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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

ロマゴン華麗に復活!

2020年03月03日 | ボクシング

~2・29 ダラス~

◇WBC世界Sフライ級タイトルマッチ

チャンピオン                        挑戦者・同級2位
カリード・ヤファイ(英国) ●  TKO 9R 29秒  ○ ローマン・ゴンザレス(ニカラグア)



日曜日は朝から東京マラソンで大迫の走りに久しぶりにコーフンしました。
そしてインタビューを見ている時に、
「おっと、そうだ~。今日はもう一つ、忘れちゃならないものがあったんだ~」
と思い出して動画配信に合わせて、
ボクシングに頭を切り替えました。

そう、
PFP1位という「最強のボクサー」に君臨しながら敗れて野に下っていた元4階級制覇のスーパーボクサー、
”ロマゴン”ことローマン・ゴンザレスの復活をかけた世界タイトルマッチがダラスで行われました。

このWBA世界Sフライ級タイトルマッチは、
6度防衛の安定王者・ヤファイが「超ビッグネーム」ロマゴンを挑戦者に選んだという事に注目が集まっており、
試合前のオッズもほぼ均衡していて、
全く結果がどうなるかわからない中でのゴングでした。

ロマゴンは長いブランクがあり、
先日の村田戦のアンダーカードで戦ったロマゴンは、
相手が弱すぎて実際にどこまで「あのロマゴン」に戻っているのかが不明という感じでした。

2連敗を喫したシーサケットとのSフライ級での戦いの後、
ロマゴンに対しては「Sフライ級には対応できない」との評価が定着したようにも思いましたが、
この日の見事なKO勝ちを見ると、
まだまだロマゴンは「強打のロマゴン」であり続けているんだなあと、
そんな印象を持ちましたね。

あの圧のかけ方、
ボディから顔面への見事なコンビネーションなどは、
超一流の輝きを放っていました。
やっぱり「ロマゴンはロマゴン」でしたね。
その輝きは失せてはいません。

井上尚弥に敗れたドネアもそうでしたが、
一世を風靡したスーパーボクサーは、
やっぱりいつまでたっても輝きを失わないものです。

いくら年を取ったと思っても、
やっぱりファイトの中できらりと光るものを見せてくれます。
並みのボクサーではないんです。

さて、
ロマゴンがSフライ級戦線に帰ってきて、
にわかにこのクラスが騒がしくなってくる予感がします。

現在WBOのタイトルを保持しているのは井岡一翔。
Lフライ級の時代には「井岡が対戦を避けた」と言われた因縁もありますから、
どういうことになるのでしょうか。

井岡選手は、
1階級下のフライ級王者である田中選手からも、
対戦の要求が突き付けられているようですし、
今年の中盤から後半にかけては、
面白いカードが組まれてくることになりそうです。

それにしても。。。。

ロマゴンは強いよ、
やっぱり。

これで面白くなってきた。
ロマゴンに井岡、田中が絡んで、
目が離せなくなってきたぞ!


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