昨日の首都圏。
時ならぬ春の嵐で、
雨風が吹き荒れた1日になりました。
しかしその中に、
春の気配も。
確実に春に向かって、
季節は進んでいます。
そんな中、
スポーツ界でも『新しい時代の息吹』の感じられる出来事が二つ。
まずはプロ野球から。
昨年24連勝とありえない超人的な活躍で楽天を日本一に導いたマーくん、田中将大が日本球界を去って数か月。
『超人』の後を継ぐスター候補として、
まず挙げられた昨年の新人、
日ハムの大谷と阪神の藤浪。
両者は順調に成長している感じで、
今年は両者が球界を席巻するかもしれない予感がプンプンします。
しかしながら、
今年の新人の中にも、
彼らに負けず劣らず注目を浴び続ける存在があります。
それがこのブログでも何度も取り上げている楽天の松井祐樹。
この日もオリックスを相手に、
5回無失点のピッチング。
これでオープン戦で先発した3試合12イニングを無失点。
先発ローテ入りに大きく前進しました。
『何でも貪欲に、そして柔軟に吸収する』
松井投手にとって、
プロという”最高の技術”に触れられる世界は、
なんとも合っているのだと思います。
故障さえしなければ、
どんどん高みに上っていける存在であると思うこの松井投手が、
今年どれだけやれるのかということに、
注目しています。
願わくば1年間ローテを守り、
『昨年の藤浪並み』
の活躍を期待しちゃったりしています。
そして大相撲では、
期待のホープ・遠藤が、
【横綱・大関試練の5連チャン勝負】の最終日で、
大関・稀勢の里を破って初白星を挙げました。
何だか、
『日本人ホープの新旧交代』
の儀式であったかのように、
大相撲ファンの”興味”は、
稀勢の里から完全に遠藤に移行しましたね。
遠藤の場合、
たぶんあまり遅くない時期に大関に昇進すると思われます。
そしてそこからが本当の勝負。
スピード出世で注目された
『大学出の超大物』
としては、
過去武双山、雅山、朝潮などが思い浮かびます。
彼らは早々と大関の座は射止めましたが、
そこからは伸びを欠き、
結局そこ止まりに終わってしまいました。
遠藤には、
そうならないように、
『横綱』
を目指してどんどん突き進んでいってほしいと思っています。
そして稀勢の里。
悔しかったら、
その悔しさ、
土俵上で晴らしてほしいですね。
力士としての【旬】の時期は、
短いものですよ。
ぼやぼやしている暇は、
一時もないと思うべきです。
ということで、
春の香りのする中、
大きく【翔ぶ】二人の若武者です。
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