  B 
まだまだチームは出来上がっていない。そんな春でも、昨夏の”勝ち運”で上位狙う。
東海大市原望洋(千葉) (2)   85  80  75  80  C  
プロ注目のエース金久保が頼り。監督含め、経験不足を補う勢いがほしい大会だ。
前橋育英(群馬)   (2)    85  85  90  85  B+ 
昨夏の苦い経験を糧に上位を狙う。5枚揃う投手陣とアグレッシブな守備がチームの要。
健大高崎(群馬)    (3)   80  90  85  85  B+  
機動破壊含めた総合的な攻撃力は大会でも上位。絶対エースより継投策が肝の投手陣の”替え時”が命運を握る。
早稲田実(東京)   (21)   80  90  85  90  A-  
復活する打の早実。清宮・野村が打ちまくり、甲子園を味方につければV争いも可能とみる。
日大三 (東京)   (19)   90  85  85  85  A-  
主砲・金成の成長がカギか。投打の中心、エース桜井のスライダーは、”春の日大三”復活を告げる威力。

東海・北信越(4校)        投   攻   守    総合 ランク  
静 岡 (静岡)     (28)     90  80  85  85  B 
エース池谷の投球が静岡に春を飛ぶ。前回ほどの破壊力はないが、足を絡めた攻撃にも威力。       
至学館 (愛知)   (初)      75  80  80  80  C  
どこを切っても小粒なチームだが、それだけにまとまりと集中力は抜群。強豪に一泡吹かせたい。
福井工大福井(福井)   (5)   75  90  85  85  B  
打線の破壊力は満点。秋は履正社相手にも臆することはなかった。何とか投手陣に軸がほしい。  
高岡商 (富山)    (5)      80  80  80  80  C 
全国で戦えるレベルにまで、戦力がアップしているのかが課題。穴はなく、大崩れは考えにくい。

近畿(7校)            投   攻   守  総合 ランク 
履正社 (大阪)   (7)   85  95  90  90  A
全国の頂点へ、完全に機は熟した。もともと『春の履正社』だけに、コンディションさえ整えば頂点は近い。
神戸国際大付(兵庫) (4)   90  85  85  85  B+

投手力中心に戦力は充実。V狙える布陣が揃う。甲子園で実力通り戦えれば、おのずと勝利は近づいてくるはずだ。
大阪桐蔭(大阪)   (9)   85  90  90  90  A 
今年も『王者』の戦いで挑む。あの春夏連覇のPLを思い出させる好チームで、覇権奪回は完全に視野に入る。
滋賀学園(滋賀)   (2)       85  85  85  85  B  
昨年の大躍進のメンバーがごっそり残り今年は昨年越えを狙う。エース神村は試合を作れる好投手。   
報徳学園(兵庫)   (21)     85  80  85  85  B- 
退任する永田監督の花道を選抜制覇で飾りたい。戦力的には目立たないチームだが、報徳得意の粘りを持つ。
智弁学園(奈良)   (11)    80  85  80  85  B- 
選抜連覇を狙う。昨年とは違う打のチーム。戦力的に上位進出はやや疑問だが、昨年得た自信は大きい。
高田商 (奈良)       (3)           75
  75  75  75  C  
昨秋敗れた履正社のおかげで転がり込んだ春。1勝への熱い思い叶えるには、エース古川の左腕の踏ん張りが要。

中国・四国(5校)         投    攻    守  総合 ランク 
宇部鴻城(山口)   (3)    80  85  75  80  C+ 
打撃中心で乱戦を制してきた秋。守備が整備される春の戦いで、秋と同じ戦いを狙うと落とし穴にはまるかも。
市呉  (広島)    (初)       75  75  80  75  C- 
4点取って3失点で勝つ。得意の展開に持ち込んで、自分たちの野球を大舞台でも展開したい。 
創志学園(岡山)    (3)      80  75  80  80  C 
3季連続の大舞台で、その経験を活かしたい。戦力充実の昨年と違い、全員の勝利への執念と総合力で勝負。
明徳義塾(高知)   (17)     85  85  90  85  B+ 
馬淵監督が狙う春の初制覇。鍛えこまれた攻守は出場校中屈指。あとは勝ち運に恵まれるかどうか。
帝京第五(愛媛)    (初)       75  75  75  75  C-  
小林監督の”帝京メソッド”で甲子園に殴り込み。初ともいえる全国の舞台で、輝きを放てるか。

九州(4校)             投   攻   守  総合 ランク 
福岡大大濠(福岡)  (4)    90  85  85  90  A- 
鉄腕三浦とプロ注目・古賀のバッテリーで堂々の優勝候補。しっかり守ってロースコアで勝ち切れるゲームを目指す。 
東海大福岡(福岡)   (2)      80  80  80  80  C+  
”接戦上等”の粘りのチーム。力の差で突き放される展開にならなければ、かなりやれる可能性がある。
秀岳館(熊本)       (3)      85  85  90  85  B+ 
今年も大会の”隠れV候補”。昨年ほどの力は感じないが、田浦・川端の両輪が残り、選手の”野球力”は満点の評価。
熊本工(熊本)       (5)        85     85  90  85  B 
しっかり守って、足攻と小技で得点を奪うスモールベースボール。熊本の名門として、秀岳館より先に帰るわけにはいかない。

21世紀枠(3校)         投      攻    守      総合    ランク 
不来方(東北・岩手)    (初
)  70     65  65  65  D  
10人の部員でも、やるぞの気迫。昨年の釜石の1勝が刺激に。何とか甲子園で自分の野球をやり切りたい。
多治見(東海・岐阜)  (初)  80      70  75  75  C  
21世紀枠だが侮れない戦力。エース河地の巧みな投球と粘りの打線で、1勝と言わず2勝を狙えるチーム。
中村 (四国・高知)   (2)     80      75  80  80  C+
 
”あの春”から40年ぶり。高知、明徳の強豪に堂々と競り勝った実力は、上位校にとっても全く侮れない。  


次回は、大会の展望です。


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