世界ランキング最高位を10位まで上げ(現在は12位)、
今年こそはこのウィンブルドンで8強以上を狙う、
日本テニス界の大エース・錦織圭。
日本時間の日曜日早朝に行われた3回戦。
相手は世界ランクではずっと下に位置するシモーネ・ボレリ(イタリア)。
予選勝ち上がりのラッキールーザーからの出場ながら、
サービスの威力が抜群、ストロークやネットプレーも安定して、
とてもランキング100位以下の選手とは思えないプレーをしていました。
錦織は、
なんとなくゲームの主導権を奪えないまま
3-6、6-3、4-6、7-6
と第4セットまで2-2のタイとして、
ファイナルセットにもつれ込みました。
ファイナルにもつれ込む前から、
アナウンサーはしきりに日没のことを心配していましたが、
果たせるかな3-3となったところでサスペンデッドが宣せられ、
1日置いて残りのゲームを行うということになりました。
この1日のブレーク。
たぶん錦織にとって優位に働くのではないかと思っていましたが、
やはりその通り、
再開されたこの日は、
最初のサービスゲームをキープして4-3とすると、
キープ、キープで迎えた5-4からの第10ゲームで、
錦織はボレリのサービスゲームをブレークして、
試合時間18分、6-4で締めてこの試合に勝利しました。
サスペンデッドで翌日以降に試合が持ち越された場合、
やはりランキング上位の選手が有利になると思いますね。
立て直せる時間がありますから。
ボレリとしては、
最高に近いゲーム内容だった一昨日のうちに、
試合を決めてしまいたかったことでしょう。
(ちなみに私もかつて、2度ばかり大会でサスペンデッドを経験していますが、両方ともに負けたという苦い思い出があります。一度なんて、ファイナルセット4-5からでしたから、試合時間わずか3分で4-6と敗れてしまったこともあります。ボレリの気持ち、よくわかるなあ。。。。。。)
まあ、
錦織にとっては、
接戦を凌いで16強に進出したのは、
本当に意義のあることだったですね。
さあ、
8強ではカナダのラオニッチとの対戦です。
個人的には、
『いけるんじゃないかな?』
と思っています。
もしこの壁を越えれば、
次に待っているのはあのナダル。
く~~~
考えただけでゾクゾクしてきます。
今年から3,4年間は、
錦織が日本テニス界の歴史をことごとく塗り替えていく”季節”だと思っています。
まずは14年ウィンブルドン。
『あの大会の錦織、凄かったよねえ・・・・』と、
後世に語り継がれるような大会になりそうな気も・・・・・。
ワールドカップもいいけど、
こちらも見逃したら、
後悔しまっせ~~~。
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