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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

女子ゴルフが楽しかったお話

2022年04月19日 | スポーツ全般

週末日曜日の朝、
何気なくテレビを点けると、
女子ゴルフのアメリカLPGAのトーナメントの中継をやっていました。

「お~そうだったあ。渋野がいいところにつけているんだった」

と思って見始めると、
渋野は首位争いに踏みとどまって、
堂々たる戦いぶりを見せてくれました。

17番で1打差に追い上げた時には「ひょっとしたら」と思わせてくれましたが、
18番の第2打をバンカーに入れて、
その後相手のアプローチがべた寄りしたところでジ・エンド。

しかし何というか、
やっぱり「爽やかな風」を吹かせてくれました。

アメリカのトーナメントを伝えるマスコミも、
やっぱりほかの選手よりも渋野が活躍していると、
なんだかうれしそうな記事になって、
その扱いも大きくなるように感じるのはワタシだけかな?

渋野のプレーには、
なんというか「風」を感じることができるんですよね。

何とも言えないコースから吹いてくる風を、
お茶の間にいても感じることができるんです。

だから人気が出るのでしょうね。
これからもアメリカを主戦場に、
たまに日本にも帰ってきてトーナメントに出場するというような感じで、
プレーをしてほしいと思っています。

宮里藍ちゃんに感じたワクワクを、
渋野選手にも感じることができます。
がんばれ!


そして返す刀で、
日本のLPGAトーナメントも見始めると、
これがもう止まらなくなってしまいました。

DAZNを2画面にして、
佐々木朗希のピッチングと女子をゴルフを同時に見ていたのですが、
なんだか贅沢な午後になりました。

優勝争いは4人が鋭く競り合って決着がつかず、
4人によるプレーオフとなりました。

ワタシがなんといっても注目していたのは、
初優勝を狙う植竹希望選手。

なんでかというと、
ワタシの「金曜日のお楽しみ」番組であるBS日テレの「ゴルフ・サバイバル」出身の選手だから。

ゴルフサバイバルは、
まだLPGAのツアーなどで活躍できないプロ選手(あるいはプロ手前の、テストを目指す選手)が10人出場し、
1ホールに一人づつ落ちていくというサバイバルマッチ。

優勝するのはかなり難しいのですが、
プレッシャーに負けてとんでもないプレーをする選手も出たりして、
結構先が読めない楽しい番組となっています。

これを1大会を4週にわたって放送。
各月のチャンピオンを決め、
3月末にその年度の12人のチャンピオンが集まってチャンピオン大会をやり、
年度チャンピオンを決めるという番組の流れになっています。

これまでも無名時代の渋野をはじめ、
結構今じゃ有名になっているプレーヤーも出ているのですが、
植竹希望選手はこのゴルサバにちょくちょく出ている選手。

優勝をはじめゴルサバでは結構実績を残しているのですが、
出てくる肩書は「昨年度はステップアップツアーで最高○位」というようなもの。

要するに、
「LPGAツアーでの肩書はなし」
というプレーヤーだったんです。

ワタシは楽しみにゴルサバを毎週見ているので、
ここに出ていた選手がLPGAのツアーに出ていると、
なんだか不思議なもので「身内感覚」で応援してしまうわけなんです。

これまでも、
セキ・ユウティン選手とか、
最近でも山内日菜子プロとか、
出ていれば無条件で応援してしまっている自分がいるのですが、
なかなか「出身者」の優勝というシーンは、
これまでお目にかかったことはありませんでした。

しかし先週のトーナメントで、
植竹がプレーオフに進出。

「こりゃ応援せねば・・・・・」

と力が入っていました。

4人の中に好調の西村優菜がいたり、
本人に優勝経験がなかったり、
何だか後半のサンデー・バックナインでは優勝を意識して、
ちょっと委縮したようなプレーになっていたりしたので、
「正直分が悪いな」
なんて思ってはいたのですが。。。。。。。

最初のホールでなんと西村優菜が落ちて、
2ホール目では小倉が落ちて、
吉田優利とのマッチプレーとなってからが長かった!!!

パー5を延々とプレーし続ける二人。

何度も植竹に「ここで決めたら優勝」のチャンスが訪れるも決められず。
吉田優里が池に落としても、
まだ決まらず。。。。。。

これまでのツアーの最長は7ホールと放送でも言っていて、
「もしかしたら、佐々木朗希同様、新たな記録が生まれるかも。。。。。」
なんて思って見ていたら、
何とか6ホール目に決着。

見事に植竹が初優勝を飾り、
その瞬間、
ひとりだけずっとマスクを付けながらプレーしていた植竹がそのマスクを外し(たぶん彼女、結構重度の花粉症なんじゃないでしょうか?!)、初めて「あ~植竹だ~~~~」なんてことを確認しつつ、
ワタシも「よかったな~」なんて、
姪っ子の優勝のような感激に浸っておりました。

良かったね~、植竹さん。

豪快なスウィングが持ち味なので、
これからもっともっと、
上に行けるはずの選手です。

殻を破って、
どんどん上に上がっていってください。


渋野も植竹も、
共に黄金世代の選手。

若い若いと言われながら、
すでにプラチナ世代、
そしてその下の世代までが追いかけてきているまさに「ゴルフ・サバイバル」の様相を呈してきている女子のゴルフ界。

その分ものすごくレベルが上がってきていて、
正直男子のツアー見ているよりも数段おもしろく感じています。

ちなみにワタシ、
男子は松山英樹が出場するPGAツアーしか見ません。

さあ、
これからゴルフの季節。

やるのも見るのも、
楽しい季節の到来です。




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