SPORTS! SPORTS! 寝てもさめても

16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

劇的な展開が続いた週末でした。

2018年12月03日 | 複数競技 

師走の日本列島。
土曜日に続いて、
日曜日もたくさんのスポーツイベントが行われました。

まずは福岡国際マラソン。
日本新記録を持っていた設楽悠太が出場することで注目されましたが、
この大会で主役の座を奪ったのは同じ東洋大出身の服部勇馬。

30キロ過ぎまではペースメーカーにしっかりと流れを作らせ、
その後一人、また一人と落ちて行くサバイバルレースに、
一人悠々と最後まで”勝ち残り”ました。

最後の7㎞をすべて1㎞2分50秒台で走りぬいたところは、
本当に「こんな強いランナーが日本に出てきたんだ」
と感心する素晴らしい走りでした。

これで服部勇馬、設楽悠太、そして大迫傑と3人の”箱根ランナー”たちが揃い、
MGCへ向かいます。

明らかにこの2018年は、
日本マラソン界にとってエポックメーキングな年となりましたね。

冗談ではなく、
日本マラソン界が『世界で戦える態勢』を整えつつあることを実感します。
楽しみな2019年になってきそうですね。
2019年9月のMGC、
果たしてどんなレースになるのか。

願わくば「本当に強いランナー」たちが勝ち上がっていってほしい。
そして東京五輪で勝負をかけてほしいと思います。


ラグビーは早明戦。

明治が前戦であの帝京大を倒していたのでこの試合も楽しみにしていましたが、
早稲田に翻弄されて、
得点差以上の完敗を喫しました。

早稲田は1敗で対抗戦を終え、
帝京と並び優勝を飾りました。

大学選手権は対抗戦2位での出場。
1位が帝京、3位が慶応となり、
明治はなんと4位での大学選手権となり、
茨の道に自ら足を踏み入れてしまいましたね。

早稲田はやはりCTBの中野が光りました。

最近ワタシは、
大学の試合を見ても「ジャパンで使えるか?」ということを基準に見てしまうようになっているのですが、
中野はとても楽しみな逸材だと思います。
早めにキャップを与えたい選手ですね。

これで大学選手権の組み合わせが決定しましたが、
帝京が独走できそうな上ブロックと違い、
下ブロックにはリーグ戦優勝の東海大に加えて早慶明の3校がそろい踏みして、
大激戦となりそうですね。

今年の早慶明の3校の直接対決は、
早稲田が2勝、慶応が1勝1敗、明治が2敗ですが、
力の差はほとんどありません。

リーグ戦と比較すると、
今年は対抗戦の方がかなり力は上回っているような印象を受けました。

しかしながら、
東海はここに来て得意のFWの圧力が増している感じもしますから、
4チームがほぼ互角ということになりそうです。
準々決勝で予想される組み合わせは、
東海vs明治
慶応vs早稲田

これは盛り上がりますね。

そしてこの大激戦のブロックを抜けてきたチームが、
帝京への挑戦権を得るという構図です。

「帝京絶対」が崩れつつある今年ですから、
そういう意味でも面白くなりそうです。


トップリーグも「順位決定戦」が行われていますが、
先週までは「カップ戦」なんかも行われていたり、
『日本選手権』もかかっていたり、
実にわかりにくくなっています。

日程も順位決定戦だったりカップ戦だったりと、
「この試合は果たしてどの大会なの?」という感じ。

「ラグビーが趣味」の人以外は、
ほとんど何が何やら、
本当はどの大会に勝ったらいいのか、
さっぱりわからないんじゃないかと思います。

ラグビーの悪いところが何か、
全部出ているように感じるワタシです。

一般の人にわかりやすいような仕組みを作らないと、
一般の人はなかなかラグビーに興味を持ってくれないですよ。

「代表戦」だけにフォーカスすると、
人は容易に去って行ってしまいますから、
そのあたりで「トップリーグ」が引っ張っていかないとね。。。

W杯後の方が、
ラグビー界にとっては大事なのは明白なんですから。。
一部の人たちだけにわかる・・・・・
ではだめだと思いますよ。

ただでさえ「ルールが難しい」と一般の人が”入ってくる”壁がほかの競技よりも高いスポーツなのですから。


そしてゴルフ日本シリーズも、
面白かったですね。

最後の最後で色々なドラマがあって、
堪能しました。

16番までリードの堀川が、
追ってくる3人がすべてバーディで上がった17番のロングでスコアを縮められず、
厳しい18番に3人と同スコアで入ってきてしまって、
悲劇のダボをたたいてしまい脱落。
”未来夢”なんていうキラキラネームのプロだったので注目していましたが、
初優勝は来年に持ち越しとなってしまいました。

そして石川遼、小平、ハンの3人によるプレーオフは、
やっぱり「よみうりの18番」だけに石川、ハンの2人はパーセーブできず。
唯一小平が難しいパーパットをねじ込んで、
歓喜の優勝を飾りました。

一番喜んでいたのは、
奥さんの古閑美保さんでしたね。

面白い「サンデーバックナイン」からのプレーオフでした。



さらに大コーフンだったのが、
サッカーのJ1参入プレーオフ。

前日の土曜日に、
ジュビロ磐田が大逆転での入れ替え戦出場になってしまい、
そこでもドラマがあったのですが、
その対戦相手を決める昨日のJ2上位勢の参入トーナメントも、
熾烈を極めました。

ぎりぎりでの出場の東京ヴェルディ。

先週もアウェーで大宮に対し、
10人の状態から後半押し迫ったところで歓喜の決勝ゴールを叩き込んでサバイブしましたが、
この日も「奇跡再び」の試合でした。

引き分けでも参入戦進出が決まる横浜FC。
しっかりした戦いぶりでほとんどヴェルディに決定機を与えず、
「このまま逃げ切るだろうな」という試合をしましたが、
最後の最後、後半AT6分という時間に、
横浜FCにとってはまさに”悲劇”が起きてしまいました。

ヴェルディはここでCKを得ましたが、
そこでGKの上福元がゴール前に。
そしてそこに素晴らしいボールが供給されると、
上福元はDFをかわして渾身のヘッド。

横浜FCキーパーがそれをぎりぎりで弾くも、
詰めていたドウグラスビエイラが押し込んでまさかの決勝点。

東京ヴェルディは2戦連続の「奇跡的な勝利」で、
今週土曜日にジュビロとのJ1参入戦に臨みます。

J1にまさかの王手をかけました。
最後の相手はこれまでよりも強いジュビロ磐田。
あの大久保もいます。

私事で恐縮ですが、
ワタシはヴェルディがJ1にいた最後の方、
東京ヴェルディ1969と名乗っていた01年-06年ぐらいの間、
ほぼ毎試合のようにスタジアムに観戦に行って応援していました。

家が近かったというのが一番の理由でしたが、
緑の名門を一生懸命応援したものでした。

その後家が引っ越してしまったのを機にスタジアムには足を運ぶことがなくなり、
今度は従前から応援していたもう一つのチームである川崎フロンターレを応援するようになりました。
地元のチームとなったのでね。

そのヴェルディが、
ずっと応援する側にいた大久保義人率いるジュビロとJ1の座をかけて対戦するなんて、
なんだか勝手に「因縁」を感じちゃって、
一人でコーフンしています。

もちろん今回は、
「がんばれヴェルディ」ですよ。

そんなこんなで、
やっぱりたくさんのコーフンのシーンがちりばめられて、
今週末もドキドキしながら週末を送らせてもらいました。


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