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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

大相撲九州場所初日  うむ、今回こそは上位陣が揃って優勝争いできそうな感じだ。。。

2023年11月13日 | 相撲

1年納めの九州場所。
大相撲九州場所が昨日初日を迎えました。

今場所のとりあえず場所前の焦点は、
大関・貴景勝の横綱獲りでした。

が、
ワタシを含め世間の好角家からは、
この焦点はほとんど焦点とはされていない感じ。

だって、
出ては休み、出ては休みを繰り返す貴景勝が、
11勝4敗で優勝したからって、
この場所が「綱とり場所」になるとは、
どう考えても思えないから。

しかも取り口が、
優勝決定戦での注文相撲だからねえ。。。。。しかもう~んと下位の力士に対して。


という事でワタシは、
その他のことに焦点を定めてこの納めの場所を見始めました。

ワタシの中の焦点は、
上位のだれが、
横綱&大関への足掛かりをつかむのか。

大関は貴景勝を含めて3大関。
しかし貴景勝はケガが多く、
横綱に上がったとしても大きくは望めるようにはならないと思われるので、
霧島&豊昇龍の二人の大関のうちどちらかが、
今場所優勝して横綱への足掛かりをつかむ場所にするというのが望ましいと思っています。

まあ、
豊昇龍あたりは若いくせに、
立ち合いでものすごく駆け引きをするところがちょっと嫌なんですがね。
晩年の白鵬チックで。
そんなところは、学ばなくてもいいのに。。。。。


そして関脇・小結陣では、
大栄翔、若元春、琴ノ若の3人がいかに大関への足掛かりをつかめるのか。
3人とも今年は最初から役力士として活躍していますが、
3人ともに今年本当に安定した成績を残しています。

大栄翔は51勝で今年の最多勝ですね、今のところ。
51勝というと場所平均10勝以上上げているってことなんですから、
もう実力は立派に大関です。

後はチャンスをどうつかむかだけ。
来年(もっと言えば前半)に大関をつかめなければ、
もうチャンスはないと思って何とか踏ん張ってほしいですね。

そして若元春は、
今年一気にブレークしたといってもいい力士。
彼も5場所連続役力士での9勝以上。
実力が定着してきたことを物語っています。

しかしながら、
この若元春については、
もう一つ実力をあげなければ、
壁は破れないのではないかな?
そんな風に思っています。

それには立会いの厳しさ、
それだけだと思いますがね。

弟の若隆景も、
ようやく4場所ぶりに土俵に復帰。
昨日は負けましたが、
ここから捲土重来を期しています。

ふたりで揃って大関を目指すために、
部屋での稽古にも熱が入っていることでしょう。

そして琴ノ若。
この若き大器は、
一気に大関まで駆け上がっていきそうな勢いを感じます。

体は十分、
技、力も備わってきました。
あとは15日間をどうまとめていくか。

「気がついたら4,5敗している」
ではだめです。
一番一番、
丁寧に、しかし豪快に、
取っていく必要があります。

この3人は本当に大関と同格の力があり、
しかも「ケガがちではない」というところが買える部分ですね。

もう一人世間では「候補」と言われているのが阿炎。
しかしワタシは、
この阿炎については取り口があまり好きでないので、
買ってはいません。

何しろその取り口、
小賢しいように感じます。

まあ、
そんなことで、
九州場所も始まりました。

昨日の初日、
上位陣はほぼ安泰。

3大関は盤石の取り口で、
関脇勢も大栄翔、琴ノ若が盤石の勝利を飾りました。

どうやら今場所は、
上位の競り合いの中で、
優勝争いが行われそうです。

望ましい形ですね。

その中で誰が飛び出してくるのか。
楽しみです。


それにしても。。。。。

行司の木村玉治郎が先場所を最後に退職してしまって、
昨日の初日に初めて玉治郎さんがいない土俵だったので、
なんだか寂しかったなあ。

今の伊之助さんは来場所から木村庄之助になるとのことですが、
ちょっと不安の大きいさばき方なんですよね。
まあ、定年まであと6場所ですから、
無難に努めてほしいですけど。


十両以下では、
やはり大器と言われる大の里と、
幕下で復帰の場所に挑んでいる若隆景のことが気になって仕方がありません。

若隆景は、
昨日はやはり久々で相撲勘が戻っていない部分がありましたね。
あの相撲のうまい、おっつけの強い若隆景の相撲ではありませんでした。
しかし徐々に普段の姿に戻ってくることでしょう。
(でも期待していた「幕下優勝」はほぼこの初日でダメになってしまいましたけどね。。。。)

その他では、
あと数日で39歳になる大ベテランの鉄人・玉鷲の相撲が気になります。
何しろ先場所は2勝13敗でしたからね。
衰えも指摘される中で、
「まだまだ元気だ!」
というところを見せてほしい場所です。

後は新入幕、帰り入幕の力士が6人もいますから、
彼等の相撲にも注目しています。
美ノ海、頑張ってほしいなあ。。。。。

ということで、
大相撲が始まると、
15日間にわたって、ソワソワ、ソワソワしてきてしまうワタシです。



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