昨日のラテ欄を見てみると、
テレ東がなんとロッテvs日ハム戦を放映するではありませんか。
驚きながらも、
「ええ、パーフェクトは先週もう終わったことで、二匹目のドジョウを狙ったって駄目じゃないの……」
なんて思っていましたが。。
先発の佐々木は、
なんとなくではありますが、
最初からなんか浮かない表情で投げているような気がしていましたが。。。。。
それでも日ハム打線との「力の差」はありありで、
この日も全く危なげなくアウトを積み重ねていきました。
なんというか、
やっぱりもう「突き抜けた感じ」は明らかで、
満員のマリンの観衆がどよめきを起こすほど、
この日もすごいピッチングを見せてくれました。
4回、5回、6回・・・・・・
回が重なり、
先週の再現のように日ハムがだ~れも塁に出ることができないのを見ながら、
「この才能は、2試合連続パーフェクトなんていう『人類でだーれもできないんじゃないか』なんていう事を、こともなげにやってしまうんじゃ・・・・・」
という予感をはらみながら、
淡々と回は重なっていきました。
しかし一つだけ、
先週と違う事が。。。。
相手の日ハムのエース上沢も、
それはいいピッチングで、
ロッテ打線がほとんど手も足も出ないままゼロを並べていったという事。
頼みの中軸も機能せず、
「頼れる女房」の松川もこの日1安打のみ。
という事で8回まで投げた佐々木は、
この日もだ~れも塁を出さずだったのですが、
9回を迎えるにあたり、
井口監督がベンチを出て、
投手の交代を告げました。
前人未踏というよりも、
空前絶後のスーパー大記録は、
この時点で残念ながら、
途切れることになってしまいました。
しかしそれでも、
2試合17イニングをパーフェクトに抑えたという記録は、
しっかりと残りました。
佐々木に勝ちが付かなかったのだけが、
何だか非常にモヤモヤしてしまいましたが、
ベンチの采配としては致し方ないのではないかと思いますね。
何しろまだ4月中旬。
開幕して1か月も経っていません。
佐々木の先発もまだ4回目。
無理させていいところではないと、
ワタシも思います。
シーズンは、
そして佐々木の野球人生は、
ここからずっと続いていくんですから。
まあ、
それにしても類稀なる才能ですね。
その気になれば、
いつでもどの回でも、
どのカウントからも160キロを超える快速球をストライクゾーンに投げることができますし、
バッターのバットと30センチも離れている「お化けフォーク」も、
いつでも投げることができるんですから。
佐々木を見ていると、
「バッターを打ち取るのって、こんなに簡単なんだ・・・・・」
なんて思いが沸いてきますね。
昔テニスのマッケンロー全盛期に、
解説の坂井さんが
「マッケンローのテニスを見ていると、ホントテニスって簡単なんだなあ・・・・・なんて感じてしまいますよねえ」
なんて言っていたのを思い出しました。
タイガーが無双しているときのゴルフの解説でも、
「タイガーがやるゴルフは、ホント簡単そう」
なんて解説がありましたし。。。。。
突き抜けた選手がやると、
その競技がいとも簡単にやれてしまうように見えますよねえ。。。。
そういえば、
井上尚弥のボクシングを見ていると、
相手にパンチを当てて倒すの、
すっご~く簡単そうに見えますもんね。
今まで野球でそんなことを思わせてくれたのって、
イチローの打つヒットぐらいかなあ。。。。
イチローの野球見ていると、
確かにヒット打つのって、
簡単そうに見えたもんなあ。。。。。
最近ではオリックスの山本投手のピッチングを見ていると、
どの球種も簡単に操れているように見えるので、
ピッチングが簡単そうに見えてしまうのですが。。。。。。
佐々木はすでに20歳で、
ファンに「その競技を簡単に見せてしまう域」まで達しているように見えます。
すごいことですよ、これ。
これから彼は、
どこまで高みに上っていくんだろう。
もちろん日本のプロ野球に収まるような器でないのは自明のこと。
果たしていつ、
海を渡るのかなんてことも、
すでに気になり始めてしまいました。
大谷と佐々木。
二つの超絶な才能が、
海の向こうで世界を驚かせる姿を、
夢想してしまいます。
ふたりとも、
岩手が生んだビッグな才能。
何だかワタシ、
今シーズンが、
俄然面白くなってきてしまいました。
「佐々木朗希のピッチング、全部見るぞ~」
なんて、
力んじゃっています。
は~それにしても、
すごかった~。
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