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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

おめでとう松井クン  さあ、プロ第2章の始まりだ!

2020年08月28日 | プロ野球

今朝は悲しいニュースが二つ。

浅草漫才のレジェンド、内海桂子師匠が22日に亡くなっていたことが発表されました。
98歳での大往生ですが、
悲しみは年に関係なく等しく訪れるものです。

最近ではナイツのラジオなどを聞いているとよく、
内海桂子師匠についてツイッターなどでこんなことをつぶやいた・・・・・
などと近況が報告されていて、
「いつまでもお元気で」
と思っていました。
残念です。

そしてもう一つは、
あの福嶋一雄さん死去のニュースです。

~日刊スポーツより~
旧制小倉中、小倉、小倉北のエースとして1947、48年夏の甲子園を連覇した福嶋一雄さんが27日、亡くなった。89歳だった。


子供のころから高校野球に興味のあったワタシ。
子供のころ、さかのぼる「昔の高校野球」に興味津々で、
戦争の事やら何やらの日本の近現代史も、
高校野球をはじめとする野球の事とリンクさせて、
身近に感じていたものでした。

音に聞こえた戦前、戦中、戦後の名プレーヤーたち。
川上、景浦から沢村栄治、嶋清一、吉田にこの福嶋。
音に聞こえたプレーヤーたちはその映像もなかったため、
「言葉だけでその凄さを想像させられた存在」で、
川上はボールが止まって見えたらしいぞ・・・・・とか、
沢村はべーブルースをきりきり舞いさせたらしい・・・・・とか、
嶋は剛速球で甲子園の大事なところでノーヒットノーランを連発した・・・・・とか、
何しろふくらみに膨らむ自分の中での想像が、
選手を大きな存在としてワタシの中に存在させていました。

そしてこの福嶋一雄選手。
小倉中のエースとしてのその存在は、
ワタシには本当にまぶしいほど。

戦後まだ2年しかたっていない昭和22年の大会で優勝を飾り、
翌23年の大会では学制改革で新制の小倉高として出場、
2連覇を達成しました。

福嶋投手はその強豪の、
まごうことなき大エースでした。

2013年には野球殿堂入りを果たし、
そのレリーフを見ることもできる伝説の存在でした。

もう戦後すぐの高校野球史を飾った人たちでご存命の方々もすっかり少なくなってしまいましたが、
福嶋一雄さんは、
やはり内海桂子さんと同様、
いつまでもお元気な方と勝手に思い込んでいました。

現役引退後も野球の発展に尽くされた人生、
見事であったと思います。
ご冥福をお祈りいたします。


朝起きたら立て続けに訃報が目に入ってきましたが、
ワタシは昨日は、
ちょっといい気分で余韻に浸っていました。

というのは、
「桐光学園の土手ファン」であるワタシがいまだに大ファンである楽天の松井祐樹投手が、
昨日のロッテ戦で先発転向後の初白星を見事なピッチングで飾ってくれたからです。

あの2012年、
松井祐樹と桐光野球部を一気に有名にしたあの夏から、
今年で8年目を迎えます。

その輝きはプロに入団してから抑えのエースとして開花し、
抑え転向後の5年間で139セーブを挙げるという、
堂々の成績を残して「日本屈指のクローザー」として名をはせました。

しかしながらこのまま抑えでずっとやっていっていいのかという自問自答、
そしてより高く羽ばたくために先発転向を決意。
今季からは先発としてその第2章を刻むはずでした。

しかしながら、
コロナの影響もあったのかもしれませんが、
なかなかこの転向はうまくいかず、
「もしかして、失敗だった?!」
とも言われ始めていました。

今シーズン5回の先発は、
いずれもクオリティスタートとはいかず、
5回を投げ切れず降板という事も多く見受けられました。

彼の良さは投げっぷり。
思いっきり腕を振って投げ込むその球は、
速球、変化球ともにキレが抜群。。。。。
そんなピッチャーが、
どうもその思いっきりの良さを発揮できないなあ・・・・・というような投球に終始、
ポテンシャルを発揮できないでいました。

今年の楽天は、
「戻って来た天才」涌井を軸として、
質・量ともにしっかりとそろった陣容で、
ワタシは松井がこれ以上結果を出せないと、
先発ローテから外れることもあるかと危惧していました。

もちろん1回はローテを外れて下で調整していましたからね。


そんな中での昨日のピッチング。

序盤に好調のロッテ打線をぴしゃりと抑えると、
打線が大量点をあげて強力援護。
そのリードに守られ、
今季最長の7回を投げてわずか被安打は1本。
見事なピッチングを見せてくれました。

ようやく先発としてアジャスト出来てきた感じで、
これからはグイグイ行きまっせ。

先日メットライフドームで3回降板となった翌日、
黙々とブルペンで一人投げ込みをしながら、
次回に備える松井クンの姿がありました。

 


ワタシは思わず、
7年ぶりぐらいに松井クンの投球練習を、
間近で見ることが出来ました。

心の中では「がんばれ~!」を連発しながら。


ようやく昨日のピッチングで、
なんだか胸のつかえみたいなものも取れました。

これから残りのシーズンで、
大ブレークしてくれる気もします。
期待したいですね。

ということで、
昨日は心晴れやかに、
過ごすことが出来ました。

*ファンである西武も、なんだか久しぶりに勝ったみたいだしね。(見てないけど)



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