◇パ・リーグCS第1ステージ 第2戦
埼玉西武 000 010 016 -8
日本ハム 000 100 000 -1
やはり勢いの差は、
如何ともしがたかった。
埼玉西武は、
勝つべくして勝った試合でした。
今シーズン好調ながら、
過去の短期決戦という短期決戦、
すべてに”背信投球”しか見せず”勝負弱い男”との評価が定まっていた西口が、
昨日は今シーズンの好調そのままのピッチング。
なんと短期決戦では、
初めての勝利を挙げチームのファイナルステージ進出に大きく貢献しました。
そして、
その西口が作った大ピンチでマウンドに上がり、
こちらは”短期決戦に強い”異名そのままの強気で気持ちの入ったピッチングを見せた石井一。
MVP級の評価です。
打線は秋山、浅村、フェルナンデスらの好調な選手に加え、
栗山、中村も続いていきました。
特に中村に一発が出たのは大きい。
2連勝という勢いのまま、
ファイナルステージへ乗り込んでいくことができます。
西武としてはこれで、
帆足、岸という2本の先発を残し、
涌井、西口も中6日で回せるという、
疲れを残さないローテが組めるというのは大きいですね。
石井が中継ぎに回ったことで、
これからも”切り札”的な使い方ができることが予想されます。
抑えの牧田も、
シリーズでもしっかりと普段通り投げられることが確認できましたし、
中継ぎでは岡本が好調を維持。
SBに対して、
何とか戦っていける戦力が整ったと思います。
まずは第1戦が大事。
ここを落とすと、
『やはりだめか』
という気持ちが広がると思うので、
ここで何とか【先手必勝】と行きたいところですね。
好調の打線が上手くつながるようだと、
ひょっとしてということもあるかもしれません。
期待が大きいファイナルステージになりそうです。
さて、
終戦となってしまった北海道日本ハム。
梨田監督の最後の試合ということでしたが、
どうも采配がしっくりいっていないみたいな印象が残りました。
監督としては次のステージも頭のどこかに入れつつの采配となったために、
仕方のない面も多分にあったとは思われうるのですが、
なんだか「う~ん」と唸ってしまうシーンが多かったことも確かですね。
第1戦のダルビッシュの降板、
そして第2戦でも、
1点もやれない9回の表の増井投手の引っ張り方、
宮西投手のつぎ込むポイント、
どこか一つずつずれていたような気がします。
ベンチでの表情も、
どこか気合いが入ったというよりも達観してしまったような表情で、
なんだか納得できませんでした。
梨田監督が退任を発表してから、
なんか日ハムベンチが『しっくりいっていない』感じがしたのですが、
このCSでもその雰囲気は一掃できなかったように感じたのは残念でした。
それでも日本一に輝いたり、
それ以上に戦力を充実させたり、
功績を残しての退任となりました。
ご苦労様でした。
ということで、
3日からはいよいよファイナルステージが福岡で開催されます。
巨大戦力を持ち盤石な福岡ソフトバンクホークスが、
勢いに乗る埼玉西武ライオンズに対し、
どのような戦いをするでしょうか。
注目されます。
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