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13年目突入。苦難の2020年を超え、果たして東京五輪を迎えられるのか?覚悟が試される年です。

激闘神奈川の夏2012  桐光学園 傷だらけの小さなエースが吼えた!

2012年07月30日 | 高校野球



≪第94回全国高校野球 神奈川大会≫

【決勝】

桐光学園 11-4 桐蔭学園   桐光学園は5年ぶり4回目の出場


桐蔭 020 010 010 - 4
桐光 000 310 16× - 11



桐光学園が、やってくれました。
5年ぶりの夏を引き寄せたのは、
満身創痍の小さな左腕。

小さな・・・・・と言っては語弊があるほど、
その速球は速く、
スライダー・カーブの曲りはまさに”ギュ~~~ン”。

ハートもとてつもなく大きく、
2年生ながら『大黒柱』の風格は十分。

昨日も疲れている中、
最後まで雄叫びを上げて投げまくり、
4000人のサポーターを”熱く”させてくれました。

準々決勝の宿敵横浜戦。
高浜の強烈なピッチャー返しを背中に受けた松井。
悶絶の表情を浮かべて膝に手を付き心配させましたが、
最後まで横浜打線を抑えきりました。

準決勝でも、
平塚学園のバッターの強烈なピッチャー返しを右手にくらい、
グローブが吹っ飛びしばらく痛そうにしていました。

そして昨日は、
大事な6回に足にデッドボール。

もんどりうって倒れ込み、
いったんベンチ裏に引っ込んで治療。

青で染まった1塁側大応援団の顔を真っ青にしましたが、
治療を終え出てきて残り3イニング。
しっかりと抑え勝利を呼び込みました。

この大会を通じて、
本当に精神的にタフになりましたね。



準々決勝で横浜を破って迎えた準決勝。

平学 010 000 020 3 
桐光 220 000 01× 5


この日も大声援を背に序盤から三振の山を築きますが、
好調の平塚学園打線に終盤疲れが出たところを狙われます。

8回は1点を返されなお無死満塁。

その後内野ゴロで1点差にされて1・3塁。

しかしここからが松井の真骨頂。

スクイズも警戒された場面で、
しっかりと三振を取って難を逃れると、
味方が追加点を奪って160球の熱闘に終止符を打ちました。


決勝では、
序盤から打率.390を誇り、
前日には左腕の好投手である日大藤沢・池田から2HRで10点を挙げ、
早々と5回コールドで葬り去った桐蔭の超高校級の打線を相手に奮闘。

なんとかかんとか失点を抑え、
味方の反撃を待ちました。

桐光らしい、
単打がつながる攻撃を、
最後の最後で見せてくれました。


5年ぶりの悲願。

桐光がまた、
甲子園で全国に挑めるチャンスをもらいました。

この4年間。

挑んでは跳ね返され続け、
ライバルたちが次々に甲子園の土を踏み活躍するのを横目で見ながら、
雌伏の時を過ごしてきました。

去年は最高の雰囲気で臨みながら、
王者・横浜に跳ね返され悔しいサヨナラ負け。

その前も、
慶応や横浜隼人など、
優勝するチームに惜敗を繰り返して、
甲子園の土が遠ざかっていきました。

すべての負け試合を観戦したワタシにとっても、
甲子園は遠く霞む、
本当にはるかかなたの存在になり負けていました。


青年監督だった野呂監督もついに50歳になり、
すでにベテラン監督の域に達してきたと思います。
髪にもすっかり白いものが混じるようになりました。

苦労しながらチームを作り上げ、
いよいよ全国に挑むチャンスがやって来ました。


今年のチーム。

ワタシが見たところ、
組み合わせ次第では相当上も狙えるのではないかと思っています。

松井が絶好調の時に対戦すれば、
大阪桐蔭ともいい勝負ができるような気がしています。

松井の左腕、
全国の注目を集めてくれるはず。

『エグい』スライダー、
注目してください。




さて、
昨日の神奈川大会決勝。

立錐の余地もなく入ったスタンド。
 



そして、
長蛇の列のできていたチケットは早々に完売。
残念ながらスタンドに入りきれなかったファンは、
街頭テレビさながらに外での観戦となってしまいました。


(これ、試合始まってからの球場外の姿です)


そして始まった桐・桐決戦。
夏の大会での決勝対決は初めて。
しかし去年も準決勝で対戦。
桐光が5-4で桐蔭を振り切っています。

13年前に桐蔭が選手権に出場して以来、
桐光は3回の甲子園。
一方の名門・桐蔭はすんでのことろで出場を逃し続けた12年でした。

名門復活を期した桐蔭は全校応援。
一塁側がびっしりと大応援団で埋め尽くされます。

桐蔭の【応援委員会】(生徒会?)の見事な統率は、
脱帽ものでした。

特に一番前列で的確にボードを上げ続けた生徒の皆さんは、
見事としか言いようがありません。

『初めて応援に来た』人でも、
どこでどんな声を出せばいいのか体感でき、
それが≪大・大声援≫につながっていたと思います。

対する桐光も、もちろん全校応援。


生徒3,000人前後。(中高&小幼まで)
取り巻く大人はそれ以上。
大応援団を集めての『圧倒する』応援、
今年も圧巻でした。

気温は体感では35度前後だったと思いますね。
とにかく暑かったあ。

試合開始は1時3分。




桐蔭学園の先攻です。

試合は前半桐蔭ペース。
『高橋・高木らのいた時代に匹敵する』と言われる猛打線が桐光・松井に襲いかかり早速2点を先取。

桐光は執念で4回に追い上げ、
横浜戦でも見せた集中打で逆転。

その後はまさに『一進一退』の攻防が終盤まで続く、
息つく暇のない攻防でした。

昨日は一歩桐光が上回りましたが、
どちらに転んでもおかしくない見事な試合でしたね。

 



やっぱり神奈川の夏は、
熱くなります。

今年もまた、素晴らしい大会となりました。

ワタシが大好きで、
本当に楽しみにしている【夏の選手権神奈川大会】。

各校ともに実力をあげて、
夏の戦いは熾烈を極めましたね。

桐光の試合を観戦しながら、
何度も
『ここまで苦しまなきゃ、甲子園はないのか』
と思いました。

各校の試合にかける熱い想いがほとばしる、
いい大会でした。


そして中継&ハイライトを連日行ったTVK。
毎年のことながら、
愛情あふれる番組作り、
敬愛しています。

今年もありがとうございました。

ハマスタに吹く風は、熱く。

しかし試合が終わってふと我に返ると、
涼しい浜風が試合で火照った体をやさしく癒してくれたりします。

まさに『神奈川高校野球の聖地』です。

はあ・・・・。
今年もいい大会だった。








桐光学園野球部の熱烈”土手ファン”であるワタシと、
在校生である娘など家族は、
本当に『しあわせな気分』で岐路につくと、
桐光の『地元駅』ではすでに号外が!





駅にはポスターが。





更に道端の電信柱にも、早々と






祝福ムードに包まれているこの小さな小さな町。

おめでとう、桐光学園!!

うれしい!!

ただ、それだけです。




さて、
そうも言っていられません。
すぐに甲子園が始まります。

松井を中心とした桐光学園。

決勝のような打線のつながりが出ると、
面白い存在になれると思います。

優勝目指して、
駆け上がってほしいですね。

ワタシや家族も、
昨日からは『どうやって応援に行こうか』
を考え始めました。

【応援バス】
が学校(つまり我が家からすぐそこ)から出ると思いますが、
我々はすでにそれとは関係なく、
甲子園を観に行く算段を整えてしまっています。

上手く試合がその日に『ハマれば』いいのですがね。

8月5日の組み合わせ抽選会。
我が家にとっては一大事。

でも、
こういうのを『嬉しい悲鳴』っていうんだろうなあ・・・・・
なんてひとり悦に入っています。


さあ、
夏が継続したぞ!


これから8月まで、
『桐光の熱い夏』
追っていきます。


我が家ではすでに、
オリンピックどころではなくなっています。

えっ、
男子サッカーがまた勝ったって!

そりゃあめでて~ニュースだ!


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