SPORTS! SPORTS! 寝てもさめても

16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

指揮官 オブ・ザ・イヤー

2012年12月12日 | プロ野球

時代が変わっても、
いつも日本のスポーツ界の中心にデンと控えるプロ野球。

しかし
花巻東・大谷くんのドラフトでのことを見るまでもなく、
お世辞にも、
未来志向の組織や人材がそろっているわけではないといえるでしょう。

旧態依然とした組織づくりや考え方。
先進性、先見性のなさと言ったら・・・・・・
嫌になっちゃうことも多いのですが、
何しろ【野球】という競技の面白さ、
そんな嫌なことを凌駕して毎年ワタシを熱狂させてくれます。


そんなこんなですが、
各チームに目を移すと、
【球団】ということ以上に注目されているはある意味【指揮官】なのではないでしょうか。

彼らの行動や言動が、
たくさんの人たちに影響を与える人物達です。

日本に12人しかいない彼ら。
彼らはすでに就任したその日から、『私人』ではなく、れっきとした『公人』です。

そんな指揮官たち。

結果を出せた人、出せなかった人・・・・。
年によっていろいろいますが、
その指揮官たちの普段の采配、リーダーシップ、行動から言動まで。
勝手につけた今年のランキングです。

ものすご~く、私見に基づいていますので、あしからず。


【12球団指揮官ランキング】

A.栗山英樹 (日本ハム)
  見事な手腕を発揮したとともに、大谷の獲得でも手腕を発揮。獲得時の渦中にあり、一連の言動などには感心した。新時代のリーダーとしての素質十分の、なかなかの指揮官と見た。

A.原辰徳(巨人)
  巨大戦力を有し、日本一を再現。地位が人を作るの言葉通り、現役時代の、ある意味での軽さとは無縁の立派な指揮官になった。巨人の指揮官としての言動などにもうなずけるものがあり、今年は躓きがあったとはいえA評価。

A.小川淳司(ヤクルト)
  たぶん監督としての能力では現在の12球団の監督ではNO1.選手の育て方や使いまわしのうまさなどは見事。ヤクルトという”弱者の戦法”を使わなければ上位に食い込めない球団にあっての毎年の成績はご立派のひとこと。

B.秋山幸二(SB)
  『金を使ってくれる』球団での成果だったのでやや斜めに見ていたが、今年厳しい戦力の中で若手をどんどん使って上位に食い込んだ手腕は見事というほかない。WBC監督を固辞したというところで、残念という意味でB評価。秋山に日本の監督をやってもらいたかった!

B.野村謙二郎(広島) 
  戦力の補強ままならないチーム哲学の中で、若手の生え抜きを育てて戦えるところまで持ってきている手腕は評価できる。サッカーで同じような哲学のサンフレッツエが結果を出したため、来年のカープへの期待はいやがうえにも盛り上がっているはず。”熱すぎる”ファンの声援をプレッシャーに感じるか、それとも力に代えるのか。

C.岡田彰布(オリックス)
  もう辞めた人なので四の五の言いたくはないが、愚痴が多すぎるのと暗すぎる。阪神生え抜きなので大阪では特別な人かもしれないが、東京から見ていると『なぜ彼にこだわるのか』がよくわからない。

C.渡辺久信(西武) 
  監督としての根本的な能力がどうなの?という疑問が常に付きまとう人材。まあ、なかなか引き受けてくれる人を探すのに難儀する球団ではあると思うが・・・・・・。いずれにしても、そろそろ結果を出さないと新旧のファン両方から『やめろ』の合唱が起こらないとも・・・・。

C.中畑清(横浜) 
  悪い監督ではないと思っています。しかし、チームを立てなおすのにはお金と時間がかかるということ。それだけ今の横浜の現状は根が深いんじゃないかと考えます。物事がプラスに回りだしたら、結構いけるんじゃないかとの期待は持っています。

C.西村徳文(ロッテ)
  最後の方は散々な言われ方をしていたものの、基本はそんなに悪くない監督だったと思っています。指揮官の常とはいえ、外野から罵詈雑言を叩きつけられ続けるのは厳しいものだとの印象のある監督。新監督の伊東が彼よりいい指揮官だとは、どうしても思えないワタシです。

D.高木守道(中日)
  なぜ今彼なのか・・・・・・う~ん、わかりません。
  名古屋でも落合以上に人気がないそうですね。CSなど見ていると、なんだか浮いちゃっている発言の連発。なんだかなあ。。。。。。という印象が強いですね。(現役時代や最初に指揮を執った時は、結構好きだったのになあ) 

D.和田豊(阪神)
  阪神というある種特殊な球団の指揮って、大変なんでしょうね。その事情は汲んでも、やはりもっと”発信”してほしいと思いますね。なんだかだま~って1年間をやり過ごしたというか…。大補強をした来年、期待しています。藤浪投手、使ってよね!  

D.星野仙一(楽天) 
  楽天ファンには悪いが、東北、仙台という土地柄に、一番合わない人材だと思う。
  口だけはが~が~吼える、前近代的指揮官。すべてを仕切らないと気が済まないお山の大将的性格は、往年のゴルフのジャンボ尾崎をいつも思い起こさせる。常に”金”の匂いが消せないところといい、ワタシは昔から彼のアンチでもある。北京五輪での醜態でもうチームの指揮は取らないかと思っていたが、東北という一番彼のキャラに合わないところで指揮を執ると聞いてがっかりしたものだ。どうか彼のキャラに合わせたチームになっていかないように・・・・と切望しています。



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