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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

W杯アジア最終予選  日本、土壇場で踏ん張った!

2021年10月13日 | サッカー

サッカーワールドカップ、アジア最終予選は4戦目。

すでに2敗を喫している日本代表にとっては、
ホームでのこの試合で敗れるとかなり絶望的な状況になる正念場の試合となりました。

しかし相手はいつも日本代表の行く手に立ちはだかる大きな壁、
オーストラリアです。

ここまでの最終予選で3戦全勝。
絶好調といってもいいオーストラリア代表。
日本は先のサウジ戦でも見られたように、
すべての面で「まだまだだなあ」と思わせるような、
厳しいチーム状況です。

第1戦は流し見、
第2、3戦は完全に見ることなく結果を先に知るという、
なんだかワタシも「ワールドカップ予選をなめていた」状態に陥っていましたから、
昨日は「すまん、すまん」と自分を恥じつつしっかりと最初から最後まで「気を入れて」見ました。

やっぱりワールドカップの最終予選ですからねえ。
日本は98年のフランスW杯から連続出場が続いていて、
ワタシの中にも世間の空気的にも「4年に一度は、ワールドカップに出場して・・・・」
なんていう事が刷り込まれています。

しかし、
その前の歴史を見れば明らかなように、
「ワールドカップに出場するっていうのは、そりゃあ大変なこと」
なんですよねえ、本来は。

前回はあのイタリアが本大会に出られなかったりとか、
厳しいものですよ、本当に。

その厳しさをいま日本も味わっているという事なんですよね。

最終予選の序盤に負けが込むというこの展開、
いやでも思い出すのは94年アメリカ大会予選(ドーハの悲劇)と、
98年フランス大会予選ですね。

両方ともに厳しい状況から、
腹をくくった後の日本代表は、
素晴らしい戦いを見せてくれました。

94年ドーハでの最終予選、
韓国戦、イラン戦の劇勝、
中山のゴール、カズのゴールはすごかったなあ。
最終戦でイラクに引き分けて悲願はならなかったわけですが、
あの大会の日本代表の鬼のような戦いぶり、
いまだに心の奥に残っています。

そして98年のフランス大会予選。
カザフスタン、ウズベキスタンに勝つことができず加茂監督が解任。

そんなまさに窮地で、
最後の3試合は素晴らしい戦いを見せてくれ、
最後の最後でアジア第3代表の座を奪い取ったんですね。(ジョホールバルの歓喜)


今の日本も、
追い込まれてから真価を見せる、
そんな最終予選になってもらいたいですね。

はっきり言うと、
順風満帆で最終予選を勝ち抜いた時の戦いぶりは全く覚えていないのに、
苦戦して苦戦して・・・・という戦いは、
長~~~く心に残っているものです。
スポーツ観戦なんて、そんなものですね。

ということで、
ワタシは日本代表のこれからの戦いに、
ワクワクしています。

絶対に救世主になってくれる選手、
現れるから。
心配しないで。。。。。


と思っていたら、
田中碧がやってくれました。
そして”ジョーカー”浅野も。

日本は後半半ばに追いつかれて苦しい戦いとなりましたが、
最後は勝ち切って勝ち点3を積み上げました。

これで少し、
落ち着いてこの最終予選の戦いを運んでいけると思います。

11月の戦いでベトナム、オマーンに必勝すれば、
あっという間に上位2チームとの勝ち点差は埋まってきますよ。
心配することはないです。

そしてここを抜ければ、
チームも熟成してくるし、
久保らケガで離脱中の選手も帰ってくることが予想される。
いよいよ日本の進撃の始まり・・・・・という展開になります、きっと。

頑張れ、サッカー日本代表。

*ところで松木さんは、解説者という事ではなく、「サポーター代表」という肩書で放送席に座ってもらいたいねえ。熱くていい「ゲキ」を飛ばしてくれる存在だし、何よりも解説的なことは、ほとんど言わないからね。


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