SPORTS! SPORTS! 寝てもさめても

16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

夏の甲子園 準決勝 大大展望!!

2009年08月23日 | 高校野球

第91回全国高校野球選手権

【準決勝】

◇第1試合

 日本文理(新潟) vs 県岐阜商(岐阜)


打線好調の両チーム。疲れの残るエースの出来がカギ


両チーム共に、
打線は絶好調。

日本文理は、2試合連続毎回安打の記録を作っての、3試合50安打。
上位から下位までムラなく打てる攻撃力は素晴らしい。

特に1番を打つ切手の鋭い打撃は、
相手の出鼻をくじく効果が満点。
今日も彼を中心に、
初回からがんがん攻めていく【文理野球】を貫けるか。

対する県岐阜商の打線も好調。
昨日の帝京、3回戦のPL共に、
力で押し切った堂々の勝利。

前半で点を奪い、
山田投手の好投で逃げ切るという【勝ちパターン】を確立したところが、
強さの源。

さて、
勝負は両投手のでき如何にかかるだろう。

昨日からの連投となる県岐阜商・山田投手のコンディションがやや心配だが、
準々決勝の投球内容は、
むしろ山田投手の方が良かった。

日本文理・横山投手は、
ここに来て疲れがたまっている感じで、
中盤球が上ずっていたのが気がかり。

ストライクを取るのに汲々として、
棒球が真ん中に集まってくるようだと、
鋭いキレを持つ県岐阜商打線の餌食となる恐れも。

日本文理としては、
打撃戦に持ち込んで打ち勝ちたいところ。

5~6点以上取らないようだと、
今日は苦しくなると見ている。

県岐阜商としては、
勝ちパターンを崩さない戦いがしたい。

そのためには、
前半に速攻を仕掛けることが肝心。

自分のペースに持ち込めなかった時、
いったいどういう戦いをするのか。

経験の多い両監督の采配にも注目が集まる試合だ。



◇第2試合

 花巻東(岩手) vs 中京大中京(愛知)


菊池次第で展開は大きく変わる。
盤石の中京にどう挑む、花巻東!


現在のコンディションなどを比較したら、
中京大中京が圧倒的に有利。
しかしながら、
今大会の主役であり、
『何かを持っている』花巻東が、
どんな戦いをしてくれるのか、興味は尽きない。

花巻東にとっては、
背筋痛のエース・菊地雄星が先発できるのかどうか。
これによって展開は大きく変わる。

菊地は、
1回戦、準々決勝など度重なる接触プレーなどで、
本調子とは程遠い状態だろう。

しかし、
ある程度回復すれば『投げる』というのではと考えている。

バックの盛り立て方は、
尋常ではないこのチーム。

単純な『力』という事ではない『パワー』では、
近年右に出るものはいないほどの好チームだ。

中京大中京のエース堂林が、
どうやらここに来て本調子を出してきた様子。

これを打開するには、
柏葉・佐藤の1・2番の出塁が絶対条件。

頼りになる川村・猿川・横倉のクリーンアップにどうチャンスを繋げて得点していくか、注目される。

対する中京大中京は、
昨日の試合を見た限りでは、
久々の全国制覇に向けての視界は良好だ。

とにかく堂林の復調が大きい。
そして、
3回戦でリリーフにたち好投した森本にもメドが立っているので、
投手陣の状況はかなりいい。

打線も河合・堂林・磯村のクリーンアップを中心に、
とにかく打球の鋭さはピカイチ。

菊地との対戦になったとしても、
力負けしないほどの打線に仕上がっている。

また、
両チーム共に守備での破綻はないチーム。

最後に試合を分けるのはなんだろうか。

今の時点では、
皆目見当もつかない。

こんなに【読めない】試合も初めて。

逆にそれだけ楽しみでもある。

【ミラクル】花巻東に風が吹くのか?
それとも
【完璧】な中京大中京が押し切るのか?

凡戦になる可能性もあるが、
大激戦になる可能性も秘めた対決。

楽しみに待ちましょう。








コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 準々決勝Vol3 東海の超... | トップ | 夏の甲子園 いよいよ決勝 ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

高校野球」カテゴリの最新記事