プロ野球キャンプイン さあ 野球の正月だ！

2月1日。
プロ野球のキャンプインの日です。

スポーツにも節目、節目となる日がいくつかありますが、
今日2月1日というのもその一つ。
毎年決まってこの日に全球団がキャンプインします。

なんだか『今年も始まったなあ』という気にさせる日ですね。
スポーツの話題も、
だんだん≪冬スポーツ≫から≪夏スポーツ≫へと移り変わっていく季節でもあります。

今年のキャンプの話題は、
まずはWBCでしょう。

3月に入るとすぐにWBCが始まりますから、
出場する選手たちは、
いつもの年よりもずっと早くコンディションを仕上げなければならず、
大変だと思います。

しかしながら、
そういう日程だからキャンプインは早める・・・・ということはなく、
例年通りにキャンプインということになりました。

昨日の時点では、
最大の話題である大谷翔平投手が発熱ということで、
本当に心配しました。

ただでさえ急ピッチで仕上げなければならないのに、
そのうえキャンプインが遅れたら、
そのしわ寄せがいろいろなところに出ないとも限りません。
それが遠因で故障を誘発したりしたら、
それこそ大変ですもんね。

『インフルエンザだったらどうしよう』

そんなことも考えましたが、
昨日NHKのインタビューに答えている姿は元気そうで、
まずはほっと一安心です。

まずはWBCで4強まで進出することが、
日本の今シーズンの球趣を盛り上げることになるでしょうから、
代表には頑張ってほしいです。

準決勝で万全の大谷が先発できるならば、
ドミニカであろうがプエルトリコ、アメリカであろうが、
互角に戦えると思っています。
そこまで万全でたどり着けるか？


さて12球団ともにテーマを掲げてのキャンプインだと思います。

昨年日本一の日ハムは連覇に向けて、
栗山監督は『すべて変えていく』方針のようです。

大谷に大注目なのは言わずもがなですが、
ワタシは巨人から移籍の大田にも、
大きな期待を寄せています。

大化けして、
2年後ぐらいには中田から4番の座を奪い取るぐらいの選手になってもらいたいですね。

2年後、
チームは大谷と中田、
この2枚看板を失っている公算が大ですから、
新たに大田には大看板を背負うぐらいの成長を見せてほしいものです。
目標は大きく、3割・30本・100打点。

中田や筒香に出来て、
キミに出来ないはずはない！

今年もカープ旋風を巻き起こしたい広島は、
黒田を抜けた穴を埋める投手の出現に期待です。
巨大戦力を整えた”本命”巨人に、
今年もまた戦いを挑んでいきます。

ワタシは実は、
結構ヤクルトがいいのではないか・・・・なんて思っています。

昨年、まさにボロボロになった投手陣が、
今年は底上げができて安定してくるのではと思っています。
そうなれば自慢の打撃陣が生きてくるはず。
侮れないダークホースになりそうです。

DeNAは、
去年のいい流れを持ってこられるか。

去年CSに出たとはいっても、
振り返ってみるとシーズンの負け越しという事実はあるわけで、
そう簡単に事は運びそうにはない予感がします。
連続のCSを勝ち取ったら、
凄いことですけどね。

巨人・・・・言わずもがなの巨大戦力。
高橋監督がどう使いまわしていくのか？
1・3塁はいったいどうやって使うの？
先発はどうやって回していくの？
巨大戦力過ぎて、いくつも現時点では疑問があります。

阪神・・・・・去年のようなことはなさそうだとは言うものの、
今年大ブレークするかについては半信半疑。
逆に監督の変わった中日の方が、
なんだかいい雰囲気でチームが回っていけそうですね。


パ・リーグは、
毎度のことながらSBの戦力の厚みには驚かされます。

楽天は戦力補強に成功しましたから、
上積みが期待できそうですね。

日ハム、SB,ロッテ、楽天が覇権を争う展開になりそうですが、
日ハムが波に乗れないとSBの独走もあり得そうです。

毎度のことですが、
西武とオリックスは厳しい戦いが待っていそうですね。

特に西武は、
戦力が薄いところにもってきて、
オフに毎年繰り返される≪主力の移籍≫がまたも起こってしまい、
どこをどう切ったところで優勝争いはできそうもありません。
CSに滑り込めれば万々歳のシーズンになりそうで、
数年前までの横浜(DeNAの前)みたいな感じになってきました。

オリックスは、
毎度のことながら『歯車がうまくかみ合わない』といったチーム状況をどう打破できるかですかね。


いずれにしても、
どこのファンもこの日が正月みたいなもので、
≪1年の計≫
を立てているところではないでしょうか。

希望に満ちた『正月』になっているのでしょうか。

球音が南国に鳴り響く、
如月です。