《全国大学ラグビー選手権》 ~味スタ~
【決勝】
帝京大 50 (21-0 29-7)7 筑波大
大学ラグビー選手権の決勝が、
味の素スタジアムで行われました。
6連覇を狙う“大本命”の帝京大は、
まさに『超学生級』のラグビーを見せてこの決勝も筑波大に圧勝。
今年もまた、
彼らの素晴らしいプレーに、
全国のラグビーファンは酔わされました。
何しろ帝京大、
優勝してもしても、
飽くなき『強さ』への欲求は止むことがありません。
『もっと強く!』
を望み進化を続ける帝京大のラグビーは、
年々進化を続けて、
今シーズンに至ってはもはや大学ラグビー界に敵はないというよりも、
試合にすらならないほどすごい高みにまで駆け上がっていきましたね。
これはもはや、
とっくに『大学ラグビーのチーム』という域は超えてしまっていますね。
もはや彼らが目指すところは、
トップリーグ上位チーム以外にはなさそうです。
今年こそ、
彼らがトップコンディションで臨むことさえできれば、
トップリーグの上位5強に迫ることができるかもしれませんね。
2月が今から楽しみです。
それにしても大学選手権の帝京大と他チームの力の差は、
もはや迫ることさえできないところまで広がっているのではと感じさせられますね。
言ってみれば、
かつては日本選手権が現在のライスボウルのように『社会人優勝チームvs大学選手権優勝チーム』だったのが、
あまりにも差がつきすぎて今の方式に変更されたという時のように、
感じられてしまいます。
決勝でも、
接点では強いはずの筑波大が、
帝京大相手には前半だけでターンオーバーを10個以上取られて、
攻めどもすぐに逆襲を喰らって失点を重ねた。。。という試合になってしまいましたね。
それにしても、
帝京大FW陣のラックへの寄せの早さとその強さ、
脱帽です。
そしてバック陣もその決定力と、
正確なプレーぶり、
個々の判断力の素晴らしさにプレーの想像力の豊富さ、
たくさんのオプション。。。
褒めても褒めても、
褒めたりないぐらいです。
よく学生でこれだけのチームを作ったものです。
これからも、
長く学生ラグビー界の盟主として君臨し続けるであろう帝京大。
来年以降、
伝統の早慶明、
筑波、東海、流経、そして関西勢。
どこかが帝京大を止めることができるのでしょうか?
それとも、
帝京大がトップリーグ上位チームを破るほどチーム力をあげて、
名実ともに『日本のトップチーム』の仲間入りを果たすのが先でしょうか。
学生ラグビー界の位置付けすらかわっていきそうな、
帝京時代を強く印象付けた、
決勝戦でした。
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