毎年恒例の箱根駅伝。
今年は、
出雲、全日本の駅伝を制した駒沢大の圧勝かという予想が出ていましたが、
東洋大がその予想を覆す素晴らしい走り。
2年ぶりに覇権を奪回しました。
往路、1区で起用された早稲田の大エース・大迫が前半からレースを引っ張り、
今年の箱根の長い戦いが始まりました。
2区で早くも駒澤がトップに踊り出た時は、
『復路の駒沢が、今年は往路でも強いのか?!』
と思いましたが、
3・5区でエースの設楽兄弟を起用した東洋大が、
安定した走りで往路優勝を飾り、
その余勢をかって復路でも”本命”駒沢をじりじりと引き離して、
余裕の優勝を果たしました。
今年は大きなドラマや盛り上がりは少なかった駅伝でしたが、
その分だけ東洋大の『盤石の走り』が目立ったという結果になりました。
東洋大の層の厚い走りは見事。
1~10区まで、
誰一人誤算の走りを見せることなく、
『突っ込んで突っ込んで』
結果を残しました。
『攻めの駅伝』
が結実しましたね。
逆に駒沢を見ていると、
”本命”と言われた重圧に、
選手達がやや意識過剰になってしまった感がありました。
それにしても、
各選手のストイックな走りっぷりには、
いつもながら”何か”を感じさせてもらえますね。
個人的には、
今年は珍しく復路を全区間見ることが出来ました。
学校間の実力差が開きすぎて、
数年前までは1,2校あるかないかだった繰り上げスタートが、
今年は大量の学校になってしまいました。
このあたり、
改革していく余地があるかもしれません。
しかしながら、
今年もまた、
”正月の風物詩”として盛り上がった、
箱根駅伝となりました。
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