オリンピックも残りあとわずか。
それを考えると、
なんだかとても寂しくて。。。。
毎日こんなに楽しい日々、
なかなかやってきませんよ。
まだまだ終わらないでほしいなあ。
という事で昨日のオリンピック。
昨日はなんだか、
日本に風が吹いていましたね。
夕方なんか、
10分刻みで、歓喜、歓喜、また歓喜・・・・・
なんてことで、コーフンしすぎてあまり眠れませんでした。
さて、まず触れたいのはスケートボード。
昨日からはパークが行われ、
まずは女子から。
この女子スケボー・パーク。
プレビュー誌にも大々的に取り上げられていたように、
「日本が最強の布陣をそろえている」
とのことで期待はしていましたが、
何だか日本の四十住、開、岡本の3人の演技は、
他国の選手とはまるで違っていて、
ここに日本生まれのハーフ、英国のブラウン選手を加えた「日本4人娘」の争いとなっていました。
決勝では最初に滑走した四十住選手が高得点をたたき出し、
2番目に滑った開選手がこれに続いて、
最後までこの得点をを超えるか超えられないかが焦点となりました。
結局この得点が最後に1,2位となり、
四十住選手が金、開選手が銀、ブラウン選手が銅に輝きました。
それにしてもスケボーでこんなに日本が強いなんて、
開幕するまではつゆとも知らず。
選手はみんな「スケボーの楽しさを知ってもらう」と話していましたが、
軽やかに滑走して華麗にジャンプする爽快感や、
競技中の各選手の醸し出す空気感とか、
とても楽しい雰囲気を感じながら観戦することができました。
今日のスケボー最後の男子パークには、
スノボーの平野選手が夏冬連続で出場します。
またいい演技を見せてくれそうで、
期待しています。
レスリング女子62キロ級では、
河合友香子選手が見事な金メダルを獲得しました。
準決勝までを見ていて、
相手のキルギスの選手があまりにも強く見えたので「分が悪いかな?!」なんて思っていましたが、
見事な試合運びで相手の良さを出させず、
4-3で逃げ切って嬉しい優勝を果たしました。
最後の30秒は、
心臓が止まりそうなほど冷や冷やしましたが、
そうであったればこそ、試合終了のブザーが鳴った時の嬉しさったらありませんでした。
姉の川井梨紗子選手と二人三脚でつかんだ見事な優勝。
そして梨紗子選手は五輪2連覇に向け、
昨日は準決勝で、
前回リオ五輪であの吉田選手を破ったアメリカのマルーリス選手を見事に破り決勝に進出しています。
待ち望んだ「姉妹での金」に向け、
きょう決勝です。
女子のバスケにもしびれました。
エース渡嘉敷のケガというニュースは五輪前に聞いていましたし、
何より期待というか注目は、
八村が参加する男子の方に集中していましたから、
ワタシ自身もあまり注目することはありませんでした。
しかし大会に入り、
初戦でフランスに激勝して立ち上がると、
アメリカとも結構いい勝負を繰り広げて「ひょっとして、やれるんじゃないかな」と期待がひろがっていました。
そんな感じで昨日の試合を眺めていましたが、
最後の数分間は「これぞバスケの魅力」というものが満載の試合でした。
最後に林が放った3ポイントは、
見事なシュートでした。
入った瞬間ワタシも「イエス!!!!」と叫んでいました。
そしてバスケは「やった~」よりも「イエス」の叫びが似合う競技だと改めて認識しました。
残り14秒での相手の攻撃は、
2点決められても逆転されるしファールでFSでも逆転されるというまさにぎりぎりの攻防。
よく日本は守りました。
これで日本女子は初めての4強入り。
準決勝の相手は、予選リーグで破っているフランスです。
なかなか予選のようにはいかない試合展開になるかとも思いますが、
何とか頑張ってアメリカの待つ決勝へ行きましょう。
夕方にこのバスケの歓喜、川井梨紗子選手の見事な逃げ切り勝ちに挟まれて感動したのは、
陸上女子1500mに出場の田中選手の決勝進出です。
陸上で日本女子が、
ましてやトラックの長距離で海外の大きな選手に囲まれながら、
決勝進出を果たせるとは思わなかった。
田中選手が小柄な体をいっぱいに使って、
全くひるまず見事に積極的にレースをする様は、
「日本の陸上は、変わったなあ」
と思わせてくれるものでした。
今大会の日本陸上陣。
メダルには届いていないものの、
男子3000m障害の三浦選手や男子走り幅跳びの橋岡選手、女子やり投げの北口選手、
決勝に届かなかったとはいえ昨日の男子110mハードルの泉谷選手など、
体格的にそんなに秀でているわけではない「従来と同じタイプに見える」日本の選手が、
大きく変貌を遂げて躍進しています。
「日本人でも、やればできるんだ」という事を体現してくれていて、
本当にうれしいし頼もしいです。
これからは日本得意の競歩、
そして男女のマラソン、さらに4継と続いていきます。
見どころはまだまだこれからです。
オレンジの生える日本陸上陣、
躍進はこれからだ!!
スポーツクライミングは、
男子に続き女子も余裕で決勝へ。
”クライミング大国”日本が、
決勝で世界を魅了してくれそうです。
女子のゴルフも始まりました。
初日は日本の畑岡、稲見ともに1アンダー16位スタート。
まずまずの位置につけています。
なんとなく畑岡がやってくれそうな気が、
ワタシはしているんですがねえ。
どうでしょうか。
さてさて、
昨日の夜の一番のお楽しみ。
そう、
サムライジャパンの準決勝、韓国戦でした。
日本は先発にエースの山本を立てて必勝態勢。
韓国の先発はさほどの投手ではなかったので、
序盤に大きなリードを取れるかなと思ってみていました。
7時から始まった試合でしたが、
他の競技がクライマックスを迎えていたため数分遅れでチャンネルを合わせたところ、
すでに1死2・3塁のピンチを迎えていました。
「おおッと、マジか?!」
と思ってみていましたが、
さすがは山本。
ここで4・5番を連続三振に切って取り、
上々の滑り出しを見せました。
相手の先発Pは横手からのシンカーを得意とする、
「1回限りの対戦をベースとする国際試合ならでは」の好投手。
しかし断言できると思いますが、
このPが将来日本のプロ野球に来たとしても、
さほど活躍できないと思いますよ。
「1回限り」で有効なPだと思います。
しかしその「1回限り」をとらえることが難しいサムライの面々。
特にからっきし合っていないバッターも数人見受けられ、
5回を迎えるまでは1-0とロースコアゲームとなりました。
見たところ韓国のオーダーのうち1・2・3番はとてもいい選手で、
ロースコアで後半まで持ち込まれるといやだなと思っていましたが、
2-0とした6回に、その上位打線に山本がつかまりました。
流れを与えてはいけない打者にヒットでつながれて1点差、
だが日本はこの局面で岩崎がマウンドに上がり、
同点に追いつかれたものの後続をピシャリ。
7・8回は「心臓に毛が生えている」伊藤が韓国お得意のクレーム作戦にも動じず得点を与えず、
しっかりと崩れることなく試合を作って、
試合は2-2の同点のまま8回裏を迎えました。
ここで1死から柳田が見事なヒットで出塁すると、
続く近藤は粘った末1塁ゴロ。
しかし併殺は免れて1塁セーフ。。。。。
しかし何を思ったか近藤、
一塁を駆け抜けた後インフィールドに入ってボーっとしていました。
すかさず韓国の一塁手がタッチに行きアウトをアピール。
ワタシも見ていて「これはアウトかもな」なんて思いましたが、
審判団は協議のうえでセーフを宣言。
ホント助かった判定でした。
近藤はこの試合で先発に初起用。
入れ込んでいたからかもしれませんが、
6回の守備でのエラーや中途半端なバックホーム、
そしてこのプレーなど、
国際試合では絶対にやってはいけない「軽いプレー」が目立ちました。
北京でのGG佐藤ではないですが、
あとで悔やんでもそれは本当に「後の祭り」。
一つ一つのプレーの中での集中力、
切らさないようにやれないのであれば、変えてもいいではないでしょうかね。
大試合慣れしているといえばそれまでなんですが、
やっぱりSBの選手たちは、
「さすが」というところを随所に見せてくれています。
場数の踏み方が、違いますね。
やっぱり「経験」というのは大きな財産なんだなあと、
いまさらながらに思います。
さて、試合はその2死1塁から、
大きく動いていきます。
打者村上の場面で、
韓国に痛いバッテリーミスが出て2死2塁。
ここで村上を申告敬遠すると、
次打者の甲斐にも四球を与えて満塁。
顔面蒼白の相手Pは、
山田に初球から甘い真っすぐを入れてきました。
山田はそれを待ってましたとばかり振り抜き、
打球はぐんぐん伸びて、
ハマスタの高い外野フェンスの一番上を直撃する、
特大の満塁一掃の2ベースとなり5-2。
最後は守護神、栗林が抑えて、
日本は見事に韓国を破り、
無敗で決勝に進出しました。
96年のあのアトランタ以来の決勝です。
長く来ていなかったんだなあ。
何しろあの時は、
まだアマチュアでのチーム編成で、
金属バットだったもんなあ。
決勝のキューバ戦、
松中の一時逆転となる満塁ホームラン、
しびれましたよねえ。
昨日のことのように、思い出します。
日本はここまでたどり着いたら、
やりまっせ。
オリンピックではこのアトランタでのキューバに対しての大善戦、
そしてその前、84年のロスでのアメリカ撃破。
WBCでも06年、09年の歓喜と、
決勝ではサムライジャパンは、
圧倒的に「いい思い出」しかありません。
野球競技としての最後のオリンピック、
そして場所は地元の東京(横浜スタジアム)。
有終の美を飾るには、
これ以上ない舞台が整いました。
あとはやるしかありません。
あえて言います「金メダルしか、いらない」。
さあ、
やろうぜ、サムライ・ジャパン。
野球ファンのみならず多くの日本国民が、
祈りを込めて、
あなたたちの野球を見守っています。
ということで、
今日からオリンピックは最終盤。
しかし今日は、
もしかしたら今大会一番の、
日本の金メダルラッシュ、
あるかもしれません。
何しろ空手も始まります。
女子の形では、
あの清水さんが登場!!!
我が家の空手家は、
もうワクワクが止まらないようで、
今か今かと出番を待ち望んでいます。
組み手も今日始まります。
そしてスポーツクライミング、スケートボード男子、レスリング川井姉、陸上20キロ競歩、卓球女子団体。。。。。
見るものが多すぎて、
一日があっという間に過ぎていきそうです。
これぞオリンピックという1日が、
始まろうとしています。
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さすがはhanahanaさん、空手の形にはまっているとは造詣が深い。
それにしても清水さん、素晴らしかったと思います。
家人らと中継を見ていて、「清水さんのほうが迫力があったし、絶対上だと思う」と言ったら「いやいや、判定はわからないよ」と返され、その直後に赤の旗が上がって無念・・・・・でした。
でも、空手の魅力、存分に伝わったのではないかと思っています。
普段は空手、柔道、レスリングなどあまり見ることはないのですが、今大会は全競技くまなく見ていて、その違いを楽しんでいます。
その中では空手の組み手のポイントが、やはり見慣れていないせいかまだまだ分かりません。
見慣れている家人にその都度聞いて学習しているのですが、あしたで競技も終わってしまうので、それまでに覚えきれるのか。。。。。
それがワタシの課題です。
いよいよ始まりましたね。
清水選手、喜友名選手の大ファンで、まだかまだかと待ち望んでおりました。
数年前に、宇佐美里香選手の海外での演武をYouTubeで見て一気に引き込まれ、
昔やっていた「村上信五とスポーツの神様たち」という番組で見た喜友名選手の演武に圧倒され、
それ以来、「形」の魅力にはまってしまいました。
張り詰めた静寂の中、ゆったりとした動作から目にもとまらぬキレのある動き、聞こえるのは道着の擦れる音と息吹のみ。
1ミリたりとも無駄のない動作から、一気に解き放たれる気合!
演武が終わり拍手の中、一礼するまでの一連の所作で鳥肌が立ちます。
今回先陣を切った清水選手の演武をみて、早速圧倒されたというようなコメントが数多くあり本当に、自分のことのようにうれしく思います。
中には、「顔芸だろww」というコメントもありましたが、言わせてもらいます。
「顔芸?すげえ重要なんだよ!」と。
顔芸とほざいた奴に是非、明日の喜友名選手を見てもらいたいですね。
圧倒される準備しとけよと言いたいです。
顔芸上等!
普段あまり日の目をみない競技ですが、今大会でその魅力がたくさんの人たちに伝われば嬉しいですね。
PS.
毎回思っていますが、できれば演武中の解説はやめてほしいですね。
静寂の中で聞こえる息吹、道着の擦れる音とかも見ている方はそれらも大事なのに、
せっかくの張り詰めた緊張感がもったいない。
特に今回はごちゃごちゃ長々とうるさく感じたなあ・・・一回目なんかしつこかったねえ。
初めて見る人のために分かりやすく、という意味があるんでしょうけど、
終わってからのリプレイで、要所ごとに「ここはこうでこうだから良かった」というように解説したほうが良いと思う。
せめて声のトーンを落とすとか、ほどほどにしてね。