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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

大相撲春場所が日曜日から。 稀勢の里は6場所連続の休場

2018年03月09日 | 相撲

3月に入ると、
もう大相撲の季節がやってきます。

2月にオリンピックがあったり、
その前にフットボールが盛り上がっていたりしたもんだから、
「ええっもう相撲始まるの?」
って感じです。

上位陣には休場が多かったですが盛り上がった初場所を終え、
もう新しい場所に向かう力士たち。
巡業等がない時期だったとはいえ、
本当に大変な仕事だなあと思います。

今場所も先場所から引き続いて、
横綱陣の動向が不透明です。

初場所前に引退した日馬富士が抜けて、
4横綱から3横綱になった大相撲。
その横綱陣の中で、
稀勢の里はやはりケガの回復状況が思わしくなく、
今場所は休場を選択しました。

本人は無念でしょうが、
中途半端な状態で出続けてここまで状態を悪化させたのですから、
状態が上がるまでは首に縄をつけてでも、
本場所の土俵に上げてはいけない気がします。

もう若手と呼べる年齢ではない稀勢の里。
ケガが頻発してきている状況を見ると、
土俵に戻ったとて、
長く綱を張り続けることは難しいでしょう。

しかし、
「さすがは横綱」
という記憶を人々に残して、
最後に土俵を去ってもらいたいと思います。

たとえ短命でもいいから、
キラキラと輝く相撲っぷりを、
ファンに見せてもらいたいと強く念願しています。

「休むことも仕事」
これしかいうことはありません。


一方で白鵬と鶴竜も、
それぞれにけがを抱えて、
なかなか厳しい場所前となっています。

まだ現時点では、
両横綱ともに出場を明言してはいません。

もちろん彼らもベテランの年齢に差し掛かっていますから、
無理は禁物。
しかし3横綱がすべて休場となったら、
もちろん毎日の土俵で「横綱の土俵入り」も行われなくなるわけですから、
寂しいことこの上ないとは言えますね。

横綱土俵入りのない本場所って。。。。。。。

まあ、鶴竜は出場する可能性が高いそうですが、
これまでを見る限り、
”手負いの鶴竜”がいい成績を残すとは思えないしなあ。。。。。


しかしいったん下に目を向けると、
本当に群雄割拠の様相を示しており、
面白いことこの上ない状況が出来上がっています。

中でも大関の高安が意欲的なようです。
”部屋の大将”稀勢の里は今場所も休むのですが、
その間にこの高安が虎視眈々と綱に狙いを絞っているように見えます。
先場所の後半戦の相撲は、
ケガをする前の馬力が戻ったような力強い相撲っぷりだったので、
期待が持てそうです。

一方の大関、豪栄道は。。。。。
いくら「場所前は絶好調」って聞いてもねえ。。。。。
これまでがこれまでだけに。

先場所優勝の栃ノ心は、
先日のけいこで足を痛めたものの、
本人は出場に支障なしと言っているようで、安心しました。

今場所二けた以上勝って、
来場所を”大関獲りの場所”としたいところです。
実力的にはもう十分に「大関クラス」で間違いありませんから、
横綱という鬼の居ぬ間に、
バンバン勝ち星を積み重ねて、
高みに上っていってほしいですね。
初めての子供も生まれ、気力は充実していることでしょう。

一方の関脇御嶽海。
先場所、特に後半戦は、
上位に上がってから初めてともいえるほどの”相撲の壁”にぶち当たった場所となりました。

何とか勝ち越したものの、
今場所は真価の問われる場所になります。

大学相撲出身の力士の傾向として、
ここまで(三役まで)は順調に来るのですが、
ここから頭打ちになるという傾向が、
最近は極めて強いです。

ここの壁を打ち破って大関、横綱と駆け上がっていく力士が、
本当に少ないですね。
幕内から三役に駆け上がるまでが早い出世ですので、
大いに期待されているのですが、
ここからのフェードアウトっぷりもまた、
最近の大相撲の風物詩と言えるぐらいの年中行事。

この壁を破るために、
御嶽海にとっては本当に大切な場所になりそうです。
それは遠藤やら正代やらにとっても同じこと。
どういう場所にしてくれるのでしょうか。

同じく先場所”壁”に跳ね返された若手の出世頭にして同年代の阿武咲と貴景勝。
阿武咲は今場所休場のようですが、
貴景勝は捲土重来を期す場所です。

そして「帰ってきた進撃の巨人」逸ノ城がどこまでホンモノの力をつけてきたのか、
それを図るのにも格好の場所です。

”元気な中年組”玉鷲、嘉風、松鳳山や怪我の多い勢などにも、
また本場所を沸かせてほしいところ。

まあ、
いずれにしても、
「力士は本場所で相撲を取ってなんぼ」
の世界。

ゴタゴタを起こさず、
今場所は土俵に集中できる環境を作ってほしいものだと思います。

「荒れる春場所」は、
ある意味初日が始まる前から、
荒れ模様。

先場所の栃ノ心のように、
誰が賜杯を手にするのか、
まったくわかりません。

「穴党」のワタシの春場所予想
◎ 高安
〇 逸ノ城
▲ 栃ノ心 玉鷲


そんなところで、どうだ~!



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