7月にはもう、
夏の高校野球の予選が各地で始まります。
今年はおそらく、
通常とはいかないまでもしっかりとしたトーナメント戦が開催されることでしょう。
”高校野球おやじ”としては、
毎年いろいろなところに注目して見ているわけですが、
今年はなんといっても高知県大会に注目しています。
何しろ「まだ見ぬ怪物投手」森木大智が高校最後の大会を迎えるからです。
中学時代から世代の話題を独占してきたこの怪物投手を、
「甲子園で見ずに終わることができるか!」
というのが偽らざる心境です。
1年時に鮮烈なデビューを飾ったものの甲子園には届かず、
2年時はご存じの通りのコロナ禍で大会が行われず。
「自分たちの学年」になって臨んだ秋の大会では、
四国大会でまさかの初戦敗退。
選抜への夢は消え去り、
残されたのは今年の夏の大会だけとなりました。
森木にとって、
やはり大きな壁となって立ちはだかるのは、
智将・馬淵監督率いる明徳義塾。
圧倒的なパワーはないものの、
きっちりした守りや相手のスキを突く攻撃、
そして”試合を勝ち切る力”などの総合的な「野球力」は全国屈指の名門です。
馬淵監督は骨の髄まで”森木対策”をきっちりやってくるはず。
それに打ち勝てなければ、
森木、そしてチームが夢見た甲子園は幻に終わってしまいます。
高知高校といえば、
高知商と並んでずっと「黒潮打線」が看板の強打のチームという歴史があるものの、
近年はその打線に迫力があまりないというチーム作りになっていて、
「打ち勝って甲子園」
というのはあまり現実的ではないでしょう。
となれば、
やはり森木にかかる比重は高くなりますね。
明徳義塾と当たるのは決勝のはずですから、
そこまでにどれだけ森木の負担を減らしてエネルギーを残しておけるかという事が、
今大会のカギになりそうです。
出来れば決勝までの4試合、
登板を2試合ぐらいに抑えられればベスト。
2番手以下の投手の頑張りに、
期待しています。
とはいえ明徳義塾も、
左腕の技巧派としては全国屈指の代木投手を擁して、
狙いは全国制覇でしょうから、
久しぶりに高知県大会は「全国NO1の注目度」を集める大会となることでしょう。
センバツ初戦、
仙台育英戦での明徳の戦いを見ると、
やはり明徳は力で来るチームには苦手意識を持っている感じは否めず、
「絶好調の森木が力勝負で明徳を抑えきる」
というのが最も勝利へのシナリオを描きやすいのではないでしょうかね。
森木が夏の甲子園に登場すれば、
間違いなく優勝候補の一角に推されるでしょうから、
ワタシとしては「そんな風にならないかなあ・・・・」なんて、
とても期待してしまうわけです。
なんだかんだ言ってあと2か月。
最高のピッチングで、
高校生活を締めくくってほしいと思っています。
そしてそのあとは。。。。。
青いユニフォームに身を包んで、
関東のやや北あたりで、
活躍してほしいなあ・・・・・な~んてね。
妄想でした。。。
最新の画像[もっと見る]
- 2024.10.26 オールブラックス戦観戦記 2週間前
- 大の里 圧巻の2度目のV! 令和の怪物が相撲界を変える! 2ヶ月前
- 大の里 圧巻の2度目のV! 令和の怪物が相撲界を変える! 2ヶ月前
- 大の里 圧巻の2度目のV! 令和の怪物が相撲界を変える! 2ヶ月前
- 大の里 圧巻の2度目のV! 令和の怪物が相撲界を変える! 2ヶ月前
- ラグビーパシフィックネーションズカップ 日本代表 決勝に進出 2ヶ月前
- ラグビーパシフィックネーションズカップ 日本代表 決勝に進出 2ヶ月前
- おめでとう玉鷲。 1631回、連続出場の記録を更新! 2ヶ月前
- 第106回 全国高校野球選手権地方大会 クライマックス 3ヶ月前
- リーグワン決勝 ブレイブルーパス東京、激闘を制して初の栄冠に輝く 6ヶ月前
「高校野球」カテゴリの最新記事
- さあ各地区の優勝校決まった! 明治神宮大会で腕試し。
- 高校野球秋の陣 今日6地区で準決勝 ほぼ選抜の出場校が見えてくる
- ふと、ふと感じちゃったことなんだけど・・・・・・
- さあこい大尊時代! 幕内では大の里が、十両では尊富士が全勝でトップをひた走る!
- ヤクルト青木 ついに引退。
- 侍ジャパンU18 壮行試合 まあ、やっぱり実力の差は顕著だわなあ。。。。
- 100年の甲子園 第106回全国高校野球選手権を振り返る。
- 夏の甲子園2024 京都国際初優勝。 関東一、無念。あと一歩。
- 夏の甲子園2024 ファイナル 関東一か京都国際か? さあ、どちらに栄冠は輝...
- 夏の甲子園2024 準決勝 しびれる1点差の凌ぎ合い。
森木もいよいよ最後の大会が近づいてきましたね。
例年以上に今年の3年生は、この前入学して見ないうちに最後の大会を迎えるという感じの印象です。
昨日の佐々木にしてもそうですが、やっぱり速さに対するあこがれ、怪物に対する憧憬などがあって、「世代No1投手」を甲子園で見たい欲求は高いですね。
甲子園でガンガン勝ち進んでいく姿、見てみたいなあ。
そう思いながらとうとうラストチャンスになってしまいましたね。
今は昔と違って簡単に地方大会が動画で見られる時代。
なので、一度くらいは目にした事がある人も多いと思います。
しかし大甲子園で投げる彼の雄姿を見たいんですよね。
想像しただけでもワクワクします。
今まで明徳という高い壁に阻まれ続けてきましたが、
先の春季四国大会では予想外の展開で圧勝し、見事リベンジを果たし優勝。
その勢いのままなんとか切符を手にしてほしいものです。
(ただ、代木が投げなかったからねぇ・・・)
期待してますよぉ!今回わあ!!
なんせ高知県では久しぶりの本格派剛腕投手ですからね。(思えば中山裕章までさかのぼります)
PS
森木の他にも、杉村、左の高橋もいいですよ。
この3人での継投パターンで森木の負担を軽減しています。