昨日の西東京の決勝で、
いよいよ49代表校が出そろいましたね。
この土日は、
東西の東京大会の決勝戦。
土曜日は東東京の決勝、
二松学舎vs日体大荏原
の対戦が行われました。
日体大荏原。。。。。
懐かしいですねえ。
我々の記憶の中には「日体荏原」として刻み込まれています。
特に東京で高校野球の強豪という位置づけにある学校ではなく、
ワタシの記憶の中にもわずかに、
1976年(昭和51年)の甲子園出場の記憶があるだけ。
その時は確か、
星稜の小松に初戦抑え込まれての0-1の完封負け。
小松はこの大会、
大会前は特に話題になっていなかったピッチャーでしたが、
この試合の完封以降俄然注目され出して、
彼のその後の飛躍につながっていきました。
その後日体大荏原は昭和50年代にはそこそこの強さを維持し(確か長瀬という左の好投手がいた年もあったかな?)ましたが、
平成に入るとすっかりその姿を見ることもなくなっていて、
話題といえば数年前に都立雪谷を甲子園に導いた相原監督が就任した時に少し名前が出た程度。
その相原監督もチームを上位に導いていくことができずでしたので、
今年のこの快進撃は非常に意外でした。
決勝の相手は二松学舎。
ここまでさほど強豪と対戦せずにここまで上がってきた日体大荏原。
この日の二松学舎エース、辻の速球と変化球の組み合わせにバットが合わず。
終始押される展開を払しょくできず、
結局二松学舎が2年連続の甲子園をつかみ取りました。
センバツでふがいない戦いぶりをして敗れた二松学舎。
その時からエース、4番の”チームの軸”が変わって迎えたこの夏。
安定した攻守を見せて頂点までたどり着きました。
昨年好投手秋山を擁して期待されながら3回戦で敗れた二松学舎。
今年は全員の総合力で、
夏悲願の8強進出を狙います。
明けて日曜日。
この日は同じ神宮で、
西東京大会の決勝。
カードはこのところの西東京の「宿命の対決」ともいえる2強、
日大三と東海大菅生の対戦となりました。
このカード、今年は秋、春に続いて3度目の対決。
秋、春ともに日大三が制しているものの、
その時に投げなかった東海大菅生の大エース・鈴木がこの大会は復帰しているので、
全く試合は別のモノになるだろうとの予想が成されていました。
両校のユニフォーム、
「やっぱり神宮に映えるなあ・・・・・・」
なんて思いながらワタシは観戦していました。
試合は序盤から緊迫した展開に。
序盤は東海大菅生が押し気味に進め、
1点ずつ得点を入れて2-0とリード。
しかし休憩明けの6回、
日大三は4番の長打からチャンスをつかみ、
同点に追いついてなおもスクイズを敢行。
これが成功し、
さらにミスを誘って2者が生還して4-2と初めてリードを奪いました。
さらに7回には村上の特大の一発が出て6-2とリードを広げ、
立ち直ったエース松藤が東海大菅生打線を完璧に封じ、
日大三はあの金足農に準決勝で敗れた2018年以来4年ぶりに西東京を制して、
甲子園に乗り込むことになりました。
今年の三高。
例年に比べて投打に迫力はありませんが、
その分しぶとさを身に着けており、
甲子園でどのような戦いをしてくれるのか、
楽しみです。
さあ、
これで49代表校が揃いました。
大阪では大阪桐蔭が、
ライバル・履正社を完璧に下して甲子園切符。
ちょっと手が付けられないほど強くなっていて、
負ける要素がどこにも見当たらないほどのチームです。
この「単勝1.1倍」ぐらいの大本命を、
どこが果たして追っていくのか?
興味の尽きない大会になりそうです。
さあ、
8月に入って球趣も一気に盛り上がってきました。
ここから3,4週間は、
この「高校野球おやじ」も、
ほかの競技のことは全く頭に入らず、気持ちの横を通り過ぎていくこともなく、
明けても暮れても「高校野球、甲子園・・・・・・」に心を奪われて行きます。
楽しく激しく、
そして無事に大会を全うしてほしい。。。。。。。
それだけが望みです。
ああ……もう待ち切れない!!!!
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